# 岩元先輩ノ推薦

## 基本情報

- 著者: 椎橋寛
- 連載: ウルトラジャンプ
- ジャンル: ファンタジー、歴史、サスペンス
- 評価: 8.3/10
- 最終更新日: 2026年06月02日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/0109a7eb-6637-435a-9f4d-ead18da82664

## あらすじ

大正時代、軍属の機関に所属する岩元胡堂は、各地で確認される「異能者」を調査・保護（推薦）する任務に就いていた。椎橋寛が描く、レトロな世界観と不気味な怪異が融合した和風異能サスペンス。異能者たちの悲しき背景と、飄々としつつも底知れぬ実力を持つ岩元先輩の魅力に引き込まれる。『ぬらりひょんの孫』の作者が放つ、独特の筆致で描かれた浪漫溢れるダークファンタジー。

## この漫画を読むのに向いている人

- 墨絵のような和風の作画と大正時代の設定が醸し出す、独特の美しい雰囲気の世界観に浸りたい人
- 飄々としているのにいざとなれば圧倒的な実力を見せる、**掴みどころのない格好いい先輩キャラ**に惹かれる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 独特の言い回しで語られる世界観の説明が序盤に多く、すんなり頭に入らないことで置いてけぼりを感じる人
- 主人公の後ろ盾が万能すぎて緊張感が薄れがちになる展開に、ピンチの緊迫感を求めている人

## 良い所

- 椎橋寛先生の描く和風テイストの作画が本当に素晴らしい。墨絵のようなタッチと、大正時代の軍服や風景のディテールが世界観に完璧にマッチしていて、絵を見ているだけで惚れ惚れします。
- 岩元先輩のキャラクターがとても魅力的です。普段は飄々としてつかみどころがないのに、いざという時には圧倒的な実力を見せる、そのギャップと底知れなさに惹かれます。
- 異能者たちが単なる敵ではなく、それぞれの悲しい過去や事情を抱えており、岩元先輩が彼らを「推薦（保護）」していく過程にドラマがあって読み応えがあります。
- 異能（アノマリー）のデザインや能力の設定が独創的で、ホラーチックな不気味さがありながらもどこか美しさがあります。敵のデザインの良さは流石の一言です。
- 大正時代の歴史的背景（軍部の思惑など）が物語に絡んできて、単なる異能バトルにとどまらないサスペンスとしての奥深さがあり、今後の展開が非常に気になります。

## 悪い所

- 設定や世界観の説明が独特の言い回しで行われることが多く、一度読んだだけですっと頭に入ってこない時があります。少し癖のあるテキストに慣れが必要です。
- 岩元先輩の実力が圧倒的すぎるため、戦闘において「どうせ先輩がなんとかしてくれる」という安心感が強く、ピンチの緊迫感に欠けるきらいがあります。
- 物語の全体的な目的（最終的な敵は誰なのかなど）が序盤では見えにくく、エピソードの羅列に感じてしまう時期がありました。物語の推進力が少し弱いと感じるかも。
- 異能者の保護というテーマ上、暗く救いのない結末や悲劇的な展開も多く、スカッとしたバトルアクションを期待して読むと少し雰囲気が重たいと感じるかもしれません。
- 絵柄の個性が強いため、『ぬらりひょんの孫』のファンにはたまらない一方で、初めて椎橋先生の作品を読む人には少し画面が黒くて見づらいと感じられる部分があるかもしれません。
