レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
弁護士と17歳 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
弁護士と17歳
完結著者: 小野アンビ
連載: 別冊フレンド
評価: 7.2/10
あらすじ
子どもの頃からずっと好きだった幼なじみに、何度も告白してやっと恋人になれた。けれど17歳の理瀬を待っていたのは、9つ年上の弁護士・博臣が口にした「18歳になるまで一線は越えない」という宣言。法律を誰より知る男は、どれだけ誘われても理性と知識を盾に涼しい顔でかわしていく。早く大人になりたい女の子と、決めたことは曲げない男。あの手この手の誘惑と、余裕たっぷりのかわし方。じれったいのに気づけば笑っている、そんな攻防が続く。交際がばれそうになる場面も、遠く離れて暮らす時間も、進路に迷う夜も重ねて、二人の距離はゆっくり縮まっていく。まっすぐな想いが届いた先で待つ、卒業とその先の約束!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 法律も筋もきちんと守ったうえで愛情を注いでくれる年上の男性に、まっすぐ心をつかまれてしまう人
- かみ合いそうでずれていく大人と高校生の会話を、にやにやしながら追いかけていたい人
- きれいごとで包まない生々しいヒロインが出てくる、今までにない少女漫画を探している人
向いていない人
- 話がゆっくりとしか進まない展開が長く続くと、同じ場面の繰り返しに思えて読む気力が落ちる人
- 関係を進めたいという同じ訴えを繰り返すヒロインの姿が続くと、だんだん気持ちが離れてしまう人
- 年の離れた相手との恋愛という設定そのものを現実に置き換えて、引っかかりを覚えてしまう人
良い感想・レビュー
- 高校生のうちは寸止めでいてほしい、という恋愛観なので、法律をきちんと守ったうえで愛情を注いでくれる恋人という形が理想そのものでした。知性のある付き合い方に何度もうなずいています。
- 小さい頃から好きだった相手にやっと振り向いてもらえたのに、卒業までお預けを言い渡されました。それでも諦めずにぶつかっていくヒロインの健気さに笑いながら、最後まで楽しく読めました。
- 法律をきっちり守る側の大人と、天然でまっすぐな女子高生、この二人のやりとりがとにかくおかしい。かみ合いそうでずれていく会話に、何度も吹き出してしまった。
- ここまで生々しく描かれた女子高生が主人公の少女漫画には、今まで出会ったことがありません。きれいごとだけで包まない描き方が新しくて、素直に面白かったです。
- 大人になりたくてうずうずしている女の子の描写がおかしいのに、いざその場面が近づくと当人より読んでいるこちらが緊張してしまう。この落差がいい。
悪い感想・レビュー
- 絵はかわいくて上手だと思ったのに、関係を進めたいというヒロインの訴えが何度も繰り返されるので、途中からくどく感じてしまい、そこだけ気持ちが乗りきりませんでした。
- とにかく話の進みがゆっくりで、読んでも読んでも状況が変わらない。似たようなやりとりが続くので、もう少しテンポよく動いてくれたらと思いながらめくっていた。
- 読み進めるうちに、ヒロインの押しの強さがだんだんわずらわしく感じられてきました。応援したい気持ちが途中でしぼんでしまったのが正直なところです。
- ヒロインの中身が年相応よりも幼く見えてしまう場面が多くて、そこが引っかかりました。恋のこと以外にも目を向けて、もう少し落ち着いてほしかったです。
- 漫画としては文句なしに面白いけれど、年の離れた相手との関係という設定を現実に置き換えると、どうしても戸惑いが残った。作り話と割り切って読んでいる。
同じジャンルの漫画
該当作品はありません。
