# BANANA FISH

## 基本情報

- 著者: 吉田秋生
- 連載: 別冊少女コミック
- ジャンル: 少女漫画、クライムサスペンス、アクション
- 評価: 9.3/10
- 最終更新日: 2026年06月13日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/04ad3cc7-4799-40b8-8057-0e41fdb7e9e6

## あらすじ

1973年のベトナム。米兵グリフィン・リンクスが突然錯乱し、「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉を残して廃人と化す。12年後のニューヨーク、ストリートギャングを率いる17歳の少年アッシュ・リンクスは、瀕死の男から正体不明の薬物と「バナナ・フィッシュに会え」という言葉を託される。兄を壊した言葉との符合に気づいた彼は、真相を追い始めた。薬物の裏にはマフィアのボス、ディノ・ゴルツィネがいた。日本から来たカメラマン助手・奥村英二を巻き込み、アッシュはマフィアと、やがてアメリカ政府中枢まで及ぶ陰謀へ全面対決を挑む。少女漫画の枠を突き破った、傷だらけのクライムサスペンス！

## 良い所

- アッシュと英二の関係は既存のどんな言葉でも言い表せない。**こんなに心を揺さぶられる作品にはもう二度と出会えない**かもしれないと、本気で感じています。
- 主要キャラだけでなく、登場する一人一人の背景がしっかりしていて、**全員が何かしら切なさを抱えている**ため、どのキャラにも感情移入してしまいました。
- 男同士の恋愛というよりは、**人間同士の魂の結びつき**に近いと言うほうが正確だ。日常生活に支障が出るほど心を奪われた、と書いている読者が複数いました。
- 30年ぶりの再読。携帯もソ連もあった時代設定なのに**まったく古さを感じさせない**作品だった。映画ゴッドファーザーをシリーズで観たような深い満足感。
- マフィアや政府とストリートキッズが入り乱れる戦場で、**少女漫画だということを完全に忘れさせる**アクションの熱さで、アッシュが本当に美しく気高い。

## 悪い所

- ハッピーエンドで終わってほしかったので、**あのラストはちょっと残念**でした。それでも読後の脱力感が何日か続いて、それだけ引き込まれた証拠だとも思っています。
- アッシュの過酷な境遇が**何度も読むのをやめようかと思うほど**ショッキングで。ハッピーエンド好きとしては、挑戦したことを本当に激しく後悔しました。
- 救われない重い展開が次々と続き、**読者をかなり選ぶ**作品だと思います。気軽に始めると面食らうので、耐性があるか事前に確認してから読む方がいいです。
- 暴力描写がやや多めで、**性的行為も「暴力」として描かれる**シーンが少なくない。展開がわかっている分、読み返すのがかえってきつくなる部分がありました。
- 17歳がマフィアや軍隊と渡り合う設定は、やはり**少女漫画ならではのファンタジー感**がある。とにかくリアル志向の人にはなかなか合わないかもしれません。
