# トーキョーカモフラージュアワー

## 基本情報

- 著者: 松本千秋
- 連載: ヤングキング
- ジャンル: 青年漫画、恋愛、オムニバス、社会人恋愛
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月31日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/05b6403e-533e-41c7-bfae-0db878399be9

## あらすじ

山形から転勤で東京に出てきた宇都宮宏人は、先輩に連れ出された夜の街で、酒と煙草が好きな年上の曽根ちゃんと出会い、勢いのまま一夜を過ごしてしまう。都会になじもうと見栄を張る宏人に、曽根ちゃんたちはドライで打算まじりの本音をさらりと突きつける。妻子がいることを隠すバーテンダーと離れられない目黒ちゃん、お会計の割り勘でもやもやする男女、体だけの関係から抜け出せない二人、冷めきった夫婦と、東京のあちこちで恋人と呼ぶには足りない関係が短い話の中に切り取られていく。前の話の脇役が、次の話で主人公として顔を出すこともある。誰もが寂しさや身勝手さを隠しながら、街の速さに合わせて生きている。笑えて、ちくりと痛い、こじらせ大人たちの恋愛未満オムニバス！

## この漫画を読むのに向いている人

- 付き合う手前の**どっちつかずなもやもや**に覚えがあって、ほろ苦い本音の話にうなずきたい人
- 割り勘やデートの会話など、**男女のあるあるをリアルに切り取った短い話**をすき間時間に読みたい人
- 一話ごとに完結しつつ、**前の話の脇役が次で主役になるつながり**を見つけるのが好きな人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 一話ずつ**はっきりしたオチや大きな展開**がほしく、話がふわっと終わると物足りなく感じる人
- 読んだあとに**元気をもらえる明るい恋愛もの**を探していて、こじれた大人の関係は疲れてしまう人
- リアルな日常ものの中に、**怪物が出てくるような不思議な演出**が混じると気持ちが冷めてしまう人

## 良い所

- 何気ないカップルのもやもやに婚活、冷めた夫婦まで、東京で暮らすふつうの人の話が毎回短くまとまっています。**あるあるで終わらず心の中の本音まで言葉にしてくれる**ので、毎話うなずかされます。
- 夢いっぱいでもなく堅実でもない、**どっちつかずでふわふわした恋愛未満の話**がものすごくリアル。愛されてもいないのに期待してしまう場面で、昔のもやもやがよみがえって古傷がしみる。
- 序盤のお会計の話から身につまされました。こちらは飲まないのに相手ががばがば飲み、**ちょっと多く払っただけでお礼を求められる理不尽さ**。あったあった、と笑ってしまいます。
- キュンとするより、**心をギュッとつかまれて苦しくなるリアルさ**のほうが強い。それでもそのしんどさにハマって、集め続けている。恋愛だけでなく、ときどき描かれる友情の話も楽しみのひとつ。
- つながりのない超短編に見えて、**前の話に出てきた人が別の話で主人公になる**仕掛けが楽しいんです。男女のあるあるが中心で、きれいごとがないのもリアル。無料分を読み終えたあと、ポイントまで使い切りました。

## 悪い所

- 高い評価が多くて期待したぶん、がっかりしました。中身が薄く、**オチがないまま「で？」で終わる話**ばかりに感じます。好みの問題とはいえ、すすめたいとは思えません。
- 短くて読みやすく、あるあるに共感もできる。けれど**読んでも元気にはなれない**。出てくる人がみんなややこしくて息がしにくく、こんな人ばかりの世の中ならうんざりだ。
- 東京の男女の日常をリアルに切り取る作風は好きなのに、**急に目玉の怪物が出てくる回**だけは何の意味があったのかわからない。その回は流し読みしたし、あれは失敗だったのでは。
- イマドキの、大人になりきれない大人を描いた恋愛オムニバスとして、共感できるところは多いです。ただ、**話がどこで切れてどこでつながっているのか**わかりにくいのが弱点。
- こじらせ男女のコメディとして、何度か声を上げて笑いました。ただ、恋愛から遠ざかった身には、**こじらせて素直になれない女性にイラッとする**場面も。クールな曽根ちゃんだけは好みで、もっと出てきてほしいです。
