# 聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

## 基本情報

- 著者: 車田正美
- 連載: 週刊少年チャンピオン
- ジャンル: ファンタジー、バトルアクション、少年漫画
- 評価: 7.9/10
- 最終更新日: 2026年07月07日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/072b167b-5ccc-4d49-a36b-f5fe9d9487ca

## あらすじ

冥王の呪いを受け、命が残りわずかとなったペガサス星矢。彼を救う道はただ一つ、二百数十年前の聖戦の世界で呪いの剣を砕くことだった。女神アテナは時の神の力を借り、過去へと身を投じる。そこでは星矢の前世にあたる若き戦士や、のちに伝説と呼ばれる黄金聖闘士たちが、覚醒しつつある冥王の依代を前に過酷な運命へ振り回されていた。歴史から抹消されたはずの十三人目の聖闘士が目を覚まし、聖域全体がかつてない混乱へ沈んでいく。時空を越えて集ったかつての戦士たちが、次々と小宇宙を燃え上がらせてぶつかり合う。全編オールカラーで甦る、あの日の熱狂そのままの銀河神話！

## この漫画を読むのに向いている人

- 一度は幕を下ろしたはずの物語の、作者本人が手掛ける**正統な続き**をずっと待ち望んでいた人
- 必殺技の叫びとともに小宇宙が燃え上がる、**全編カラーの熱いバトル**に胸を高鳴らせたい人
- あの頃に夢中になった戦士たちが再び集い、力を合わせて戦う姿に**懐かしさで胸を熱くしたい**人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 一つの山場までじっくり待つよりも、間延びせず**テンポよく話が進んでいく**展開を求めたい人
- 長く積み重ねてきた戦いの果てに、登場人物みんなが報われる**すっきりとした結末**を求めたい人
- これまでの設定やデザインを受け継いだ作りよりも、**まったく新しい世界観**を一から味わいたい人

## 良い所

- 一度は終わった物語の続きを、また作者本人が描いてくれる。この事実だけで胸が熱くなった。あの熱い世界観がそのまま残っていて、二日で一気に読み切ってしまった。**本物の正統続編**だと感じる。
- 繊細さには欠けるかもしれない。でも勢いだけでぐいぐい引き込まれるのだから、長く愛されるのも納得だ。あの頃のワクワクがちゃんと残っていて、**一撃で小宇宙が燃え上がる**。フルカラーがまた豪華でたまらない。
- アンドロメダやフェニックスといった、あの頃夢中になった青銅聖闘士が次々に現れる。私は涙をこらえられませんでした。作者本人にしか描けないものだと思います。**往年のファンへのご褒美**のようでした。
- 今回は女神みずからが現代の危機を救うために動く。しかも新旧の黄金聖闘士が入り乱れて戦うのだから、その**発想の新しさ**にやられた。一癖も二癖もある連中ばかりで、一気に読み進めてしまった。
- 前作では伝説として語られるだけだった二人の、まだ未熟な若き日の戦いが描かれる。聖域の危機に立ち向かうその姿を見られるだけで、私は胸が熱くなりました。**始まりの戦い**をこの目で追える喜びは大きいです。

## 悪い所

- 数か月に一話という不定期の連載は覚悟していました。それでも単行本が出るまでに何年もかかると、前に何が起きていたのかを忘れてしまいます。**待たされすぎて話が途切れる**感覚には、正直まいりました。
- アテナが人間に降ろされ、みんなが記憶を消されて自分が誰かも分からないまま日常へ戻る。この結末には、これまで命をかけた戦いは何だったのかと、**脱力感だけが残りました**。こんな幕引きは求めていませんでした。
- 昔のあの凛とした雰囲気が、今作ではほとんど感じられません。カラーはきれいなのに、時々キャラの顔つきやデッサンの崩れが気になってしまう。**作画の衰え**が寂しくて、物語に入り込めない場面がありました。
- 過去の時代が舞台のはずなのに、黄金聖闘士の必殺技も性格も現代とほとんど変わりません。歴史のつながりとして不自然で、新鮮さもありません。**前作の焼き直し**をカラーで見せられている気がしました。
- 十三人目の聖闘士が復活すると何度も引っ張られた末、登場まで何年もかかり、各宮を説き伏せて回るくだりが長くて中だるみしました。おかげで冥王との戦いという**肝心の主軸**がすっかり後回しにされた印象です。
