レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
完結著者: 環望
連載: 月刊コミックフラッパー
ジャンル: 青年漫画/バトル・アクション/吸血鬼・ダークファンタジー/サスペンス・ホラー
評価: 7.6/10
あらすじ
記憶をなくしたまま高校に通っていた少年は、十七歳の誕生日に吸血鬼を束ねる女王と出会う。女王が日本へ来た目的は、国のとてつもない借金を肩代わりする代わりに東京湾の埋立地を買い取り、闇の一族だけが暮らす特区を建てることだった。刺客との戦いのさなか、少年は自分が人狼の騎士だったと思い出す。幼い日に交わした誓いのまま、彼女に仕えると決めた。だが一族が表に出たことで人間の側は荒れ、王座を狙う貴族や根絶やしにしようとする過激派が次々に牙をむく。幼い姿のまま永遠を生きる女王の孤独と、それを支えるひとりの少年。妖しさと哀愁がにじむネオ・ヴァンパイア・クロニクル!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 現代の街のど真ん中に吸血鬼だけの国ができるという、政治の駆け引きを含んだ設定にわくわくする人
- 幼い姿の女王と、命がけで彼女に仕える騎士。その主従がそのまま恋になる関係をじっくり追いたい人
- 妖しさと哀愁が同じ濃さで流れる、夜の匂いがする世界観にどっぷりひたっていたい人
向いていない人
- 勢力どうしの争いが長く続き、回収されないままの伏線が残る運びにもやもやしてしまう人
- 幼く見えるキャラクターの露出の多い場面が何度も重なると、読む手が止まってしまう人
- 腹の探り合いや政治の駆け引きをじっくり読みたくて、戦いとお色気に寄った作りが苦手な人
良い感想・レビュー
- 現代の街のただ中に吸血鬼の国を建てるという特区の発想が新しくて、私はそこでまず心をつかまれました。少女の姿をした女王の気高さと、それを命がけで守る少年の関係もいいんですよね。
- 自分だけ姿が変わらず、死ねば一族も滅ぶ。女王がそんな永遠を重荷として抱えている描写に僕は惹かれた。守ると告げた少年の一言が彼女に小さな光を灯し、別れと再会を経て和解へ向かう流れがいい。
- 見た目は幼いのに国を立ち上げて政治をこなし、一族の子が増えない悩みを抱え、人狼の少年を想っています。この女王が背負うものの幅に私は引き込まれました。少女とは呼べない重さがあります。
- 吸血鬼ものは合わなくて外すことが多かった私にとって、現代を舞台にここまで大きく世界を広げてくれる吸血鬼漫画は貴重。迫害が世界へ広がり、舞台が海を越えて遺跡へ移る流れも待っていた続きそのもの。
- 連載が一度終わってから読み始めた口ですが、話の運びも戦いの場面も俺は引き込まれっぱなしです。妖しさと哀愁が同じ分だけ流れているバランスに惹かれます。露出は多めでも健康的な絵で気になりません。
悪い感想・レビュー
- 特区ができてからは勢力どうしのいざこざが続き、話の筋が私にはまとまって見えなかった。伏線をいくつも残したまま最終話まで来てしまう。戦いの場面も絵があまり動かず、迫力に欠けるのが惜しい。
- 表情とセリフが噛み合っていない場面に、私はどうしても引っかかります。必要とも思えない露出の多い服装も重なって、絵の空気はずいぶん独特。ここは受けつけない人がけっこういそうです。
- 絵は整っていくのに、だんだんアニメ寄りの幼い線になったのが僕には物足りませんでした。描きこみの薄さも気になります。姫と騎士に各国の思惑が絡む筋立ても、どこかで見た形に思えました。
- 前の連載にあった政治の駆け引きが薄れて、今は戦いとお色気に寄った作りへ傾いた。政治の要素がまるで無いとは言わないが、比重は明らかに戦闘の側だ。腹の探り合いを読みたかった俺には少し寂しい。
- はっきり完結とは書かれていないのに、締めは二人が幸せになる形でまとまっていました。それはいいのですが、私にはしめくくりの物足りなさが残ります。もう少し二人の距離が縮む場面を読みたかったです。
良い感想・レビュー
- 現代の街のただ中に吸血鬼の国を建てるという特区の発想が新しくて、私はそこでまず心をつかまれました。少女の姿をした女王の気高さと、それを命がけで守る少年の関係もいいんですよね。
- 自分だけ姿が変わらず、死ねば一族も滅ぶ。女王がそんな永遠を重荷として抱えている描写に僕は惹かれた。守ると告げた少年の一言が彼女に小さな光を灯し、別れと再会を経て和解へ向かう流れがいい。
- 見た目は幼いのに国を立ち上げて政治をこなし、一族の子が増えない悩みを抱え、人狼の少年を想っています。この女王が背負うものの幅に私は引き込まれました。少女とは呼べない重さがあります。
- 吸血鬼ものは合わなくて外すことが多かった私にとって、現代を舞台にここまで大きく世界を広げてくれる吸血鬼漫画は貴重。迫害が世界へ広がり、舞台が海を越えて遺跡へ移る流れも待っていた続きそのもの。
- 連載が一度終わってから読み始めた口ですが、話の運びも戦いの場面も俺は引き込まれっぱなしです。妖しさと哀愁が同じ分だけ流れているバランスに惹かれます。露出は多めでも健康的な絵で気になりません。
悪い感想・レビュー
- 特区ができてからは勢力どうしのいざこざが続き、話の筋が私にはまとまって見えなかった。伏線をいくつも残したまま最終話まで来てしまう。戦いの場面も絵があまり動かず、迫力に欠けるのが惜しい。
- 表情とセリフが噛み合っていない場面に、私はどうしても引っかかります。必要とも思えない露出の多い服装も重なって、絵の空気はずいぶん独特。ここは受けつけない人がけっこういそうです。
- 絵は整っていくのに、だんだんアニメ寄りの幼い線になったのが僕には物足りませんでした。描きこみの薄さも気になります。姫と騎士に各国の思惑が絡む筋立ても、どこかで見た形に思えました。
- 前の連載にあった政治の駆け引きが薄れて、今は戦いとお色気に寄った作りへ傾いた。政治の要素がまるで無いとは言わないが、比重は明らかに戦闘の側だ。腹の探り合いを読みたかった俺には少し寂しい。
- はっきり完結とは書かれていないのに、締めは二人が幸せになる形でまとまっていました。それはいいのですが、私にはしめくくりの物足りなさが残ります。もう少し二人の距離が縮む場面を読みたかったです。
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