レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
読む前に確認したい相性
向いている人
- リアリティのある痛い描写と、そこから少しずつ変わっていく主人公に共感できる人
- 会話が噛み合わないやりとりのセンスや、濃密な女子の関係性の描写が好きな人
- 群像劇へと変わってからのドラマ的な厚みと温かさを楽しみたい人
向いていない人
- 序盤の自意識過剰なモノローグや他者を見下す態度が受けつけにくい人
- 初期の孤独な空気感が好きで、賑やかになる後半の展開に違和感を感じる人
- シュールすぎるギャグのテンションについていくのが難しいと感じる人
良い感想・レビュー
- 初期の「見ていて息が詰まるほどリアリティのある、ぼっちの痛い描写」には、自分の過去の黒歴史を抉られるような激痛と、それ以上の愛おしさを感じて、ページを捲る手が止まりませんでした。
- 物語の中盤、修学旅行編からの展開が神懸かっており、もこっちの周囲に自然と個性的な女子たちが集まり、群像劇へと変貌していく様子には、かつてないカタルシスと感動を覚えました!
- 谷川ニコ先生の「会話の間」や、キャラクターたちの絶妙に噛み合わないやり取りのセンスが抜群です。笑えるシーンの裏側に、人間関係の難しさや切なさが同居しているのが本作の真髄です。
- もこっちを慕う(?)女子たちの百合とも友情ともつかない、濃密で歪な関係性が最高に面白いです!誰がもこっちの「一番」になるのか、現代の群像劇として最高峰の面白さを誇っています。
- 「嫌な奴」だったはずのもこっちが、少しずつ他者を受け入れ、変化していく姿を見守るのが、今や人生の楽しみの一つになっています。こんなに化ける漫画は他にない、奇跡のような傑作です。
悪い感想・レビュー
- 初期の「主人公の性格の悪さや、周囲を見下す態度」が、あまりに生々しくて受け付けず、彼女が救われる中盤まで読み進める前に脱落してしまう人がいるのも、無理はないなと感じるほど尖っています。
- 物語が群像劇化して以降、登場キャラクターが非常に増えたため、それぞれの名前や特徴、人間関係の相関図を把握し続けるのが少し大変に感じられることがあります。初期のぼっち感が好きだった人には複雑かも。
- もこっちの自意識過剰なモノローグが、あまりに長く続く回があり、もう少しテンポよく物語を動かしてほしいな、と感じてしまう時期が稀にありました。彼女の思考こそが魅力ではあるのですが。
- 「モテない」というタイトルに反して、現在は周囲に愛されすぎている状況について、初期の徹底した孤独描写に共感していた読者からは、少し「裏切られた」ような贅沢な不満が出てしまう可能性があります。
- 一部のシュールすぎるギャグが、自分の笑いのツボと合わない時に、物語のノリに置いてけぼりにされたような感覚になることがありました。谷川先生の独特な感性についていくには修行が必要です(笑)。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
初期の「見ていて息が詰まるほどリアリティのある、ぼっちの痛い描写」には、自分の過去の黒歴史を抉られるような激痛と、それ以上の愛おしさを感じて、ページを捲る手が止まりませんでした。
初期の「主人公の性格の悪さや、周囲を見下す態度」が、あまりに生々しくて受け付けず、彼女が救われる中盤まで読み進める前に脱落してしまう人がいるのも、無理はないなと感じるほど尖っています。
物語の中盤、修学旅行編からの展開が神懸かっており、もこっちの周囲に自然と個性的な女子たちが集まり、群像劇へと変貌していく様子には、かつてないカタルシスと感動を覚えました!
物語が群像劇化して以降、登場キャラクターが非常に増えたため、それぞれの名前や特徴、人間関係の相関図を把握し続けるのが少し大変に感じられることがあります。初期のぼっち感が好きだった人には複雑かも。
谷川ニコ先生の「会話の間」や、キャラクターたちの絶妙に噛み合わないやり取りのセンスが抜群です。笑えるシーンの裏側に、人間関係の難しさや切なさが同居しているのが本作の真髄です。
もこっちの自意識過剰なモノローグが、あまりに長く続く回があり、もう少しテンポよく物語を動かしてほしいな、と感じてしまう時期が稀にありました。彼女の思考こそが魅力ではあるのですが。
もこっちを慕う(?)女子たちの百合とも友情ともつかない、濃密で歪な関係性が最高に面白いです!誰がもこっちの「一番」になるのか、現代の群像劇として最高峰の面白さを誇っています。
「モテない」というタイトルに反して、現在は周囲に愛されすぎている状況について、初期の徹底した孤独描写に共感していた読者からは、少し「裏切られた」ような贅沢な不満が出てしまう可能性があります。
「嫌な奴」だったはずのもこっちが、少しずつ他者を受け入れ、変化していく姿を見守るのが、今や人生の楽しみの一つになっています。こんなに化ける漫画は他にない、奇跡のような傑作です。
一部のシュールすぎるギャグが、自分の笑いのツボと合わない時に、物語のノリに置いてけぼりにされたような感覚になることがありました。谷川先生の独特な感性についていくには修行が必要です(笑)。




