レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
囚人リク の感想と評価(良いところ、悪いところ)
囚人リク
完結著者: 瀬口忍
連載: 週刊少年チャンピオン
評価: 8.5/10
あらすじ
隕石が落ちて首都が壊滅してから十年。復興の外側に取り残された壁の中のスラムで、十三歳の少年リクは元警官のおじさんを親のように慕って生きていた。だがそのおじさんは、警視総監の悪事を暴こうとして殺されてしまう。現場に居合わせたリクは犯人に仕立て上げられ、懲役三十年を言い渡されて絶海の孤島にある最悪の監獄へ送られる。拷問と囚人同士の潰し合いが日常の島で、それでもリクは折れない。恩人の仇を討ち、隠された真実を暴くために脱獄を心に決める。冷たくあしらっていた工場のボスも、気の弱い男も、この少年のまっすぐさに少しずつ動かされていく。やがて伝説の脱獄王まで巻き込み、看守の目を盗んで計画は進む。理不尽な鉄格子に、丸腰の正義でぶつかる少年の反撃!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 腕っぷしでは勝てない相手に、折れない心ひとつで立ち向かう主人公の姿を最後まで追いかけたい人
- 敵だった相手が一人また一人と味方に変わっていく、男同士の熱い絆の積み上がりにしびれたい人
- 狭い場所で計画を練り上げていく、逃げ場のない張りつめた空気をじっくり味わいたい人
向いていない人
- 拷問や暴力の重い場面が延々と続くので、気持ちの削られる展開に長く付き合うのがしんどい人
- ごつくて濃い顔立ちの男ばかりが並ぶ絵に癖があるため、見た目の好みで読むかどうかを決める人
- 似た形の苦境が何度も巡ってくるかなり長い話なので、短くすっきりまとまった読み口を求める人
良い感想・レビュー
- 脱出ものはゴールに着いた瞬間に終わって物足りないことが多いのに、この話は根っこに復讐があるせいか最後まで飽きずに読めました。強いのは体ではなく精神力だけ、そこが他と違います。
- 無料分を読んだら続きが気になって何巻か買ってしまった。絵柄は正直あまり得意じゃないけれど、話は大好きだ。主人公の頭の回転の速さが面白さを押し上げているし、周りとの関わり方もいい。
- 暴力と理不尽しかない檻の中で、殴られても蹴られても仲間をかばい、こんな世の中は間違ってると言い続けます。弱いのに信じた正義を曲げない姿に胸が熱くなりました。極悪人が感化されて味方になる流れがいいです。
- 喧嘩が強いわけでも後ろ盾があるわけでもない、体の小さな少年が自分を曲げずに人を助け、その行いで敵だった相手まで変えてしまう。かっこよくて憧れる。先が読めなくて、めちゃくちゃ面白い。
- 隙のない話運びと、迫力があるのに細かいところまで描き込まれた絵。おかげで男が男を認めるという古い型の話が高いところまで引き上がっています。作者の信念がびりびり伝わってきました。
悪い感想・レビュー
- せっかく抜け出せたと思ったら、さらに厳しい監獄へ移される展開に落胆しました。逃げ切れるかどうかのぎりぎりの緊張感こそが面白かったのに、引き延ばしのせいで中だるみした気がします。
- 終わり方があっけなかった。抜け出すまでの過程が入り組んでいて色々起きていたので、まだ続くと思っていた。謎も残ったままだし、憎い敵役が最後に急に穏やかになるのもよくわからない。
- 一発殴っておしまい。前半のはらはらする感じは好きだったけれど、あれだけ長く引っ張っておいて最後の山場があっさりしすぎで、正直まだ納得がいっていません。もう少し見せてほしかったです。
- 計画が看守に見つかったときの切り抜け方も、船の一件も、解決の仕方が強引だと感じます。最初は綿密だった作戦がだんだん運頼みになっていくので、ご都合主義っぽさが目についてしまいました。
- 看守の失禁シーンみたいな、汚くて過激なギャグや癖の強い演出が多すぎる。緊迫した脱獄サスペンスのつもりで手に取ると、少年誌ならではのイカれたノリについていけない瞬間があるはずだ。
良い感想・レビュー
- 脱出ものはゴールに着いた瞬間に終わって物足りないことが多いのに、この話は根っこに復讐があるせいか最後まで飽きずに読めました。強いのは体ではなく精神力だけ、そこが他と違います。
- 無料分を読んだら続きが気になって何巻か買ってしまった。絵柄は正直あまり得意じゃないけれど、話は大好きだ。主人公の頭の回転の速さが面白さを押し上げているし、周りとの関わり方もいい。
- 暴力と理不尽しかない檻の中で、殴られても蹴られても仲間をかばい、こんな世の中は間違ってると言い続けます。弱いのに信じた正義を曲げない姿に胸が熱くなりました。極悪人が感化されて味方になる流れがいいです。
- 喧嘩が強いわけでも後ろ盾があるわけでもない、体の小さな少年が自分を曲げずに人を助け、その行いで敵だった相手まで変えてしまう。かっこよくて憧れる。先が読めなくて、めちゃくちゃ面白い。
- 隙のない話運びと、迫力があるのに細かいところまで描き込まれた絵。おかげで男が男を認めるという古い型の話が高いところまで引き上がっています。作者の信念がびりびり伝わってきました。
悪い感想・レビュー
- せっかく抜け出せたと思ったら、さらに厳しい監獄へ移される展開に落胆しました。逃げ切れるかどうかのぎりぎりの緊張感こそが面白かったのに、引き延ばしのせいで中だるみした気がします。
- 終わり方があっけなかった。抜け出すまでの過程が入り組んでいて色々起きていたので、まだ続くと思っていた。謎も残ったままだし、憎い敵役が最後に急に穏やかになるのもよくわからない。
- 一発殴っておしまい。前半のはらはらする感じは好きだったけれど、あれだけ長く引っ張っておいて最後の山場があっさりしすぎで、正直まだ納得がいっていません。もう少し見せてほしかったです。
- 計画が看守に見つかったときの切り抜け方も、船の一件も、解決の仕方が強引だと感じます。最初は綿密だった作戦がだんだん運頼みになっていくので、ご都合主義っぽさが目についてしまいました。
- 看守の失禁シーンみたいな、汚くて過激なギャグや癖の強い演出が多すぎる。緊迫した脱獄サスペンスのつもりで手に取ると、少年誌ならではのイカれたノリについていけない瞬間があるはずだ。








