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ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない
著者: 荒木飛呂彦
連載: 週刊少年ジャンプ
ジャンル: ミステリー/ファンタジー/日常/バトル/アクション
評価: 9.3/10
あらすじ
『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』は、1999年の日本・杜王町を舞台に、東方仗助を中心としたスタンド使いたちの日常と事件を描く物語。平穏な町に潜む殺人鬼・吉良吉影の存在を軸に、仲間たちとの交流、奇妙なスタンド能力との遭遇、町そのものが持つ不穏さが重なり合い、日常系とサスペンスが融合した独自の世界観が展開される。スタンド能力の多様化、キャラクターの生活感、コミカルさと緊張感の緩急が特徴で、シリーズの中でも“町を守る物語”として異彩を放つ作品。
良い所
- 杜王町という限定された舞台が非常に魅力的で、日常の中に潜む不穏さが物語全体の雰囲気を独特なものにしていた。舞台そのものがキャラとして機能している。
- 仗助・億泰・康一・承太郎など主要キャラの個性が強く、掛け合いが面白い。特に康一の成長はシリーズでも屈指の良さがあった。
- スタンド能力のバリエーションが豊富で、戦闘が単なる力比べではなく、知恵と応用力が求められる点が面白かった。
- 吉良吉影のキャラクター性が圧倒的で、静かな狂気と生活感のある悪役像が強烈に印象に残った。敵としての完成度が高い。
- シリアスとコメディのバランスが絶妙で、重い展開の後に日常回が挟まれる構成が読みやすさにつながっていた。
悪い所
- 序盤は日常寄りのエピソードが多く、物語の本筋に入るまで時間がかかる印象だった。
- スタンド能力の説明が少ない回があり、初見では理解しづらい戦闘もあった。
- キャラクターの感情表現が誇張される場面があり、シリアスとの落差が大きく感じることがあった。
- 吉良吉影の登場以降は緊張感が高まる一方で、前半とのトーンの差が大きく、作品の統一感が弱く感じる部分があった。
- 舞台が町に限定されているため、スケールの大きな冒険を期待すると物足りなさを感じる読者もいそうだった。
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