# 神様はじめました

## 基本情報

- 著者: 鈴木ジュリエッタ
- 連載: 花とゆめ
- ジャンル: ファンタジー、少女漫画、妖怪、ラブコメ
- 評価: 9/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月03日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1401425e-141f-4cd4-90be-88a89f4695d1

## あらすじ

父親が家出して、いきなり住む家を失った女子高生の奈々生。ふとしたことで知り合ったミカゲという男に住まいを譲られ、たどり着いた先は古びた神社だった。住む場所と引き換えに押しつけられたのは、土地神という思いもよらない役目。社には主の帰りを待っていた妖狐の神使・巴衛がいて、口は悪いのに家事は完璧、いざとなれば奈々生を守ってくれる。そんな同居生活が始まる。妖怪や神様たちが次々と押しかけるなか、奈々生はあちこち駆け回る。人間と妖、生きる時間の違う二人の恋はどこへ向かうのか。五百年の時を越えた縁が絡み合う、ドタバタ異種間ラブコメ！

## この漫画を読むのに向いている人

- 序盤から張られた、過去と現在をつなぐ**伏線が回収されていく**長編を、最後まで腰をすえて味わいたい人
- 口は悪いのに**行動で一途な愛情を示すヒーロー**と、人間のヒロインのじれったい恋にときめきたい人
- 笑いと涙が入りまじる物語のなかで、**不器用でもまっすぐ進むヒロイン**を応援しながら読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **後先を考えずに突っ走る主人公**にイライラしやすく、振り回される側に気持ちが寄ってしまう人
- 巻数が多く**話がゆっくり進む長編**は苦手で、序盤から一気に物語が盛り上がる展開を求める人
- **素直になれないツンデレなヒーロー**が苦手で、両想いになったあとは甘い場面だけをたっぷり読みたい人

## 良い所

- 過去編まで読むと、**最初からあちこちに張られていた伏線**に気づかされます。ヒロインの片思いに見えていたのに、実は相手のほうがずっと昔から想っていたとわかる流れは、かなり胸が熱くなる展開です。
- 神使の狐は意地が悪いのに、それが全部ヒロインへの**不器用な愛情の裏返し**なのがたまりません。恋心をなかなか認めず、すれ違ってばかりの二人に胸が苦しくなります。
- 脇役にもそれぞれ物語があって、**敵側でさえ誰ひとり憎めない**。その立場にいる理由まで丁寧に描かれているから、ぶつかり合う言葉や心の動きがまっすぐ響いてくる。
- 何もできないなりに**一生懸命前に進むヒロイン**を、つい応援したくなります。神様になって間もないのに周りに仲間が増えていき、みんなが協力してくれる場面では泣きそうになりました。
- **ギャグとシリアスの落差**が楽しく、油断していると泣かされる場面も出てくる。絵は見やすくてきれいだし、長いわりに極悪人がいないので、気楽に読み進められるのもうれしい。

## 悪い所

- **わがままで後先を考えない**ヒロインに、多少イライラさせられました。相手に怒ったのと同じことを自分もやってしまうので、振り回される神使のほうが気の毒に見えてきます。
- 巻数が多いうえに**話の進み方がゆっくり**なので、途中で飽きそうだと思いました。序盤だけで大したことないとやめた時期もありましたが、その先に良い話が待っていたので、最後まで読んでから判断したい作品です。
- 過去の話がやっと終わって両想いになったあと、**甘い展開一直線かと思いきや学園生活の話**が始まります。ところどころ甘い場面はあるものの、もっといちゃいちゃしてほしかったのが正直なところ。
- 恋が実って浮かれたヒロインの**学校でのふるまいがみっともなく**、読んでいて嫌になった。その気持ちをいい方向に使って、相手にふさわしくなろうとは思わないのかと歯がゆくなる。
- **ツンデレなヒーローは苦手**なので、そこはラブコメだからと割り切って読みました。読み始めは変わった話だと感じ、絵のタッチやドタバタ具合も好みとは言えず、慣れるまで少しかかりました。
