# セブンブリッジ

## 基本情報

- 著者: 板橋しゅうほう
- 連載: 月刊スーパーアクション
- ジャンル: アドベンチャー、スペースオペラ、SF
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年05月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1471c55c-c4e0-41bc-bc47-0da31069db76

## あらすじ

劇団を率いる養父のもと、旅役者として暮らす夏子とタクの姉弟。だが、彼らの前に現れたウサギ面の怪人カニンガムによって、夏子がすべての平行宇宙の中心『水晶界』の女王であることが明かされる！彼女を捕らえようとする刺客から守るため、次元を超えて立ち上がったのは、不気味ながらも愛らしい７体の半機械生命体『セブン・ブリッジ』だった。１９８０年代後半、アメコミ調の美しく緻密な描線と、映画的なカメラワークでＳＦ界に衝撃を与えた板橋しゅうほうの最高傑作。時空と並行世界を股にかけ、自らのルーツと世界の平穏を求めて旅する、王道スペースファンタジーアドベンチャー！

## この漫画を読むのに向いている人

- 陰影の深い**アメコミに影響を受けた圧倒的に美麗なペン画タッチ**に惚れ込める人
- 劇団旅役者の姉弟が宇宙的な陰謀に巻き込まれる、**スケールの大きなSFアドベンチャー**を楽しめる人
- 時代を先取りしすぎた**斬新なバトルアイデアと独自の世界観**を持つ埋もれた名作を掘り起こしたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **1980年代特有の劇画調のキャラ顔**に、今の絵柄に慣れた目では最初に時間がかかる人
- 初期の**旅役者たちの人情あふれるロードムービー感**が好きで、後半のSFスケール化に寂しさを感じる人
- 児童劇団の日常という序盤の設定から、**宇宙全体まで急速にスケールアップする展開**についていけなくなる人

## 良い所

- 俺、**アメコミに多大な影響を受けた板橋しゅうほう先生の、陰影の深い圧倒的に美麗なペン画タッチ**に一瞬で惚れた。メカや岩肌、キャラクターの無骨な線画の説得力が、今のデジタル作画とは一線を画す。
- 体を本のように切り開いてページ状にして戦う**能力者「ブックマン」の、ジョジョ4部のヘブンズドアーより遥か昔に描かれた斬新な戦闘描写**に痺れた！作者の時代を先取りしすぎたアイデアの豊かさにただ脱帽。
- 夏子を守るために戦う**セブンブリッジという7体のちっこいロボットみたいな半機械生命体たちの愛嬌**がたまらない。普段はおちゃらけているのに、いざという時は自己犠牲を厭わず戦う絆の描き方が熱い。
- ただの宇宙戦争じゃなく、**主人公の夏子たちが児童劇団の旅役者として各地を巡る、昭和の哀愁を孕んだ導入**が本当に好き。SFガジェットの不気味さと、ノスタルジックな日常の対比が凄く不思議な魅力を放っている。
- 平行世界を渡り歩く、**スター・ウォーズのような壮大かつ映画的なカメラワークとコマ割りのセンス**が完璧。1980年代後半の作品とは思えないほど、SFとしての先見性とビジュアルのキレが半端じゃない傑作。

## 悪い所

- 昔の月刊スーパーアクション連載作だから仕方ないけど、**1980年代特有のやや古臭い劇画調のキャラクターの顔立ちやノリ**に、今の線の細い流行に慣れている私には、最初は物語に入るのに少し時間がかかった。
- 中盤以降、物語のスケールが地球から宇宙全体へと急激に広がりすぎて、**「児童劇団の日常」という初期の魅力的な設定が完全にフェードアウトしてしまった**のが寂しい。あのロードムービー感がもっと見たかった。
- 様々な平行世界を巡る設定は面白いけど、**後半に進むにつれて設定の解説が多く、ストーリーのプロットが少しごちゃついて見えた**。もう少し初期のような、シンプルなカニンガムとの追走劇の緊張感が欲しかった。
- 作者が非常に丁寧に1コマ1コマを描き込みすぎているせいか、**キャラクターの動きや戦闘シーンの構図が、どこか静止画（絵画）的で硬い印象**を受けることがあった。もう少し疾走感や動的な滑らかさが欲しい。
- 歴史的な名作であるにもかかわらず、**長期にわたり絶版状態が続いており、紙の単行本（全7巻）をリアルで全巻揃えるのが非常に難しい**。電子書籍で読めるのはありがたいが、やはり紙で手元に置いておきたい。
