# 赤髪の白雪姫

## 基本情報

- 著者: あきづき空太
- 連載: LaLa、LaLa DX
- ジャンル: ファンタジー、恋愛、身分差、少女漫画、宮廷ロマンス
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年10月02日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/18491dfb-f1ce-4d16-bc48-ab0f809d1957

## あらすじ

生まれつき林檎のような赤い髪を持つ白雪は、その髪を気に入った自国の王子から愛妾になれと迫られる。まっぴらだと髪を切って国を出た先の森で、隣国クラリネスの第二王子ゼンと出会う。毒入りの林檎で倒れたゼンを冷静な手当てで救い、白雪はそのままクラリネスの王都で暮らしはじめる。自分の足で立ち、ゼンの力になるために選んだのは宮廷薬剤師の道。側近のミツヒデや木々、護衛のオビとの絆が深まる一方で、平民と王族という身分の壁や第一王子イザナの試練、誘拐事件が二人を揺さぶる。やがて白雪は北の学問の街へ、ゼンも北の都へと離れて赴任することに。遠く離れても、いつか隣に並び立つ日を目指して歩き続ける、赤髪の薬剤師と王子の身分違いの王宮ファンタジー！

## この漫画を読むのに向いている人

- 守られるだけでなく、**自分の力で居場所をつかむヒロイン**の身分違いの恋をそばで見守りたい人
- 都合のいい魔法が出てこない、**地に足のついた王宮ファンタジー**を大人の目でじっくり味わいたい人
- 衣装や小道具、街並みまで細かく描き込まれた、**ファンタジーの世界をすみずみまで眺めたい**人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **主役二人の恋愛がどんどん進む甘い展開**を求めていて、仕事や政治の話が続くとじれったくなる人
- **テンポよく次々に事件が起きる展開**が好きで、見つめ合いや沈黙の多い静かな場面が苦手な人
- **完結済みの作品をまとめて読みたい**人や、長く続く連載で登場人物が増えていくと覚えきれなくなる人

## 良い所

- 白雪の性格が**漢前すぎて惚れそう**。自分の力で居場所を作り、困難があってもゼンの隣に並び立とうとする姿勢が大好き。その姿勢をこそ白雪の良さだと認めているゼンもまた好き。
- 王子が出てくる異世界ファンタジーなのに中身はかなり現実的で、無茶な設定がない。モノローグがほとんどなく、**表情や場面の流れで気持ちを汲み取らせる**描き方なので、絵をじっくり味わえる。
- 都合よく魔法が使えたりしないところが好きです。苦難は自分の努力と仲間の力で乗り越えていきますし、二人の距離感もオビたち仲間もいい感じ。**行間や余白を残した語り口**に、なんとも言えない透明感があります。
- 白雪は**非常事態でもわりとクールに自分の立ち位置を見ている**から、危機管理のできないお花畑ヒロインとは違う。王子に助けられる流れにも説得力があり、幸せになる権利のあるいい女だと思えるのだ。
- ストーリーもいいけれど、**小道具の描き込みの細かさ**にうっとりしてしまう。こんな物が欲しいと眺めてしまうので、ハリポタやファンタビのグッズにときめく人ならきっとハマる。

## 悪い所

- 衣装や背景の描き込みは好きだけど、**意味深に見つめ合う場面や考え込む場面がやたら多く**、テンポが悪い。内心があまり語られないので「結局何が言いたいの？」となり、読んでいて少し疲れる。
- 王の命令で二人の赴任先がわざと離される展開が続き、またかよと言いたくなります。離れた先で大きな事件や実績があるわけでもなく、**盛り上がらないまま話が長く続く**のがつらいです。
- 序盤は好きだったのに、二人の恋愛がなかなか進まない。人物がどんどん増えて誰が誰だか分からなくなるし、**問題が起きて解決し、笑顔とキスで締める流れ**が毎回同じで、だんだん飽きてしまった。
- 最近は**脇の話が続いて王子様の出番が少ない**のが物足りない。悪くはないけれど、ゼンと木々、ミツヒデ、オビ、白雪の五人がそろって活躍する展開が待ち遠しい。
- 長編になりすぎて、物語がものすごく広がっています。身分の壁を越えて結婚までたどり着けるのか気になるうえ、最近は**小説並みに策謀が多くて読み取るのが難しく**、新章のたびに頭から読み直しています。
