レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
School Rumble の感想と評価(良いところ、悪いところ)
School Rumble
著者: 小林尽
連載: 週刊少年マガジン
評価: 7.2/10
あらすじ
矢神高校に通う女子高生・天満は、不思議な雰囲気の同級生にひそかな片想い。彼が突然の転校を告げた日、必死に書いたラブレターで引き止めるところから物語が転がりだす。一方、天満に一目惚れした元不良の播磨は、あの手この手で振り向いてもらおうと空回りを続ける。すれ違いと勘違いが山ほど積み重なり、想いはなかなか届かない。やがて妹や気の強いお嬢様まで巻き込み、恋の行方は誰にも読めない多角関係へ。教室の仲間ひとりひとりが主役級で、脇役までちゃんと自分の見せ場を持っている。みんなが不器用に、一生懸命に空回る。笑いっぱなしのはずが、ふいに胸を締めつけてくる青春ラブコメ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- すれ違いと勘違いが次々に生まれるテンポの良いドタバタ劇を、声を出して笑いながら楽しみたい人
- 脇役までひとり残らず個性的な、にぎやかな学園群像コメディにどっぷり浸かって楽しみたい人
- 笑い転げていた矢先にふいに訪れる、きゅんとするラブコメの落差にすっかりやられたい人
向いていない人
- 最後まで恋の決着をきっちり描き切ってほしくて、あいまいな幕引きがどうしても苦手な人
- 一度立ち上げた設定は丁寧に畳んでほしくて、急なシリアス転換に思わず戸惑ってしまう人
- 主人公を中心に話が進んでほしくて、キャラの増えすぎる群像劇がどうも肌に合わない人
良い感想・レビュー
- ギャグ漫画なのにキャラがどこか大人びていて、暮らしの手触りがある。学園ラブコメにありがちな鈍感主人公やハーレムの絵空事っぽさがなくて、地に足のついたキャラにすっかり惚れ込んだ。
- すれ違いと勘違いを積み重ねるだけで、ここまで笑わせて話を引っ張れるのかと驚いた。みんな不器用で一生懸命に空回る姿が愛おしくて、その笑いを畳みかける構成力に何度も読み返してしまう。
- 笑い転げていたら急にラブコメがやってきて胸がドキッとする、この落差がクセになる。シリアスが少なくて主人公がとにかく魅力的で、自分にとっては元祖すれ違いラブコメです。
- クラスの全員が個性的で、誰ひとり埋もれていないのがすごい。中でもツンデレのお嬢様の可愛さは今読んでも色あせなくて、そのキャラの立ち方に今もただただ舌を巻いている。
- 不良なのに困っている相手にはちゃんと手を差し伸べる主人公の男気が好きだ。嫌っている相手でも見捨てない一貫した姿勢に、芯の強さを感じてモテるのも納得だった。
悪い感想・レビュー
- 前半のテンポ良いすれ違いギャグは最高だったのに、後半になるほど複雑な人間関係と重い設定が絡んできて、最後はすっきりしない結末に落ち着いてしまった。ここまで面白かっただけに惜しい。
- ずっと追いかけてきたのに、三角関係の決着を作者の手できっちり描き切らず、読者に丸投げされた気分だ。最後まで応援していただけに、投げっぱなしの幕引きにはどうにも物足りなさが残った。
- 後半はキャラが増えすぎて、初期の主人公たちの出番がごっそり減ってしまった。群像劇の面白さはあるけれど、話がだらだらと伸びて、初期のギャグの勢いが薄れてしまったのが残念。
- 明るい学園コメディだと思って読んでいたら、持病やアメリカでの介護という急なシリアス転換が待ち受けていて、それまでのノリとの落差に、どうしても戸惑ってしまった。
- ギャグ作品とはいえ、最後をパイ投げのカオスでうやむやにされて置いてけぼりを食らった。積み重ねてきたすれ違いが雑に散らかされたようで、締めくくりの雑さにがっかりする。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
ギャグ漫画なのにキャラがどこか大人びていて、暮らしの手触りがある。学園ラブコメにありがちな鈍感主人公やハーレムの絵空事っぽさがなくて、地に足のついたキャラにすっかり惚れ込んだ。
前半のテンポ良いすれ違いギャグは最高だったのに、後半になるほど複雑な人間関係と重い設定が絡んできて、最後はすっきりしない結末に落ち着いてしまった。ここまで面白かっただけに惜しい。
すれ違いと勘違いを積み重ねるだけで、ここまで笑わせて話を引っ張れるのかと驚いた。みんな不器用で一生懸命に空回る姿が愛おしくて、その笑いを畳みかける構成力に何度も読み返してしまう。
ずっと追いかけてきたのに、三角関係の決着を作者の手できっちり描き切らず、読者に丸投げされた気分だ。最後まで応援していただけに、投げっぱなしの幕引きにはどうにも物足りなさが残った。
笑い転げていたら急にラブコメがやってきて胸がドキッとする、この落差がクセになる。シリアスが少なくて主人公がとにかく魅力的で、自分にとっては元祖すれ違いラブコメです。
後半はキャラが増えすぎて、初期の主人公たちの出番がごっそり減ってしまった。群像劇の面白さはあるけれど、話がだらだらと伸びて、初期のギャグの勢いが薄れてしまったのが残念。
クラスの全員が個性的で、誰ひとり埋もれていないのがすごい。中でもツンデレのお嬢様の可愛さは今読んでも色あせなくて、そのキャラの立ち方に今もただただ舌を巻いている。
明るい学園コメディだと思って読んでいたら、持病やアメリカでの介護という急なシリアス転換が待ち受けていて、それまでのノリとの落差に、どうしても戸惑ってしまった。
不良なのに困っている相手にはちゃんと手を差し伸べる主人公の男気が好きだ。嫌っている相手でも見捨てない一貫した姿勢に、芯の強さを感じてモテるのも納得だった。
ギャグ作品とはいえ、最後をパイ投げのカオスでうやむやにされて置いてけぼりを食らった。積み重ねてきたすれ違いが雑に散らかされたようで、締めくくりの雑さにがっかりする。
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