# 少女ファイト

## 基本情報

- 著者: 日本橋ヨヲコ
- 連載: イブニング
- ジャンル: バレーボール、スポーツ、青春
- 評価: 8.3/10
- 最終更新日: 2026年10月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1a0bfec6-ac31-4a66-8f5e-3c00cc3d1fb3

## あらすじ

大好きだった姉を事故で亡くした少女・練は、悲しみを忘れるためだけにバレーへのめり込み、「狂犬」と呼ばれるほど荒々しいプレーで勝ち進む。けれど仲間に背を向けられた経験から、同い年の誰とも心を通わせなくなった。中学では力を隠して補欠に甘んじ、それでも消えない闘争心がトラブルを招いて居場所を失う。たどり着いたのは、姉が通っていた黒曜谷高校。部員不足から息を吹き返した女子バレー部には、バレー未経験の元同級生や、ひと癖もふた癖もある先輩たちが集まっていた。賭けバレー騒ぎで「悪役」扱いされながらも、それぞれが抱えた傷をぶつけ合い、練は少しずつ仲間と向き合っていく。生き方そのものを問う、痛くて熱い青春バレーボール群像劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- スポーツの勝敗よりも、**挫折や劣等感を抱えた登場人物の心の動き**をじっくり追いたい人
- 構図や体の動きまで描き込まれた、**頭の中で映像が浮かぶほどの臨場感**あるバレーの試合を読みたい人
- 突飛な展開でも納得させてしまう、**胸に刺さる台詞と生き生きした群像劇**を楽しみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- バレー漫画に、**スピード感あふれる爽快な試合展開**や明るく軽やかな高校生らしさを求めている人
- スカウトや部の方針などに無理があると冷めてしまい、**現実の部活動に近いリアルな設定**を求める人
- 太い線や奇抜な構図など、**好みが分かれる独特の絵柄**が気になると物語に入り込みにくい人

## 良い所

- バレーの試合場面の臨場感と感情表現が見事で、読みながら頭の中で映像になって動きます。**ドローンで撮ったかのような構図**とスピード感、体の動きの描き方もうますぎます。
- 土台はスポ根なのに、部員一人ひとりの**心の内側に重心を置いた描き方**が今っぽい。最初は主人公をあまり好きになれなかったけれど、殻を破るたびにどんどん可愛く見えてくる。
- バレー漫画の形をとりながら、描いているのは**勝ち負けより先にある生き方**のほうです。試合の結果だけを追う話ではないからこそ、毎回続きが気になり、次の話が出るまでが待ち遠しくてしかたありません。
- 毎回、**心臓にぐさりと突き刺さるような台詞**が飛んできて、熱くて濃い！コンプレックスや挫折を抱えた部員たちが、ここからどう伸びていくのか楽しみすぎます。
- 賭けバレーなんて**とんでもない展開なのに、納得させられてしまう**筋運びがあります。キャラクターがみんな生き生きしていて、なかでも先輩3人の描き方が好きです。

## 悪い所

- **試合のスピード感や派手な熱さ**を求めると肩すかしをくらいます。ほかの人気バレー漫画のようなダイナミックに畳みかける面白さは、この作品からはまったく感じられません。
- 高校生が主役の話なのに、**若さがまるで感じられない**。読んでいると中年のおじさんたちの集まりを見ているような気分になってくるうえ、登場人物が基本的にみんな重い。
- 部員全員がひとつの学校にスカウトされるなんて、**さすがにあり得ない設定**だと笑ってしまいました。私立の強豪校のバレー部なのに、やる気のなさそうな態度が許されているのも引っかかります。
- 独特の太い線で描き込まれた絵と**奇抜な構図に酔ってしまいそう**だった。話が進むにつれて主人公がどんどん暗くなっていくのも残念で、もう少し明るい顔を見たかった。
- **人物の顔立ちがいまひとつ**で、物語に入り込むときの壁になります。男性読者を意識したような萌え狙いの場面もけっこう多く、奥行きのある話なのに少しもったいなく感じました。
