# ライフ

## 基本情報

- 著者: すえのぶけいこ
- 連載: 別冊フレンド
- ジャンル: 社会問題、シリアス、少女漫画、学園
- 評価: 7.9/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1a6f142a-b409-43a0-91b7-fe3875338edb

## あらすじ

中学3年の椎葉歩は、親友のしーちゃんと同じ高校に通うため、二人で受験勉強に打ち込んでいた。ところが受験をめぐるすれ違いから友情は壊れ、歩は自分ばかりを責めるようになる。高校で新しい友達ができたのもつかの間、ささいな誤解をきっかけに、歩はいじめや嫌がらせの標的にされていく。見て見ぬふりをする同級生、娘の異変に気づかない家族。誰にも信じてもらえない歩に、ただひとり手を差し伸べたのは、冷たく見えて芯の強い少女・羽鳥未来だった。崩れていく女子の人間関係を、登場人物たちのぞっとするほど生々しい表情とともに描き出す。追いつめられた少女がもう一度前を向こうともがく、痛くてまっすぐな青春の物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- いじめを当事者だけでなく、**見て見ぬふりをする周りや家庭まで含めて**描いた物語を読みたい人
- **学生時代の女子グループのこじれた人間関係**のリアルさに、ぞっとしながらも引き込まれたい人
- 追いつめられた主人公が、**数少ない味方と出会って少しずつ強くなっていく**姿を見届けたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- いじめや自傷といった重い描写が長く続くと、**読んだあと気持ちが沈んで引きずってしまう**人
- 登場人物の言動には**現実味**を求め、極端な性格の人物が次々に出てくると白けてしまう人
- 学園ものには**友情や恋の明るい楽しさ**を求めていて、息苦しくなるような重い展開は避けたい人

## 良い所

- いじめる側といじめられる側の1対1だけでなく、**周りにいる第三者や取り巻く環境にまで目を向けている**ところにリアリティがありました。表現は少し過激でも、ひどさを伝えるにはこのくらい必要だと思えます。
- この漫画の怖さは、現実で起きているいじめ以上なんじゃないかと思うほど。**読み終えるとどっと疲れる**。それでもヒーローと呼びたくなる同級生が出てくるたびに、ホッと一息つける。
- 絵がきれいで、描写もストーリーも細かく丁寧です。**悪意のこもった表情の描き込み**がすごくて、作中の主人公に向けられたものなのに見ているこちらまでグサッときます。女子グループのリアルさが恐ろしいです。
- 学生のころって、些細なことでこじれたり誤解が生まれたりして、なかなか解決しないものですよね。主人公が何をやってもうまくいかず悲しくなるのに、**辛くても続きが読みたくなります**。お話の書き方が上手ですね。
- 暗いと馬鹿にしてきた相手に話しかけられたとたん、キャーッと浮かれるグループがいる。**脇にいるグループの振る舞いまで凄くリアル**だ。辛い場面は心臓がギュッとなるのに、先が気になって仕方ない。

## 悪い所

- 子どもには面白いのかもしれませんが、大人になってから読むと**共感できる部分があまりに少ない**です。ドラマより作り物っぽく感じて、白けてしまいました。
- **キャラクター像にリアリティがありません**。母親は娘の異常にまったく気づかず、妹は不自然なほど無神経な発言をくり返します。どの人物も、主人公を悲劇のヒロインに仕立てるために不自然な性格づけをされています。
- **主人公を必要以上に攻撃する人ばかり**が周りにいて、展開についていけない。なぜみんなでいじめの中心の子を持ち上げるのかもわからない。もし学校で力を持つ人の娘だからという理由なら、めちゃくちゃ萎える。
- なかなかの病み漫画です。ここまで誰かに依存したり、恨んだりする人が実際にいるのかと疑問でした。もともと自力ではどうにもできず助けてもらったのに、**手のひら返しがひどい**と感じました。
- 前半は心理描写が丁寧なのに、途中から**強引な展開で完全にホラー漫画**になり、いじめについて考えるどころではなくなる。読むと鬱になるので、影響されやすい人は控えたほうがいいと思う。
