# 私とこわれた吸血鬼

## 基本情報

- 著者: 厘のミキ
- 連載: Palcy（講談社）
- ジャンル: 恋愛、少女漫画、サスペンス・ホラー、ダークファンタジー
- 評価: 8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月02日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1bf40e31-c4c7-4f3d-96e5-86ab787a6ce9

## あらすじ

幼い日、飢えて死にかけていた主人公を救ったのは、山の上の屋敷に住む王子様みたいな少年だった。十年後、借金を残して消えた親の代わりに弟妹を養い、へとへとで働く彼女の前に、その人はまるで別人の姿で現れる。父親に地下へ閉じ込められ、十年も血を抜かれ続けた吸血鬼になっていた。絶対に血を与えてはいけないと忠告されながら、飢えと孤独を抱えた二人は吸血と口移しの食事でどこまでも絡み合っていく。甘い恋というより、傷ついた者どうしが互いを喰らい合うような日々。弟の歪んだ横やりや家の思惑に引き裂かれながらも、溺れるような依存はやがて確かな愛へと形を変えていく。血の匂いがする、倒錯した純愛！

## この漫画を読むのに向いている人

- 深く傷ついた者どうしが互いに溺れていく、**共依存すれすれの執着愛**を最後まで見届けたい人
- 怖さと官能が地続きになった物語が好きで、**血まみれで倒錯した色気**にぞくぞくしたい人
- キラキラした吸血鬼の恋物語には飽きていて、**もっと暗くて生々しい愛の話**を探している人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 物語がきびきび進んでほしい人。**同じ関係を掘り下げ続ける展開**が足踏みに見えてしまう人
- 依存が強くて流されやすいヒロインを見ると、**その言動へのいら立ちが先に立つ**人
- 登場人物の選ぶ道に納得できる理由がほしくて、**危うさごと愛おしむ読み方**が苦手な人

## 良い所

- ヒロインにいら立つ気持ちも分かるのですが、寂しい生い立ちを知るとしっかりできなくても仕方ないと思えました。**傷ついた二人だからこその執着愛**に何度も泣かされています。
- 血より痛そうで怖いという感覚が苦手な人にはおすすめしにくいけれど、家庭の闇にも刺さる人には刺さるはず。子供のころのまま止まった心のまま、すべてに向き合おうとする**ひたむきさ**が二人の良さだと思う。
- 絵は綺麗なのに血の表現はグロくて、恋愛描写もエロティックなのに恋愛感情と依存と執着がないまぜに見える。これは**闇が深い**設定で、彼がこれからどう変わっていくのか、先が気にならないわけがない。
- もともと危うい男子が好きなので、彼のヤンデレっぷりがガチっぽくて刺さりました。吸血の場面が食事というより**そのまま情事の代わり**になっていて、そこがいいと思います。絵柄が綺麗で眺めるのも楽しいです。
- キラキラした吸血鬼の恋物語ではありません。絵は可愛いのに、血も怖い場面も出てきます。ありがちな吸血鬼ものに飽きていた私には、この**ダークな手触り**がたまらなくハマりました。

## 悪い所

- 六巻まで苦しみながら読みました。二人が愛し合っているのは伝わるのですが、**話が行ったり来たりで進みません**。双子の弟妹が腹違いだったり他人と書かれたり、設定の揺れも呑み込めませんでした。
- 吸血鬼の彼よりヒロインの方がヤバい人に見えた。流されやすいくせに頑固で、劣等感も支配欲も強い。**そこが一番のホラー**だと思う。グロは平気だが、展開が遅すぎて続きは追えない。
- 吸血鬼ものが好きで期待して読み進めるほど、主人公にいら立ってきます。弟が同級生を殴って呼び出されても「この子はそんなことしません」。**あまりに自分に酔った物言い**が受け付けませんでした。
- 主人公が怖くて震え上がった。血を与えるなと何度言われても分からないのは、さすがにやばい。**忠告を無視し続ける危うさ**に共感できず、途中から彼女の言動が一番しんどくなった。
- 多少苦手だと感じる部分はありつつも、話の続きが気になって仕方ない。**義理の弟にまとわりつく不穏な気配**がずっと引っかかって、落ち着いて読み進められない。
