# 最後のレストラン

## 基本情報

- 著者: 藤栄道彦
- 連載: 月刊コミック@バンチ、月刊コミックバンチ
- ジャンル: 青年マンガ、コメディ、歴史、グルメ
- 評価: 8.5/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年06月19日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/1bfe9e50-2674-4e4f-ad74-d9a14f3e2109

## あらすじ

「ヘブンズドア」は東京の片隅にある普通のレストラン。だけどなぜか、時空を超えて歴史上の偉人たちが迷い込んでくる。しかも全員、死ぬ直前。織田信長、マリー・アントワネット、坂本龍馬、ジャンヌ・ダルク……彼らが「最後に食べたいもの」を、ネガティブでぼやきまくりのシェフ・園場凌が、なんだかんだ一流の料理で応えていく。偉人たちの死の前夜を人間くさく描きながら、笑いと感動が自然と入り交じっている。途中からジャンヌが店に居着き、安徳天皇が現代の子供として育っていくなど、ギャグだけじゃないシリアスな展開も加わる。13年の連載を大団円で締めた、笑って泣けるグルメファンタジー！

## この漫画を読むのに向いている人

- 死の直前の偉人が現代のレストランに迷い込むという**ひっくり返った歴史グルメ設定**で、知識欲と食欲を同時に満たしたい人
- 歴史上の著名人が教科書とは違う人間的な側面を見せる、知的でユーモラスなエピソードが好きな人
- 一話完結でテンポよく読めて、毎回笑いと感動が両立するグルメ漫画を探している人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 毎回「来店・無理難題・解決」という形式の繰り返しに飽きを感じやすい人
- **歴史の解説や説明セリフ**が多いページが続くと、テンポが損なわれると感じる人
- 偉人のコメディ色が強い描かれ方が、自分のイメージとかけ離れることに抵抗がある人

## 良い所

- 23巻を一気読みした。どうしようもなくダメに見えて、実は**やるときゃやる男**な園場の魅力にハマった。史実の裏にこんな真相があったかも？と思いながら読むのが面白い。
- ジャンヌが幸せになる未来を見たくて、ずっと追いかけていた。**最後のシーンは泣いた**。悲しいけど悲しくない結末で、最初から読み直したいくらい好きな作品。
- 実在の偉人たちが中心なので、**歴史の勉強にもなる**のが地味にすごい。それだけでなく、死ぬ間際のやりとりがしみじみ感動的で、オススメできる数少ない漫画のひとつ。
- **ギャグとツッコミのセンス**が最高で、くすっとなったり、いい話に涙ぐんだり。忠犬ハチ公のくだりは反則だったし、カエサルのビジュアルにも笑いました。
- アルキメデスの話が特に刺さった。**「面白いから、楽しいからやる！」**という一言。偉人の最期を読むたびにじんわり人生を考えさせられてしまう。これだから読み続けてしまう漫画。

## 悪い所

- 最初の頃は偉人の無理難題に一生懸命料理で応えるシンプルさが好きだった。だんだん**その場凌ぎの設定に頼りすぎ**になってきた感じがして、後半はちょっと飽きてきた。
- 合間に**ネットネタを挟む**のが安易に感じて少し興ざめ。カエサルを某芸人そのままのビジュアルで描いたのにはかなり戸惑ったし、時事ネタ系はどうも陳腐に見えてしまった。
- 現代に残れる偉人と戻る偉人の**条件がよくわからない**まま話が進んでいった。ロザリオが2つある謎とか、前田さんの正体とか、伏線が回収されているのかいないのか…。
- 漫画の中の**政治ネタが中途半端**で困った。キッパリ批判しているわけでもなく、かといって賛美でもない。ただただ微妙なツッコミどころを増やしてくるだけで、興ざめだった。
- **料理の絵は綺麗**だけど、本質的な食べ物の描写が淡白でグルメ漫画としての満足感が薄い気がする。発想は面白いのに素材を活かしきれていない、もったいない作品。
