# しゃにむにＧＯ

## 基本情報

- 著者: 羅川真里茂
- 連載: 花とゆめ
- ジャンル: 恋愛、少女漫画、スポーツ、青春
- 評価: 8.4/10
- 最終更新日: 2026年10月25日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/203be9d3-d8e5-4c26-873d-a40fbb3ffd9b

## あらすじ

陸上で将来を期待されていた伊出延久は、テニス部の少女・ひなこに一目惚れし、彼女を追って同じ高校のテニス部に飛び込む。そこで出会ったのは、天才と呼ばれながら心の弱さからテニスを離れかけていた滝田留宇衣。正反対の二人はダブルスを組み、初心者の延久は持ち前の足と体力でぐんぐん伸びていく。追い上げられる留宇衣は嫉妬と焦りに揺れながらも、相棒を認めはじめる。片足が動かなくなり、コートに立てない悔しさを抱えるひなこ。彼女の従兄で高校最強の佐世古駿は、恋でもテニスでも延久の前に立ちはだかる。部員それぞれの葛藤を抱えたまま、テニス部はインターハイを目指して強くなっていく。笑って泣いて、コートの熱をまるごと浴びる青春テニス群像劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- テニスに詳しくなくても、**周囲が一喜一憂する熱気ごと味わえる**スポーツ漫画を読みたい人
- 必殺技のような派手さより、**等身大の高校生が挫折しながら伸びていく**リアルな青春スポーツものが好きな人
- 試合だけでなく、**部員一人ひとりの心の葛藤や成長**まで描かれた群像劇で笑って泣きたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- テニスに興味が薄く、**ルールがわからないままの試合描写**だとどうしても物語に入りにくい人
- スポーツ漫画には軽さを求めていて、**家族の事情など重めの設定**が絡むと気持ちが沈みやすい人
- **派手な演出やハッタリの効いた試合展開**で、勢いよく盛り上がるスポーツ漫画が読みたい人

## 良い所

- 正反対な主役ふたりの対比がよく効いていて、部員たちもみんな個性的。**読みながら笑っていたはずが、いつの間にか泣いている**漫画です。全国大会の決勝と、最後の二人の対戦はぜひ見てほしい！
- 読み終えてもテニスのルールはさっぱりのままです。それでも**試合のテンポとスピード感**に乗せられ、周りの人たちが試合中に一喜一憂してくれるので、その雰囲気だけで十分に楽しめました。
- 恵まれた環境と身体能力を持つ主人公が、テニスで挫折しながら成長していく。一目惚れした子が車いすになっていて普通なら戸惑うところを、**主人公のまっすぐさで周りのほうが少しずつ変わっていく**のが面白い。
- 派手な必殺技は出てこないのに、試合シーンはかなり白熱します。少女漫画だからと侮るのはもったいないです。**試合の外での一人ひとりの心の葛藤**まで描かれ、長い物語でも中だるみせず、ラストまで爽やかです。
- 少女漫画らしい繊細な心の描写に、スポーツ漫画の汗臭さと緊張感がまるごと混ざっていて、もう少女漫画の枠では語れません。**超人が一人もいない、人間くさい登場人物たち**にも好感が持てます。

## 悪い所

- 作者のファンとして読み始めたものの、テニスに興味がなく、ルールもいまいち理解できず途中で離れました。大人になってから無料分を読み直しても、**テニスのルールがやっぱりよくわからない**ままです。
- テニス部だった身としては楽しく読めた一方、**経験者だからこそリアリティに欠ける部分**がどうしても気になります。そこだけが惜しくて、星は一つ減らしました。
- 主人公以外もしっかり設定されているのはいいのですが、**一部の登場人物が抱える家族の事情**は重すぎるように感じました。スポーツ漫画としては満点なだけに、そこが少しだけ引っかかります。
- 全体としては大好きな作品です。ただあえて言うなら、**記者の目線で締めくくる終わり方**には何となく違和感が残りました。あの締めなら、主役二人に近しい人の視点で見たかったです。
- 強いて難点を挙げるなら、スポーツ漫画にほしい**派手なけれんやハッタリがやや足りない**ところでしょうか。絵柄も正直あまり好みではありません。それでも気にならないくらい、いい漫画なのは確かです。
