# め組の大吾　救国のオレンジ

## 基本情報

- 著者: 曽田正人、冨山玖呂
- 連載: 月刊少年マガジン
- ジャンル: 少年漫画、レスキュー漫画、ヒューマンドラマ、災害
- 評価: 8.6/10
- 最終更新日: 2026年10月01日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/20dabba2-f0fa-4faa-a7ca-56c9f3e3c9b2

## あらすじ

幼い頃に大火災や大災害を生き延びた3人の若い消防官が出会い、特別救助隊、通称オレンジを目指して過酷な研修に挑む。ずば抜けた救助の才と危うい覚悟を抱えた十朱大吾、彼に圧倒されながらも食らいつく斧田駿、女性隊員の道を切り開こうとする中村雪。その裏では東京消防庁の甘粕士郎が、数年後に日本を襲う国難に備えた新組織「め組」の計画を密かに進めていた。配属された現場で待つのは、冠水した地下室や土砂崩れ、粉じん爆発の恐れがある工場火災。ひとりで突っ込む大吾を、駿は「生きて連れ帰る」と心に決めて追いかける。やがて大吾が背負う過去の悲劇も明かされていく。命を懸ける若者たちの熱がぶつかり合う、新世代のレスキュー群像劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- **命を懸けて人を救う仕事の緊張感**を、火災や崩落のリアルな現場描写でたっぷり味わいたい人
- **ずば抜けた天才と、それに負けじと食らいつく相棒**の同期どうしのライバル関係に胸が熱くなる人
- かつて前作に夢中になり、**次の世代へ受け継がれていく熱さ**を続編でもう一度味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **登場人物それぞれが抱える重い過去や暗めの空気**が苦手で、気楽に読める明るい話を求める人
- **前作の主人公がそのまま活躍する続き**を期待していて、世代交代した物語にはなじめない人
- **読む側にも気力が要る重い熱量**の漫画より、疲れた日でも肩の力を抜いて読める作品を求める人

## 良い所

- 前作が好きすぎて続編を開くのに勇気が要ったけれど、やっぱり面白い。天才を支える役かと思った駿が**素直な性格のまま才能を開花させていく相棒**になっていて、展開も速く体感3分で読み終わってしまいました。
- 現場で気になることを見つけて、ふらりといなくなる大吾。その居場所を読んで脱出用のロープや救急隊を手配しておく駿と、出口を確保する雪。**突っ走る天才を二人がかりで支える連携**こそ、前作との違い。
- 救助のスーパープレイより、やっぱり人間ドラマに泣かされる。「どうしてそこまでできるんだ」と**読者に近い目線で懸命に頑張る駿**が好きで、大吾のために駿が泣く場面では一緒に泣けた。
- 大吾の同期の青年の目を通して、相変わらず無茶をする大吾を追いかける構成です。ライバル視して張り合ったり一緒に無茶したり。**新人救助隊員のドキドキ**がリアルで、隊員の格好よさに自然と涙が出ます。
- 題名の大吾より、**同期の駿のほうが主人公らしい立ち位置**。大吾はライバル寄りの存在に見える。アニメよりさくさく進むので読みやすく、ラーメン店の爆発崩落の救助まで読み進めたところ。

## 悪い所

- 前作が大好きだったぶん、主人公が別人の大吾だと知って『め組の大吾』の名で**タイトル詐欺みたい**だと感じた。登場人物それぞれに過去があって、全体に少し暗いのも気になる。
- 熱量は前作から変わらず、人間模様も読みごたえがあります。ただ**目がキラキラした感じの筆致の変化**にはまだ慣れません。そのうち慣れるのかな、と思いながら読んでいます。
- 熱血そのもの。たいへんな現場の様子が臨場感たっぷりで、作品にまとめ上げる熱意には脱帽です。ただ**読む側にもかなりの気力が要る**ため、評価は控えめの3にしました。
- 若者たちがまっすぐ走る姿は眩しいけれど、**漫画なので現実離れしてる感は否めない**。実際にあんな無茶をする消防士がいたら、すぐクビになりそうだと思ってしまう。
- **重そうな背景やテーマも画風も男性向け**に見えて、きっかけがなければ手に取らなかったと思う。昔読んだ作品かと思って開くと主人公が違い、そこでも少し戸惑った。
