# モンキーピーク

## 基本情報

- 著者: 志名坂高次、粂田晃宏
- 連載: 週刊漫画ゴラク
- ジャンル: パニックホラー、サスペンス・ミステリー
- 評価: 8.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月24日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/23438ecf-d897-4f7b-a0ae-3ff1df431015

## あらすじ

薬害問題で社内がぎすぎすした製薬会社。結束を取り戻すための登山レクリエーションの夜、鉈を手にした巨大な猿がテントを襲い、惨劇が幕を開ける。通信は断たれ、道しるべはすり替えられ、水も食料も尽きていく。弓や槍まで操る猿の追撃に加え、社内に裏切り者がいるという疑いが広がり、生き残った社員たちは二つのグループに割れて争いはじめる。猿の正体は何なのか、隣にいる同僚は味方なのか。山の厳しさと人の悪意が重なり、休む間もなく追い詰められていく。やがて浮かび上がるのは、会社が隠してきた過去の罪。逃げ場のない山で生きて帰れるのは誰なのか。山も猿も人も怖い、極限の登山サバイバルホラー！

## この漫画を読むのに向いている人

- **猿との戦いと仲間の裏切りが同時に迫る**サバイバルホラーを、最後まで緊張しながら味わいたい人
- **極限状態でむき出しになる人間の本性や醜さ**を描いた、濃い心理ドラマに引き込まれたい人
- **散りばめられた手がかりから犯人を推理できる**、ミステリー仕立てのサバイバルを楽しみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **身勝手で嫌な言動をくり返す登場人物**が多い話だと、怖さより先にいらいらしてしまう人
- **私刑や惨殺死体などの残酷な描写**がたびたび出てくると、読み進めるのがつらくなってしまう人
- **広げた謎がきれいに回収される結末**や、山岳サバイバルとしての現実味を大事にしたい人

## 良い所

- 猿と戦うだけの話という私の予想は、すぐ外れました。**あれは本物の猿なのかという謎**に、仲間を売る裏切りや内部犯の疑いまで重なります。敵がひとつじゃないので、最後まで気が抜けません。
- ナタや弓を使い、罠を張り、目の前で水を捨ててみせ、缶詰に毒まで仕込む。**知恵と力を兼ね備えた猿**の手口がえげつない。読み終えたら、気軽なハイキングすら怖くなってしまった。
- 山も猿も人も、全部怖い。**敵か味方かわからない疑心暗鬼**に、目を背けたくなる私刑の場面まであります。それでもキャラはそれぞれ立っていて、冷徹な法務担当の強烈なインパクトが頭から離れません。
- 山という密室のホラーと言えばそれまでですが、僕が惹かれたのは**主人公と親友の友情の描かれ方**のほうです。モテそうな親友の、見た目の良さにまるで価値を置いていない性格もいいんですよね。
- 正体不明の猿が怖いのに、漫画としてもたまらなく面白い。**めくった先に衝撃のコマが待つページ構成**のせいで、めくるたびに私の胸はどきどきしっぱなしだ。原作と作画が分かれている分、絵の迫力もすごい。

## 悪い所

- 状況に流されて判断を誤る人、ためらいなく嘘で人を陥れる人。**同じ空間にいたくない嫌な人物**がこれでもかと出てきて、口を開くだけで私までいらいらさせられる。
- 僕が引っかかったのは、序盤は割とリアルだった話がだんだん荒唐無稽になり、**一般社員まで超人のように動き出す**ところ。どんどん人が死ぬわりに、死体の扱いにも現実味がありません。
- 物語としてはおもしろいのに、伏線の回収まで時間がかかりますし、**あれこれ匂わせるばかりで明かされても疑問が残る**のがもどかしいです。途中で助けてくれた人の真意がわかっても、私の中のもやもやは消えません。
- 山登りなのにスーツで来いと言う人が出てきた時点で、気づくべきだった。**登場人物の大半が嫌な人間という話**はどうにも合わず、終始いらいらしっぱなし。猿が怖いとか、そういうところにまで気が回らない。
- 終盤は読み始めてすぐ、これ終わらせにかかってない？と私が思うほどの急ぎ足。期待だけさせておいて、**謎を謎のまま残して終わる**よくある幕引きでした。すごく残念です。
