# 私たちはどうかしている

## 基本情報

- 著者: 安藤なつみ
- 連載: BE・LOVE
- ジャンル: ミステリー、少女漫画、ラブストーリー、サスペンス、女性漫画
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年08月19日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/25023840-db69-4e05-b171-ba036d09d5b1

## あらすじ

金沢の老舗和菓子屋で、住み込み職人の娘・七桜は跡取りの椿と幼い心を通わせていた。だがある夜の殺人事件で母が犯人にされ、七桜は人殺しの子として店を追われる。十五年後、和菓子職人になった七桜は菓子対決の場で椿と再会する。正体に気づかない椿から偽装結婚を持ちかけられ、七桜は母の汚名をはらすため素性を隠して嫁ぐ。待っていたのは女将の容赦ないいびり。惹かれ合うほど、仇の息子と犯人の娘という宿命が重くのしかかる。季節の菓子はどこまでも美しいのに、二人が交わす視線はいつも痛い。それでも菓子へ伸ばす手は止められない。愛と憎しみを同じ器に盛ったまま突き進む、後戻りのできない愛憎劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- 憎み合う家に生まれた二人が惹かれ合ってしまう、**許されない恋の切なさ**をじっくり味わいたい人
- 季節ごとの美しい和菓子の描写と、**菓子作りに向かう職人の本気**をあわせて楽しみたい人
- 昼ドラのように濃い人間模様と、**過去の事件の真相を追うサスペンス**が絡み合う展開を好む人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 嘘と裏切りが続く話を読むと胃が痛くなってしまい、**ささくれるような読み心地**を避けて通りたい人
- 二人がなかなか結ばれないまま続く**長いすれ違いのもどかしさ**に、途中でじれて投げ出しそうな人
- 事件の運びや家の事情に**現実味の薄さ**を感じると冷めてしまう、筋の通り方を大事にする人

## 良い所

- 新刊が出るたびすぐ買うくらい追いかけました。絵もきれいでキャラに愛着が湧くし、**苦難を越えた先の清々しい結末**まで見届けられて、応援してきた甲斐があったと思えます。
- 愛憎でぐしゃぐしゃだった二人に変化が見えると、それが周りの人たちにも**じわじわ広がっていく**のがよかった。誰かを許せないままでも、この経験を先の幸せに活かせる気がする。
- 二人の**凛とした生き方**がかっこよくて、心に残るせりふもいくつも拾えました。つい二周読んでしまい、和菓子そのものにも興味が出てきたのは自分でも意外です。
- まるで昼ドラみたいに恋も謎も詰まっていて、それぞれの思惑がぶつかるのが面白い。**実写で見てみたい美しい和菓子**もたくさん出てくるので、映像になった姿を勝手に思い描いてしまう。
- ドロドロの愛憎劇だと思って読み始めたのに、口に出せないままの二人にきゅんとさせられます。**菓子作りに注ぐ職人の熱**が物語と重なっていくところも好きです。

## 悪い所

- 背負うものが多いはずの主人公が流されるばかりで、二人ともキャラが薄く感じました。**事件の扱いも雑**なまま話が進み、最初のつかみが薄れていくのが残念です。
- 何度もすれ違って一向に近づかない二人に、だんだんじれてきます。**過去への執着**が強すぎるんじゃないかと言いたくなるし、早く先へ進んでほしいと何度も思いました。
- 母が犯人かどうかなんて警察が調べればわかるのでは、と冷めてしまいました。逆境に耐えて夢へ進む姿は伝わるものの、**設定のありえなさ**で気持ちが入りきりません。
- 血のつながりの前提が次々ひっくり返って、そのたびに驚くより疲れてしまう。**旧いドロドロを煮詰めたような展開**で、あの女将が素直に引き下がるのかも疑わしい。
- 絵は下手ではないのに、きれいに決まったコマと、おやっと思うコマが混ざります。**絵の仕上がりのムラ**が引っかかって、読んでいて落ち着かない場面がありました。
