# つばさとホタル

## 基本情報

- 著者: 春田なな
- 連載: りぼん
- ジャンル: 恋愛、少女漫画、スポーツ、学園
- 評価: 7.5/10
- 最終更新日: 2026年10月21日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/26ddde9a-3926-471d-91e5-0d3aa5e61c41

## あらすじ

好きになったら一直線の「尽くし体質」女子・園川つばさ。入学式で倒れた自分を助けてくれたと思い込んだ先輩に猛アタックした結果、「重い」とあっさり振られてしまう。けがをした幼なじみの代わりに、男子バスケ部の臨時マネージャーを引き受けたつばさは、そこで本当の恩人が無口な部員・飛鷹顕だったと知り、少しずつ惹かれていく。けれど恋に疎い顕はなかなか自分の気持ちに気づかず、学年一のイケメン・鳥羽結真までつばさに想いを寄せはじめる。何事にも全力すぎて空回りする健気さが、やがて部の仲間の信頼に変わっていく。合宿に夏祭り、文化祭と季節がめぐるなか、後輩マネージャーの嘘も重なって想いはすれ違うばかり。ちょっと重くて甘酸っぱい、部活と恋の青春ラブストーリー！

## この漫画を読むのに向いている人

- すれ違いや三角関係の波乱があっても、**悪人が出てこないさわやかな恋愛もの**を読みたい人
- 恋に疎い無口な男子が、**少しずつ気持ちに気づいて変わっていく過程**をじっくり見守りたい人
- **部活のマネージャーとして奮闘する青春ラブストーリー**が好きで、背景まで丁寧な絵も味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **相手に尽くしすぎる世話焼きなヒロイン**を見ると、どうしても重さが気になって疲れてしまう人
- 告白してもすぐには実らない、**なかなか進まない恋のじれったさ**より、テンポよく関係が動く展開を求める人
- **少女漫画にありがちな台詞や展開**にはすぐ冷めてしまい、キャラの描き分けにもこだわる人

## 良い所

- 後輩の嘘や勘違いから**お互いに避け合っていたすれ違い**が、告白の場面でやっと解消される瞬間は大きなコマでじっくり描かれている。ヒロインの涙につられて、思わずもらい泣きした。
- 波乱はたくさんあるのに、**不快になるような悪人は登場しない**。すれ違いで気をもむ場面があっても、話はずっとさわやかに進んでいく。ほんわかした恋愛ものが好きなら合うはず。
- 冒頭のストーカーまがいの暴走ぶりを見た時点では、まさかこんなに夢中になるとは思いませんでした。アラフォーの身でもハマったのは、**かわいくて温かい気持ちになれる青春ストーリー**だったからです。
- 恋に疎い男子が、気持ちに気づくまで、気づいてから、通じ合ってからと段階を追って変わっていきます。ヒロインの物語というより**無口な相手役の成長物語**として読みふけりました。
- 作者のほかの作品と比べても、これが一番好きかもしれません。モブまで雑に描かず、**背景の隅々まで丁寧に描き込まれた絵**に加えて話の運びもうまく、つい感情移入してしまいます。

## 悪い所

- ほぼ初対面の部員全員におにぎりやクッキーを作り、家庭科のエプロンまでみんなの分を縫う。**「一生懸命がんばってる私」感が強すぎるヒロイン**の重さに、どうしてもついていけなかった。
- 男子キャラの**描き分けがはっきりせず、みんな同じ顔に見える**ので、誰が誰だか混乱しがちです。表情も固めで、何を思っているのかよくわからない場面もありました。
- 序盤で派手に打ち出したストーカー気質の設定が、その後ほとんど出てこないのは肩すかし。**最初のキャラ付けがいつの間にか消えて**、ただのいい子になってしまった印象がある。
- 文化祭のコンテストで出てくる「正義のヒーローみたいな人」という台詞が、**少女漫画にありがちなクサい言い回し**に聞こえて少し冷めた。大事な場面だけに、もっと刺さる言葉がほしかった。
- 相手役がなかなかヒロインを好きにならないうえ、主人公も好きなのに何も行動しないまま時間が過ぎていきます。**進展の遅さにもどかしさが募り**、終わり方も微妙で、まだ続きがあるのかと思うほどです。
