# ヴァンパイア男子寮

## 基本情報

- 著者: 遠山えま
- 連載: なかよし
- ジャンル: 学園ラブコメ、男装女子、少女漫画、吸血鬼・ファンタジー
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月02日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/26fae81e-998d-4f9c-be04-2584d27d50c6

## あらすじ

親を亡くし、頼れる人もいない少女。変な男に絡まれないよう男の子のふりをして生きてきたけれど、働き先を追われて行き倒れかけたところを、血を吸う美青年に拾われる。自分の血をエサとして差し出す代わりに、イケメンだらけの男子寮で暮らすことになった。誰にも愛されずに育った彼女の血はまずい。甘くするために青年が始めたのは、相手を男だと思い込んだままの度を越した溺愛だった。バレそうでバレない距離感、事情を知ってしまった同級生との三角関係、引き裂こうとする大人たちの企み。ありえない設定を笑いながら、いつのまにか二人の幸せを本気で祈っている。血よりも甘い、男装同居ラブコメ！

## この漫画を読むのに向いている人

- 吸血鬼が相手を男だと思い込んだまま惹かれていく、**疑似BL的なもどかしさ**にときめきたい人
- 当て馬の同級生や脇役たちまで含めて全員に幸せになってほしくなる、**群像劇っぽい甘さ**を求める人
- ツッコミどころだらけの設定は笑って受け流し、**長く追いかけた末にたどり着く結末**まで見届けたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 髪を切らずウィッグで通し続けるといった**男装設定のゆるさ**が気になって、物語に入り込めない人
- 血を吸うほど近づいても正体に気づかないような、**恋愛の都合が理屈より勝つ展開**が苦手な人
- 長く続くうちに話が同じところで足踏みするのが苦手で、**寄り道の少ない一直線の物語**を読みたい人

## 良い所

- 男装したヒロインに惹かれながら、運命の相手という決まりごとに縛られて女の子だと見抜けないヒーロー。切なさの向きが二重になっていて、**気づいてよと画面に向かって言いたくなる**もどかしさが癖になりました。
- 血を吸うたび押し倒すヒーローが、相手を男だと思い込んでいる。読んでいる私の脳が**男女ラブコメなのかBLなのか判定できなくなる**感覚で、この居心地の悪さがずっと楽しい。
- 男装が周りにバレないのも、溺愛すると血が甘くなるのもありえない。それでも**微笑ましくて見ていられる**空気があって、当て馬の同級生もサブキャラの片想いも、みんな幸せになってと願ってしまう。
- 同級生に正体がバレてから面白さが跳ね上がりました。チャラそうに見えたヒーローが告白をきちんと断ったところで株が上がって、**どっちも応援したくなる三角関係**に転がっていくのがうれしいです。
- トラブル続きでなかなか結ばれなかった二人が、最後にちゃんと幸せになってくれました。読んでいるこっちまで**まるごと満たされる読後感**で、終わってしまった寂しさごと、また最初から追いかけたくなります。

## 悪い所

- なぜ男装バレしないのか、そこがどうしても引っかかりました。柔道の場面なんて普通に気づかれると思うし、**髪を切らずウィッグで通す不自然さ**も、店で寝泊まりする生活を考えると納得できません。
- 男の格好をしなければいけない理由の根っこが描かれないまま話が進むので、疑問ばかり溜まっていく。**至近距離で血を吸っていて女だと気づかない**のも無理があって、そこを飲み込めるかで評価が割れそう。
- ツッコミどころは多いけれど、小中学生向けと思えば読めます。ただ男装しているときの顔が**どう見ても女の子にしか見えない**のは少し残念で、そこだけ設定が甘いなと感じます。
- 続きは気になるので読みますが、中盤あたりから**同じ足踏みが続くもたつき**にお腹いっぱいです。まだ続くのかという気持ちが先に立って、追いかける熱が落ちました。
- 男と偽ってバイトに応募したという入口が、俺にはどうにも受け入れられません。**見た目のよさで人を欺く出だし**でつまずいて、ヒーローが出てくるところまで読み進める気になれませんでした。
