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最終更新日:

ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン

ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン

完結
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著者: 荒木飛呂彦

連載: ウルトラジャンプ

ジャンル: バトル・アクションサスペンス・ホラー

評価: 7.6/10

あらすじ

震災のあと、杜王町に十キロもの断層が隆起した。その土の中から、記憶をなくした裸の青年が掘り起こされる。星形のアザ、触れたものを奪うシャボン玉の力、そして名前すらない過去。彼を引き取った果物店の一家には、代々続く奇病の呪いがのしかかっていた。自分が何者かを追ううちに、青年は傷や病を治す不思議な果実と、それを狙う石の生命体たちの影へ踏み込んでいく。やがて立ちはだかるのは、追いかけてきた者にだけ不条理な災いを降らせる敵。誰が味方で誰が敵なのか、足場は最後まで崩れ続ける。仲間を失いながらも呪いを断ち切るまでを描いた、不穏で奇妙な杜王町の物語!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 答えが出るまで先の読めない不穏なミステリーを、時間をかけてじっくり追いかけたい人
  • 殴り合いの派手さより、正体探しや設定の謎解きに頭を使う読み方をじっくり楽しみたい人
  • 長いシリーズをずっと追い続けてきて、過去作とのつながりが見えた瞬間にニヤリとしたい人

向いていない人

  • 細かく入り組んだ能力の設定を読み解くよりも、勢いのある戦いをまっすぐ楽しみたい人
  • 話が迷わず一本道で進んで、最後はすっきり畳まれる結末にたどり着く物語を求めている人
  • 登場人物に深く肩入れしながら、熱いぶつかり合いに胸を焦がしながら一気に読み進めたい人

良い感想・レビュー

  • ジョジョを読んだことがないまま八部から入ったのに、この不気味さがクセになる世界にすっかりハマりました。青年誌へ移ってきわどい描写も生々しくなり、他では味わえない手触りがあります。
  • 一部から順に追ってきた自分でも、八部のミステリー臭の強さは段違いだと感じる。殴り合いより謎の匂いが濃い。先が読めないまま引きずり込まれて、次の巻がずっと気になっていた。
  • カラー版で読んだら単行本と迫力が違いすぎて驚いた。町中を逃げ回る回は見開きの使い方がスマホを横にして読むのにぴったりで、敵だけ黒く沈む色づかいのおかげでとても見やすい。
  • 長すぎると思っていた終盤の戦いも、あるページまで読んで気持ちがひっくり返りました。七部の主人公の最期が語られる回も切なくて、最終巻はもったいなくて表紙を眺めていたほどです。
  • 炭素ではなくケイ素でできた生き物という発想が面白く、敵側の理屈っぽい設定に唸った。植物に詳しい仲間が加わってからは目的がはっきりして、物語が一気に転がり出す。

悪い感想・レビュー

  • 触れるとえぐれる力にいつのまにか変わっていて戸惑いました。前に張られた伏線とも噛み合わず、能力の決まりごとのブレが引っかかります。決着の章が二十話以上も続くのは長すぎです。
  • 漫画喫茶で一巻を読んで投げ出した過去があり、今回もやっぱり難しい。理屈の飲み込みにくさが最後まで抜けず、自分の頭では追いつけなかった。六部以降はどうも相性が悪い。
  • 物語がどこへ向かうのか分からない時期が長く、間延びした進み方に気持ちがついていきませんでした。次の巻が出る頃には前の内容を忘れてしまうのも困ります。
  • 一気に読んだものの歴代を超えられなかった。勝手に襲ってくる敵ばかりでぶつかり合いが少なく、脇役たちの芯のブレのせいで好きになれる人物が最後まで見つからない。
  • 二十五年ジョジョを追ってきたのに、後半は惰性でめくっていました。伏線が畳まれないまま終わり、作品全体の熱の薄さが引っかかります。緻密な謎解きの型は合わなかった気がします。

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