レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
エリア88 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
エリア88
完結著者: 新谷かおる
連載: 少年ビッグコミック
評価: 9/10
あらすじ
大手航空会社のパイロット訓練生として未来を約束されていた青年。孤児院で育った親友との友情は、社長令嬢の恋人をめぐる嫉妬であっけなく壊れる。泥酔した夜に書かされた一枚の契約書で、送り込まれたのは内戦の続く中東の最前線基地。除隊できるのは三年の任期を終えるか、敵機を落とした報奨金で百五十万ドルを払い切るかのどちらか。生きて帰り恋人にもう一度会う、それだけを支えに彼は戦闘機に乗り込む。仲間と笑い、仲間を見送り、戦場でしか息ができない体になっていく男の姿。やがて故国の土を踏んでも、平和な日常は彼をどこにも受け入れない。裏切った親友との決着へ向かって進む、傭兵たちの空の物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 戦闘機の細かい描き込みと、機体が紙の上で動いて見える空戦の迫力をじっくり味わいたい人
- 一人の脱出劇が国と国の争いにまで広がっていく、世界規模までふくらむ長い物語を腰を据えて追いたい人
- 古い作品でも熱が落ちない話に出会いたくて、癖のある傭兵たちの群像をまとめて読み通したい人
向いていない人
- 気に入った登場人物が次々に命を落とす展開が苦手で、別れの多い終盤をつらく感じてしまう人
- すっきり報われる結末を求めていて、後味がひりつく幕引きにもやもやを引きずりたくない人
- 今どきの絵柄に読み慣れていて、説明を省いて進む古い作りの語り口にはどうしても入りづらい人
良い感想・レビュー
- 親友に裏切られて戦場に落とされる話かと思って読み始めたら、そこからの広がりに驚かされた。個人の脱出劇が世界規模の争いに飲み込まれていく流れが効いていて、三度読み返してもまだ面白い。
- 懐かしさだけで買ったのに、結局最後まで一気に読んだ。どの機体も惚れ惚れするほど格好よく描かれていて、基地に集まる連中もひとりずつ濃い。誰が出てきても飽きなかった。
- 昔面白かった漫画を読み返して、こんなものだったかとがっかりすることがよくあります。この作品にはその落差がなくて、当時と同じ熱のまま最後まで運ばれていく感覚が残りました。
- 戦争ドラマの金字塔と呼ばれる理由が、読んでみてやっとわかりました。まとめて一気に追うのも、少しずつ買い足していくのも自由ですが、終わりまで付き合う値打ちのある長さだと思います。
- 傭兵たちの因縁と、主人公と恋人を引き裂く運命の皮肉がうまく噛み合っています。細かく描き込まれた機体が紙の上で動いて見えるところにも驚きました。中東や欧州を初めて意識したのも、この作品からです。
悪い感想・レビュー
- 終盤で気に入っていた連中が次々に落とされます。全滅していく作りの安易さは否めませんし、盛り上がりに一役買っているとわかっていても、読み終えたあとはしばらく引きずります。
- 筋立て自体は昔ながらの復讐ものなので、目新しさはありません。次々と人が減るせいで顔と名前が結びつかないまま進む場面もあり、誰が誰だったかを何度も戻って確かめました。
- 最後の決着のつけ方だけは、何度読んでも残念です。過去を消してしまう幕引きしか道はなかったのかと引っかかりますし、あの主人公なら背負ったまま生きられたはずだと思ってしまいます。
- 名前だけは知っていたのに、古い絵柄への身構えが邪魔をして長いこと手を出せませんでした。読み始めてからもしばらくは抵抗が抜けず、もっと早く読めばよかったと後で悔やんだくらいです。
- 状況の説明がすっと省かれるので、何ページか飛んだような気分になります。空戦のコマで敵味方がどう動いたのかつかめないことも多く、序盤の単発の話が続くうちは面白さがわかりませんでした。
良い感想・レビュー
- 親友に裏切られて戦場に落とされる話かと思って読み始めたら、そこからの広がりに驚かされた。個人の脱出劇が世界規模の争いに飲み込まれていく流れが効いていて、三度読み返してもまだ面白い。
- 懐かしさだけで買ったのに、結局最後まで一気に読んだ。どの機体も惚れ惚れするほど格好よく描かれていて、基地に集まる連中もひとりずつ濃い。誰が出てきても飽きなかった。
- 昔面白かった漫画を読み返して、こんなものだったかとがっかりすることがよくあります。この作品にはその落差がなくて、当時と同じ熱のまま最後まで運ばれていく感覚が残りました。
- 戦争ドラマの金字塔と呼ばれる理由が、読んでみてやっとわかりました。まとめて一気に追うのも、少しずつ買い足していくのも自由ですが、終わりまで付き合う値打ちのある長さだと思います。
- 傭兵たちの因縁と、主人公と恋人を引き裂く運命の皮肉がうまく噛み合っています。細かく描き込まれた機体が紙の上で動いて見えるところにも驚きました。中東や欧州を初めて意識したのも、この作品からです。
悪い感想・レビュー
- 終盤で気に入っていた連中が次々に落とされます。全滅していく作りの安易さは否めませんし、盛り上がりに一役買っているとわかっていても、読み終えたあとはしばらく引きずります。
- 筋立て自体は昔ながらの復讐ものなので、目新しさはありません。次々と人が減るせいで顔と名前が結びつかないまま進む場面もあり、誰が誰だったかを何度も戻って確かめました。
- 最後の決着のつけ方だけは、何度読んでも残念です。過去を消してしまう幕引きしか道はなかったのかと引っかかりますし、あの主人公なら背負ったまま生きられたはずだと思ってしまいます。
- 名前だけは知っていたのに、古い絵柄への身構えが邪魔をして長いこと手を出せませんでした。読み始めてからもしばらくは抵抗が抜けず、もっと早く読めばよかったと後で悔やんだくらいです。
- 状況の説明がすっと省かれるので、何ページか飛んだような気分になります。空戦のコマで敵味方がどう動いたのかつかめないことも多く、序盤の単発の話が続くうちは面白さがわかりませんでした。
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