# 探偵学園Q（新装版）

## 基本情報

- 著者: 天樹征丸、さとうふみや
- 連載: 週刊少年マガジン
- ジャンル: 少年漫画、推理
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年07月22日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/28d98c50-2330-41ba-9979-822af9127eea

## あらすじ

世界一の探偵を目指す少年キュウは、幼い頃に誘拐事件から自分を救ってくれた探偵にあこがれ、伝説の名探偵が創った探偵養成学校の門を叩く。そこで出会ったのは、一度見た光景を忘れない少女、天才小学生プログラマー、驚くべき身体能力を持つ少年、そして誰より鋭い推理力を秘めた美少年。個性のかたまりのような五人は特別クラスに選ばれ、力を合わせて難事件に挑んでいく。だが行く手には、完璧な殺人を教え込む犯罪組織が待ち受けていた。一人の天才が解くのではなく、五人がそれぞれの得意を持ち寄って真相へ迫る爽快さがたまらない。友情と宿命の狭間で試される絆、仲間とだからたどり着ける真実。五人で切り拓く探偵の物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 一人の名探偵ではなく、**個性の違う仲間が力を持ち寄って謎に挑む**推理劇にわくわくできる人
- 本格ミステリの手応えは欲しいけれど、**一緒に推理を楽しめるほどよい難度**の作品を探している人
- 次々と起きる難事件に立ち向かう少年少女たちの、**友情と成長がからむ熱い結末**まで見届けたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 主人公がたった一人で鮮やかに全てを解き明かす、**切れ味の鋭い本格トリック**を何より求める人
- 少年漫画らしい明るさよりも、**大人向けの重く硬派なミステリ**だけをじっくり味わいたい人
- 後半にかけて話が駆け足になる展開が苦手で、最初から**最後まで均一なテンポ**で読み進めたい人

## 良い所

- 一人の天才が全部解決してしまうミステリだと思っていたが、仲間がそれぞれ違う力を持っているので主人公の独壇場にならない。**五人で謎を分担していく形**が新鮮で、読んでいてぐいぐい引き込まれた。
- 探偵になるために学園で学ぶという設定が面白くて手に取った。金田一よりも少しやさしめで、**登場人物と一緒に推理を楽しめる**のがうれしい。散りばめた伏線が回収されていく流れも気持ちよかった。
- 子供向けのなぞなぞレベルかと思っていたら、本物の殺人も起きるガチめのミステリで驚いた。**それなりの年齢の大人でも読み応えのある**中身で、あまりの面白さに全巻を一気に読み切ってしまった。
- キュウとリュウの信頼関係がとにかく熱くて、宿敵とのラストバトルまで勢いよく駆け抜けてくれる。**友情が試される最終決戦**まで一気に読めて、読み終えたあとがとてもスッキリした。
- 密室やトリック、犯人の巧妙な心理戦まで、読者を飽きさせない仕掛けがそろっている。**謎解きだけでなく人間ドラマとしても楽しめる**ところが好きで、事件の裏にある背景まで丁寧に描かれているのがよかった。

## 悪い所

- 昔に読んだ時と印象がずいぶん違って、大人になって読み返すとどうも詰めが甘く感じてしまう。主人公がまだ幼くて、**推理の説得力がもう一歩**足りないところがどうしても気になった。
- 同じ作者コンビの金田一とどうしても比べてしまうと、こちらはかなりライトで少年漫画寄り。**トリックの凝り具合**では金田一の方が上に思えて、そこは好みが分かれるところだと感じた。
- 前半の学園での試験や日常の事件はテンポがよかった。ただ後半、犯罪組織との対決が本格化してからは話が少し駆け足になり、**消化不良のまま残った伏線**がいくつかあって最後まで残念だった。
- 推理バトルとしては問題が少し物足りない。主人公とライバル以外は推理力が心もとなく、**特殊能力頼みで役に立つ場面**ばかりなのがどうにも引っかかって、キャラそれぞれの活かし方に不満が残った。
- 探偵学園の中に組織の人間が紛れ込む展開など、後味の悪い事件が意外と多い。**読んでいて気が重くなる場面**もそれなりにあって、明るくすっきりした謎解きだけを期待するとしんどい部分があった。
