レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
履いてください、鷹峰さん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
履いてください、鷹峰さん
著者: 柊裕一
連載: 月刊ガンガンJOKER
評価: 8.2/10
あらすじ
『履いてください、鷹峰さん』は、柊裕一による学園ラブコメディ作品。完璧美少女として君臨する生徒会長・鷹峰高嶺は、“下着を脱ぐことで時間を巻き戻す”という特殊能力を持つ少女。偶然その秘密を知ってしまった平凡な男子高校生・白田孝志は、能力発動後に消えてしまう下着を用意する“クローゼット”として彼女に協力させられることになる。タイムリープ能力を軸に、主従関係のような奇妙な距離感と恋愛感情が交錯する、刺激的かつコミカルな展開が描かれる作品。
良い所
- 斬新すぎるタイムリープ設定に最初から引き込まれた。エロコメでありながら物語構造が意外と練られており、続きが気になる展開が続く。
- 鷹峰さんの女王様的な振る舞いと時折見せる弱さのギャップが魅力的。単なるお色気作品ではなくキャラ描写に深みを感じた。
- 作画のクオリティが高く、ヒロインの表情や仕草が非常に丁寧。コメディと色気のバランスが良く、読みやすい構成だった。
- タイムリープ能力を活かした駆け引きが面白く、ラブコメとしての緊張感もきちんとある。設定倒れになっていない点が好印象。
- 過激な描写は多いがテンポが良く、ギャグも切れ味がある。刺激的な題材をここまでポップに仕上げている点に完成度を感じた。
悪い所
- 下着を媒介にした能力設定がかなり露骨で、人前では読みづらい内容。強いエロ要素が苦手だと厳しいと感じた。
- 基本構造が似た展開の繰り返しに思える巻もあり、物語の広がりに物足りなさを覚える部分があった。
- ヒロイン主導の関係性が強く、主人公の存在感がやや弱いと感じる場面がある。対等な関係性を期待すると違和感が残る。
- タイムリープの仕組みについて深い説明が少なく、細部の設定が曖昧に思える箇所があった。
- 刺激的な描写が前面に出るため、純粋な恋愛物語を求めると方向性の違いを感じる可能性がある。





