# 湘南純愛組！

## 基本情報

- 著者: 藤沢とおる
- 連載: 週刊少年マガジン
- ジャンル: ヤンキー、青春漫画、学園ラブコメディ
- 評価: 8.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年07月25日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/2988828c-0893-4e10-8807-6af9cd394b84

## あらすじ

湘南で恐れられた最強のヤンキーコンビ、鬼塚英吉と弾間龍二。二人がふと思い立ったのは、モテる普通の高校生になることだった。女っ気のない日々に別れを告げようと、辻堂の共学高校へ転校する鬼爆。ところが一般人のふりを続けても、その名を聞きつけた神奈川中の不良や暴走族が次々と挑んでくる。狙っていたナンパ生活はどこへやら、気づけば命がけの喧嘩と抗争へ飲み込まれていく。敵だったはずの男たちと拳をぶつけ合い、いつしか固い絆で結ばれていく二人。強いとは何か、男とは何かを、殴り合いながら問い続ける。恋人との別れも死闘も越えて、湘南の伝説として駆け抜けた青春の日々！

## この漫画を読むのに向いている人

- 湘南を舞台にした暴走族どうしの抗争や、90年代ならではの**荒々しい熱量**にぐっとくる人
- 教師になる前の鬼塚が、どんな青春を駆け抜けてきたのか、**その原点**をのぞいてみたい人
- 喧嘩に友情、そして恋まで、何もかもにまっすぐ突っ込んでいく**荒っぽい青春劇**が好きな人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 一般人まで巻き込んでいく**過激な暴力や犯罪の描写**が、読んでいて苦しくなってしまう人
- 始めから終わりまで一貫して、**明るく笑えるラブコメのノリ**だけをのんびり楽しみたい人
- 大勢の不良キャラが入り乱れる**長い抗争劇**を、最後まで頭の中で追いかけるのがしんどい人

## 良い所

- GTOを読む前にと軽い気持ちで手に取ったら、すっかり夢中になった。昔のヤンキー漫画ならではの**むき出しの自由さ**がいい。鎌田とナツの話ではぼろぼろ泣かされた。
- 鬼塚はこの頃からもうカリスマで、相棒の龍二は恋にまっすぐだ。二人を追ううちに、**強いとは何か**という問いがずっと胸に残った。派手なだけの喧嘩漫画じゃない。
- とにかく破天荒な暴れっぷりが痛快だった。暴走族との熱い抗争と、腹を抱えて笑えるギャグが同居していて、**荒っぽいのに憎めない世界**にどっぷり浸かれた。
- バカで能天気で、プライドだけ高いヤンキーどもが、なぜだかどうしようもなく好きだ。終盤にただよう**投げやりで乾いた空気**が、こっちの胸にも妙に沁みてくる。
- 敵だった相手と拳をぶつけ合ううちに、いつしか仲間へ変わっていく。その**泥くさい友情**に何度も胸が熱くなった。ここぞで前に出る鬼塚はしびれるほど格好いい。

## 悪い所

- 序盤の軽いラブコメのノリで読み進めていたら、途中から一気にシリアスな暴力ものへ様変わりした。最初の空気を期待していたぶん、正直かなり**急な路線変更**に面食らった。
- キャラが増えるほど顔つきが似通ってきて、大乱闘になると誰と誰が殴り合っているのか追えなくなる。話も**強敵登場から和解までの型**にはまってきて気になった。
- 今の感覚で読み返すと、暴力や犯罪の描写がとにかく重い。一般人を巻き込む危険な運転や抗争が続き、**シャレにならないえげつなさ**にところどころ引いてしまいます。
- 連載の初めと後半で絵柄ががらりと変わる。別の漫画を開いたのかと戸惑うほどで、初期の少し野暮ったい絵は**読み進めるのに骨が折れる**ところがあった。
- モテたい、童貞を捨てたいという当初の目的が、中盤にはどこかへ吹き飛んでしまう。泥沼の暴走族抗争へ飲み込まれていく展開に、**軸のぶれ**が気になります。
