# この世界がゲームだと俺だけが知っている

## 基本情報

- 著者: イチゼン、ウスバー
- 連載: ComicWalker、コミッククリア
- ジャンル: 異世界転移、ファンタジー、ギャグ、アクション
- 評価: 7.9/10
- 最終更新日: 2026年08月21日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/2ab466af-c7fc-4977-8abc-41029b46ce66

## あらすじ

世紀のクソゲーと名高いVRゲーム『猫耳猫』。やり込み廃人の少年ソーマは、いとこが振った小槌のせいで、その世界へ放り込まれる。死ねばそこで終わる場所で彼が頼ったのは、攻略の腕でも力でもなく、山ほど覚えたバグ仕様だった。動きを途中で止める高速移動、当たり判定の狂いを突く壁抜け、敵の思考の穴を狙うハメ技。初心者殺しのNPCや最強の女剣士を巻き込みながら、即死イベントを正面から踏み抜いていく。作り手の悪意に、プレイヤーの意地で殴り返す痛快さ。ずるいはずの手口が、ここでは生き延びるための必死さに変わる。未実装エリアの魔物が王都へ押し寄せ、物語は総力戦へ。ルールの裏側を知る者だけがたどり着ける、完全無欠のハッピーエンド！

## この漫画を読むのに向いている人

- 理不尽なゲーム仕様に振り回されるのではなく、**バグごと逆手に取って攻略する爽快さ**を味わいたい人
- テンポよく進むギャグと、**設定の説明まで楽しく読ませる作り**を求めていて、重い展開が苦手な人
- 途中で投げ出したような終わり方が苦手で、**最後まできれいに畳まれた結末**を見届けたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 原作小説の伏線や仕掛けを気に入っていて、**筋書きの組み替えや省略**が気になってしまう人
- 毎回同じ流れで話が進むことに飽きやすく、**型の繰り返しで転がす構成**が退屈に感じる人
- **萌え寄りの味付けやハーレムめいた空気**が苦手で、笑いよりも重たい読み応えを求めたい人

## 良い所

- この選択肢を選んだら即死する、と主人公だけが知っている。その**知識でクソゲーをねじ伏せる感じ**がたまらなく気持ちいいんです。攻略のテンポも良くて、私はニヤニヤしながら読み進めました。
- ゲームの世界に入る話は山ほどあるけど、そこが**クソゲー仕様**っていう発想が新しい。悪意まみれのバグを裏技として使い倒す廃人の思考回路に、俺は完全にやられた。
- 笑いの前提になるゲームの設定を、絵でここまで**わかりやすく見せてくる**とは思いませんでした。序盤を説明だけで潰さないし、話もくどくない。異世界転移ものの中でも、私にはかなり当たりの一作です。
- 裏技もハメ技も隠しコマンドも使う。ぱっと見は卑怯だけど、死んだら終わりの世界なら**当たり前の生き残り方**だよなと納得してしまう。安易なチートで無双する話より、僕はこっちが好み。
- 魔王の倒し方まで**この作品らしいふざけ方**で、読み終えて笑ってしまいました。別れだけで終わらせない締め方もきれいで、最後まで飽きずに走り抜けられます。

## 悪い所

- 原作にあった細かい伏線や、時間軸をずらす仕掛けが漫画版ではごっそり抜けています。**改変で削られた面白さ**が惜しくて、私は素直に楽しめませんでした。絵はまともなだけに、もったいないです。
- 一番見たかったのは、あの**変態機動の絵での再現**だった。でも動きの見せ方が思っていたものと違って、俺は少し肩透かしを食らった。もっと勢いをつけて描いてほしかったところ。
- バグの解説から入って、バグでの攻略で終わる。この流れがほぼ毎回続くので、**同じ型の繰り返し**に飽きが来た。最初でハマれた人なら最後まで行けるが、僕は途中で気持ちが冷めた。
- 設定は好きなのに、**萌え寄りの味付け**が自分にはきつかったです。無自覚に周りを振り回すヒロインが苦手なうえ、途中からハーレムっぽい空気も出てきて、私はそこで点を下げました。
- こんなバグがある、こんな糞展開があると見せてくる描写が、私にはくどく感じられました。もっとギャグ寄りに振ってくれた方が好みです。**読後感はごく普通**で、そこまで刺さらなかったのが正直なところ。
