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MOONLIGHT MILE の感想と評価(良いところ、悪いところ)
MOONLIGHT MILE
著者: 太田垣康男
連載: ビッグコミックスペリオール
評価: 8.1/10
あらすじ
『MOONLIGHT MILE』は、エベレスト登頂を果たした二人の男・吾郎とロストマンが、“宇宙”という新たなフロンティアを目指して歩み出す本格宇宙開発ドラマ。民間企業・国家・軍事・資源争奪など複雑な思惑が交錯する中、二人はそれぞれ異なる立場から宇宙へ挑み、月面開発や軌道エレベーター計画など現実的な科学技術を背景に物語が展開される。人間ドラマ、政治サスペンス、ハードSFが融合し、宇宙開発の光と影をリアルに描いた作品。
良い所
- 宇宙開発の描写が非常にリアルで、技術的な説明も丁寧なため、実際に宇宙計画が進んでいるかのような臨場感があった。
- 吾郎とロストマンの対照的な生き方が物語に深みを与えていて、二人の選択がどこへ向かうのか常に気になった。
- 政治・軍事・企業の思惑が絡む展開が緊張感に満ちていて、単なるSFではなく社会派ドラマとしても読み応えがあった。
- 作画の迫力が圧倒的で、宇宙空間や機械の描写が細密で美しく、ページをめくるたびに没入感が高まった。
- キャラクターの心理描写が丁寧で、特にロストマンの狂気と天才性が強烈に印象に残った。
悪い所
- 専門用語や政治的な駆け引きが多く、SFに慣れていない読者には理解が難しい場面があった。
- 物語のスケールが大きくなるにつれて、主人公たちの行動が現実離れして感じられる部分があった。
- 展開が重くシリアスな回が続くため、気軽に読み進めるにはやや負担が大きかった。
- 登場人物が多く、立場や関係性を把握するのに時間がかかる巻があった。
- 長期休載の影響で物語のテンポが途切れ、ストーリーの勢いが弱まってしまったと感じる部分があった。
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