# 南鎌倉高校女子自転車部

## 基本情報

- 著者: 松本規之
- 連載: 月刊コミックブレイド
- ジャンル: スポーツ、自転車、青春、学園
- 評価: 7.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月03日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/311dd53b-24b5-432b-a8f2-814d9944e33b

## あらすじ

長崎から鎌倉へ移ってきた舞春ひろみは、自転車に乗れないまま坂の多い街で新しい生活を始める。そこで出会ったクラスメイトの秋月巴に教わり、ひろみはようやくペダルを踏み出せるようになる。料理上手な比嘉夏海、体力に自信のない神倉冬音も加わり、少女たちは南鎌倉高校に自転車部を立ち上げる。ところが学校からは三か月で実績を出すようにと条件をつけられ、部の行方はいきなり崖っぷち。レースに挑み、海沿いの道を走り、行った先で出会う人たちに背中を押されながら、彼女たちは風のここちよさを体で覚えていく。走り出した先に広がる、まぶしい青春の景色！

## この漫画を読むのに向いている人

- 自転車で走るときの**理屈ぬきの気持ちよさ**を、絵と流れる空気ごとゆっくり味わってみたい人
- 争いごとの少ない**ゆるやかな部活もの**が好きで、女子高生たちの日常をのんびり眺めていたい人
- 坂道や海沿いの景色を丁寧に描いた**風景のここちよさ**に、時間をかけてゆっくり浸りたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 勝ち負けのはっきりした**熱いスポーツもの**を期待して、競技の張りつめた空気を味わいたい人
- 話がゆっくり進む作品が苦手で、始まってすぐに**大きく動き出す展開**をいつも求めてしまう人
- 都合よく話が運ぶ筋書きが気になってしまい、**現実味のある設定**をなにより大事にしたい人

## 良い所

- 表紙に引かれて手に取った自転車漫画でしたが、私はそのまま最後まで付き合うことになりました。**やわらかい絵柄と自転車の話の相性**がよく、身構えずに読み始められます。
- あまんちゅ！やARIAに近いやわらかな空気で、僕が気に入ったのは街の描き込みの細かさ。**走った土地を思い出させる描写**があり、自転車好きなら手に取ってみてほしい。
- とにかく画面が明るくて爽やか。私が引かれたのは細やかな線で描かれた海沿いの景色で、走る場面の空気まで澄んで見える。**風景のここちよさ**だけでも読む値打ちがある。
- 自転車から得られる理屈ぬきの快さを、私はこの作品で思い出した。そこを土台に置いているから、**乗り物としての楽しさが体でわかる**入り方になっている。王道だが強い。
- かわいい女の子たちが自転車の楽しさを教えてくれる作りで、私は眺めているだけで楽しかったです。遠くまで走る場面では**走るときのマナーや小さな知識**も挟まり、地味に役立ちます。

## 悪い所

- 背景が写真をなぞった絵に見える場面が多く、私はそこで少し冷めました。**風景の描き方の安直さ**が引っかかり、丁寧に描かれた人物とのちぐはぐさが目につきます。
- 話の運びがゆるやかで、自転車への熱がなかなか伝わってこない。**自転車愛のうすさ**が僕にはずっと気になり、日常のやりとりを眺めているだけの時間がしばらく続く。
- 読み進めるうちに、私の中の熱はだんだん引いていきました。高校生が高い自転車をあっさり買ってしまう場面など、**話の都合の良さ**が重なるところで乗り切れなくなります。
- 人物が増えてくると顔の見分けがつきにくい。私は髪型や服で判断していたので、**キャラの描き分けの弱さ**は最後まで引っかかった。自転車の絵も雑になってきた気がする。
- 脇にいる先輩の言い分がころころ変わるところがあり、私には少し怖く映った。**言動の一貫しなさ**が気になりだすと、素直に応援しづらい時間も出てくる。
