# 僕に花のメランコリー

## 基本情報

- 著者: 小森みっこ
- 連載: マーガレット
- ジャンル: 少女漫画、学園漫画、恋愛漫画
- 評価: 8.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月22日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/3158c80e-25d5-4525-98b7-0528883ee446

## あらすじ

幼いころに母を亡くした花にとって、墓参りのたびに会える同い年の少年・弓弦は特別な相手だった。ずっとそばにいると約束したのに、父の転勤で海を渡り、戻ったときには彼の行方がわからなくなっていた。高校二年の春、街の喧嘩に巻き込まれた花が再会したのは、荒みきった弓弦。乱暴な言葉に戸惑いながらも、花は離れずにそばへ立ち続ける。かたくなだった心が少しずつほどけていく。けれど彼の暗い過去を分け合う少女や、古い因縁を抱えた少年が現れ、二人はすれ違いを重ねてしまう。優しさだけでは届かない恋。それでも自分の弱さと向き合い、また歩き出そうとする姿に胸が締めつけられる。痛みごと未来へ手を伸ばす、重たくて甘い純愛！

## この漫画を読むのに向いている人

- **傷を抱えた相手にまっすぐ寄り添う恋**が、長い時間をかけて実っていくまでを見届けたい人
- 甘いだけの恋では物足りなくて、**ドロドロした感情まで描く少女漫画**をじっくり読みたい人
- 登場人物の表情や仕草の細やかさまで味わえる、**絵の丁寧な学園ラブストーリー**を探している人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **まっすぐ好きになれるヒーロー**を求めていて、身勝手なふるまいにもやもやしたくない人
- 幼なじみ二人が甘い時間を過ごす場面をたくさん読みたくて、**長く続く波乱や横やり**が苦手な人
- 殴り合いの場面や重たい家庭の事情がしんどくて、**からっと軽やかに読める恋の話**を求めている人

## 良い所

- 漫画なんて高校生以来だったのに、絵にも話にもハマって気づけば大人買い。**大人になっても効いてくる高校生の恋**でした。三十代後半の私がこんなに胸を熱くするとは思ってもみませんでした。
- 買った中でいちばん好きな作品です。心の動きが細かく描かれていて、恋の話としてだけでなく**人が立ち直っていく過程**を見せてもらった気がしました。切ない場面も先生の可愛らしい絵で和らぎます。
- 最初はヒロインの敬語といい子っぷりが鼻について合わないかと思った。でも中身はかなりダークで、彼女も負の感情をさらけ出す。**きれいごとで済まない手触り**にすっかりハマり、何度も読み返している。
- ヒロインの想いのほうが大きく見えて、実は彼のほうが**重たすぎる愛**を抱えている。そこに胸がきゅっとなって、何度も同じ場面に戻ってしまう。どうしようもない男の恋に弱い人にはきっと刺さるはず。
- 過去を清算してボロボロで帰ってきた彼を、彼女が黙って抱きしめる。そこでやっと幸せの入口が見えて泣きそうになった。**傷だらけでも帰れる場所がある**という結末に救われた。想像の十倍は重たい話だった。

## 悪い所

- 相手の気持ちを考えない彼の身勝手さに、ずっともやもやしていました。言われないのをいいことに好き勝手するのはずるいです。**自覚がない分だけ残酷**に見えて、読み進める気力が続きませんでした。
- 当て馬の少女がとにかくしつこくて、最後の最後までイライラさせられる。自分の不幸を武器にしてくる**ライバルの立ち回り**が苦手で、出てくるたびに読むペースが落ちてしまった。
- 絵は可愛いし王道の作りなのに、どこかごちゃっとして読みにくかった。しかも**カタツムリみたいな進展の遅さ**で、二人があまりに清らかすぎて何も起きない。途中で少し飽きてしまった。
- 重い話なのにするする読めたのはよかったです。ただ、進学を決めたのが年末なのに国立に受かってしまう流れは**受験の描き方が都合よすぎ**て、そこだけは飲み込めませんでした。
- 暴力に頼るところは最後まで受け入れられなかった。重すぎるシリアスと甘い場面が交互に来て、**話の温度が定まらない**まま進んでいく。親の件に落とし前がつかないのも引っかかる。
