# COPPELION

## 基本情報

- 著者: 井上智徳
- 連載: 週刊ヤングマガジン、月刊ヤングマガジン
- ジャンル: サバイバル、SF、アクション、ディストピア
- 評価: 7.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月14日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/33cd4c5c-a16d-4bb5-ac59-9636ed35e142

## あらすじ

西暦2036年。お台場の原子力発電所がメルトダウンを起こしてから二十年、旧首都・東京は放射能に沈んだ無人の廃墟と化していた。そこへ送りこまれたのは、遺伝子操作で生まれた三人の女子高生。放射能に耐える体を持つ彼女たちは防護服も着けないまま、瓦礫の街に取り残された人々を探して歩く。廃都でたくましく暮らす人たちと出会い、命がけの救出をこなす日々。だがその旅はやがて、同じコッペリオン同士の激突へ、そして自分たちを作った大人たちの身勝手さとの戦いへ姿を変えていく。人形として生まれた少女たちが、心を持つ人間として何を選ぶのか。死の街に灯る命の物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 崩れ落ちた街並みの描き込みをじっくり味わいたい人や、**廃墟を舞台にした近未来SFアクション**に惹かれる人
- 重い題材にギャグや人情が同居する物語が好きで、**極限の状況で生き抜く人たちのドラマ**に泣かされたい人
- 作られた存在が自分の生き方を探す話に興味があり、**人形として生まれた少女の葛藤**を最後まで見届けたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 途中で作風が変わるのが苦手で、**異能力バトルへ寄る後半**にも序盤と同じ緊張感を求めてしまう人
- 設定の辻褄をきっちり追いたくて、**勢いを優先した展開**に引っかかると先へ進めなくなる人
- 原発事故という題材を重く受け止めたい人や、**軽いノリとの温度差**が気になってしまう人

## 良い所

- 崩れかけたビルや草に飲まれた道路が、不気味なのにどこか幻想的で、私はそこに見入ってしまった。**廃墟になった東京の描き込み**だけでも、手に取る値打ちがあると思う。
- 廃都に残った人たちの暮らしぶりに胸を打たれて、後半はずっと泣きながら読んでいました。**生存者ひとりひとりの生き様**が、ただのSFで終わらない厚みを作っています。
- 軽い娯楽のつもりで読み始めたのに、現実の震災と重なる場面で背筋が伸びた。**原発事故を先取りしたような生々しさ**があって、ここから学ぼうという気持ちにさせられる。
- 核の怖さを漂わせながら、吹っ飛ぶ絵やギャグでちゃんと笑わせてくるのが好きだ。**人情とドタバタが同居した脱出劇**として、俺はテンポのよさを楽しんだ。
- 最初はポンコツ扱いだった子が、要の存在へ化けていく流れがたまらない。**科学と政治が絡んで転がり落ちていく展開**の中で、恋の行方まで気になってくる。

## 悪い所

- 主人公が敵まで助けると言い出して味方が傷つく流れが繰り返され、私はだんだんついていけなくなった。**空回りする正義感**が、爽快さを削いでいる気がする。
- 序盤の救出サバイバルが好きだった分、後半で無個性な特殊能力バトルへ寄っていくのは残念でならない。**重い題材が薄まっていく**のを、ただ見ているしかなかった。
- 除染の仕組みがあるのに汚染される展開や、動機が金だけの人物など、**筋の通らない場面の積み重ね**が引っかかった。設定がどんどん無茶苦茶になるのはつらい。
- 原発事故という重い題材なのに、少女たちのノリが軽すぎる場面があって戸惑う。**廃墟と可愛さの取り合わせ**が前に出るぶん、中盤の政治劇との落差が大きい。
- 途中から登場人物が増えすぎて、誰が何を狙っているのかを追いかけるのに時間がかかった。**入り組んだ思惑の絡み合い**が、私には少し重たく感じられる場面もある。
