# ヨルムンガンド

## 基本情報

- 著者: 高橋慶太郎
- 連載: 月刊サンデージェネックス
- ジャンル: ガンアクション、ミリタリー、アクション
- 評価: 8.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月28日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/38044246-8b34-4a6b-87dd-f86639367cb3

## あらすじ

両親を戦争で奪われ、武器のすべてを憎む元少年兵ヨナ。皮肉にも彼が身を置くことになったのは、若き女武器商人ココ・ヘクマティアルが率いる私兵部隊だった。「世界平和のために武器を売る」と笑うココのもと、元特殊部隊員や凄腕のナイフ使いが揃う面々と、ヨナは紛争地を転々としていく。追ってくるのは各国の軍、諜報機関、そして同業の武器商人。銃声と駆け引きが途切れない日々の先で、ココが胸に秘めていた計画が姿を現す。それは膨大な犠牲と引き換えに、人から空を取り上げて戦を封じるというもの。武器を憎む少年は、その手を取るのか。銃口を向けるほど揺れたヨナがたどり着く答えと、世界の狂気を丸ごと呑み込む結末！

## この漫画を読むのに向いている人

- 銃撃戦と頭脳戦が休みなく交互に押し寄せる、**息つく間もない緊張感**にどっぷり浸かりたい人
- 戦う面々の一人一人に背負った過去がある、**群像劇として読める戦場もの**を探している人
- 武器や軍事から政治や株の話まで飛び出す、**知識の詰まった重厚な物語**をじっくり読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 台詞も専門用語もぎっしり詰まっていて、**読み進めるのに体力がいる作品**はしんどいと感じる人
- 登場人物にどっぷり感情を寄せて読みたくて、**突き放した距離のある描き方**だと入り込めない人
- 物語の決着まできっちり見届けたくて、**読者に委ねる余白の多い終わり方**だとすっきりしない人

## 良い所

- 読者に考えさせてくる話なのに、単純に面白いところがちゃんと残っている。この**バランスの取り方**がうまい。絵柄は途中で変わっていくけれど、後半の絵のほうが自分は好きだ。
- ココは白と黒の世界で**グレーの上を歩き続ける化け物**だと思う。部隊の面々にもそれぞれ過去があり、群像劇としても読める。軍事の言葉が飛び交うので、そのあたりが好きな人にも刺さる。
- ずっと読みたかった作品で、想像以上だった。最初はココが撃つ側だと思っていたら、まるで違うイカれた武器商人。ヨナが仲間に**だんだん情を寄せていく**のがかわいくて、疑問をぶつける姿もいい。
- 銃撃戦と知恵比べが交互に来るので休む暇がありません。台詞のかっこよさ、話の大きさ、武器だけでなく軍事や政治や株まで出てくる**知識の詰まり方**には圧倒されました。
- どんな状況でも笑って指示を出し、責任は全部自分が持つ。ココの**リーダーとしての立ち姿**が気持ちいい。仲間が増えて強くなっていくバトル漫画とは違い、話が無駄なくまとまっている。

## 悪い所

- 絵はきれいなのに線が細くて薄く、読みづらい場面がありました。主役の二人以外は**顔の区別がつかない**まま進むうえ、会話の文字量も多いです。疲れてしまい、途中で止めています。
- 似た空気の作品が面白かったので勧められて読んだのに、どうにも乗れなかった。設定そのものは好きなのに、**登場人物に気持ちを寄せられない**のがつらくて、先へ進む気が起きない。
- 一度離れたヨナが戻ってくる理由が、きちんと語られないまま終わる。計画も**動き出す手前で幕が下りる**ので、消化不良だけが残った。中盤の戦いや過去の話がよかっただけに惜しい。
- 途中から現れる博士たちの役目はやっと分かったが、あれで平和になるのかは疑わしい。**理屈のツメの甘さ**が引っかかって、それまでの破天荒な勢いが半分くらい削がれた。
- この漫画は主役の二人を好きになれるかどうかが分かれ目。仲間たちは好きだったのに、**主義主張のぶつかり合いが薄い**せいで二人をつかめず、終盤の盛り上がりに置いていかれた。
