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## 基本情報

- 著者: 荒達哉
- 連載: 週刊少年チャンピオン
- ジャンル: バレーボール、スポーツ、青春
- 評価: 8.3/10
- 最終更新日: 2026年10月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/3c20c760-be04-4d99-aeed-8b78a2910dc3

## あらすじ

中学でレギュラーになれず、アキレス腱を切ったあとはピンチサーバーで終わった下平鉋。都立豊瀬高校のバレー部に入った彼は、経験者なのにサーブ要員止まりだったせいで、先輩たちから冷たい目を向けられる。ところが2対2の練習で、狙った場所へ寸分たがわずボールを落とし、ネットインまでわざと続けて決めてみせた。けがのあとサーブだけを打ち続けて手にした精度だ。元東京選抜の同級生、データで攻めを組み立てるセッター、レシーブ命のリベロと出会い、目指すは都の王者・駿天堂学院。サーブ一本だった選手が、ブロックやレシーブ、試合の流れを読む力まで身につけていく。ぶつかる強敵たちもそれぞれに重い過去を抱えている。ひょろりとした少年が放つ、狙いを外さないサーブ！

## この漫画を読むのに向いている人

- 派手な天才ではなく、**地味な選手がひとつの武器で強豪に立ち向かう**物語に胸が熱くなる人
- ふだんスポーツ漫画をあまり読まず、**バレーのルールにくわしくなくても楽しめる**作品を探している人
- 試合の勝ち負けだけでなく、データで攻め方を練る頭脳戦や**対戦相手が抱える過去**まで味わいたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- **クセの強い絵柄やこわもての顔立ち**が苦手で、さわやかな見た目のスポーツ漫画を好む人
- スポーツ漫画には**現実に近いプレーと一貫した強さの描き方**を求め、超人的な展開に冷めてしまう人
- 部活ものに明るくさわやかな雰囲気を求めていて、**重く暗い過去の設定**が入ると気持ちが離れてしまう人

## 良い所

- 足のけがに苦しんだ中学時代に練習を重ね、高い精度のサーブを手にした主人公。**サーブだけのエースと呼ばれた選手が、けがのトラウマを越えて他のプレーも伸ばしていく**流れが読みどころです。
- 試合の最中に、相手チームの選手たちの過去回想がちょくちょく始まります。**対戦相手までそろって重い過去を抱えている**ので、読みながら泣けてきました。
- スポーツ漫画はあまり読まないほうだが、これは新しいタイプのスポーツ漫画だと感じた。**バレーをよく知らない人でも楽しく読める**し、読み始めるとすっかり引き込まれる。
- 球技ものの主人公は、天才か、荒削りでも何かひとつとがった特技を持つタイプが大半です。**精密なコントロールで勝負する主人公**は、ありそうでなかなか見かけません。
- データを集めて考え、攻め方を組み立てるセッターがかっこいい。**技を磨くだけでなく、相手を調べて攻略法を練るのも努力**なのだと思わされる。誰にでもできることではない。

## 悪い所

- 序盤は楽しめたものの、対戦相手が増えるたびに**強さの基準がぐちゃぐちゃになっていく**。敵も味方も急に強くなったり弱くなったりで、成長というよりバトル漫画のようなご都合主義に見えた。
- 主人公の力や性格はよく練られている一方、登場人物の心の動きが浅く感じます。**話の都合で考えや行動を動かされているよう**で、主人公を活躍させるための駒に見えてしまいました。
- 絵がどうしても受けつけませんでした。サーブを武器にするのは今までにない要素でいいものの、**サービスエースが13本も連続で決まるのはやり過ぎ**に感じます。
- 途中から登場人物の身体能力がファンタジーじみてきて、選手も監督もだんだんぶっ飛んでいく。何より**主人公と幼なじみの過去が壮絶すぎて**引いた。バレー漫画にここまで暗い設定がいるのか疑問だ。
- 対戦相手に中学時代の同期がいて「あいつはやばい」と言っているのに、先輩たちはまともに聞こうとしない。**話を聞かずにびびっていると決めつける先輩たち**に、正直いらっとさせられる。
