レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
封神演義 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
封神演義
著者: 藤崎竜
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8.5/10
あらすじ
古代中国、殷王朝の時代。名君だった皇帝が、妖艶な妲己に心を奪われ、暴政の傀儡へと堕ちていく。乱れた人間界を救うため、崑崙山の道士・太公望が霊獣の相棒とともに地上へ送り込まれる。力でねじ伏せるのではなく、知略と策略で敵を出し抜く、少年漫画には珍しい軍師タイプの主人公。個性豊かな仲間を束ね、周を建国し、殷との全面戦争へ突き進んでいく。人間界の戦いは、やがて背後に控える仙人たちの総力戦へとふくれあがる。ギャグとシリアス、そして壮大なSFが古代の伝説に溶け合う。張り巡らせた伏線をすべて回収して駆け抜ける、唯一無二の中華ファンタジー巨編!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 力任せの戦いより、知恵と策略で敵を出し抜く軍師の巧みな駆け引きをじっくり味わいたい人
- 物語の伏線が最後まで綺麗に回収される構成を味わって、読み終えたあとに深く納得したい人
- 中国古典にSFとギャグを大胆に混ぜ込んだ、型破りな中華ファンタジーを面白がって読める人
向いていない人
- クセの強い画風が苦手で、だんだん簡略化されていく絵柄に途中でついていけなくなりそうな人
- 熱血ヒーローの王道バトルを求めていて、飄々ととぼける主人公がどうにも肌に合わなそうな人
- 歴史寄りの重厚な中華ものを期待していて、機械的なSF設定への急旋回に戸惑いそうな人
良い感想・レビュー
- 力でねじ伏せるんじゃなく、頭脳戦と策略で敵を出し抜く主人公なんて当時は珍しくて、一歩引いた立ち回りにすっかりしびれました。飄々とした軍師が今でも一番好きな主人公です。
- ジャンプにしては珍しく、最初から最後まで筋が一本もぶれない。派手なバトルもギャグもあるのに大筋が揺らがず、読み終えたときにはすべて畳まれた伏線に納得しかありませんでした。
- 極端なパワーインフレに頼らないのが好きでした。力任せではなく宝貝の使い方や知恵比べで戦況がひっくり返るから、計算し尽くされた展開に最後までわくわくしていられたんです。
- 敵役なのに妲己から目が離せませんでした。怖いのに可愛くて、悪役なのに憎みきれない。この掴みどころのない魔性が物語をぐっと引き締めていて、最後まで惹かれっぱなしでした。
- 中国古典の雄大さを残しながら、少年誌らしいドタバタや宝貝バトルで軽やかに転がしてくれる。笑いとシリアスの緩急が絶妙で、重い題材なのに肩の力を抜いて最後まで読めました。
悪い感想・レビュー
- 絵のクセがとにかく強烈で、簡略化された表情や大きな指の描写に慣れるまで時間がかかりました。話はおもしろいのに、受けつけにくい画風のせいで入り込めないという人がいるのもわかります。
- 人気ゆえの引き延ばしなのか、お遊び回やバトル回が何度も差し込まれる。大筋だけ追えばもっと短く締まったはずで、間延びしたテンポにもったいなさばかり感じてしまいました。
- 序盤は地味な騙し合いで進むのに、終盤は急に力技のSFへ突き抜けていきます。展開の熱量はすごいものの、暴走ぎみの超展開に置いてけぼりを食らった気分になったのは正直なところです。
- 宝貝の能力が難解で、今どういう理屈で誰が優勢なのか掴みにくい戦闘が多かった。画面がごちゃついて、追いにくいバトルのせいで何度も前のページに戻る羽目になりました。
- 中盤から先は古典を離れて、機械じみたガジェットだらけのSF設定になっていく。歴史寄りの中華ものを楽しみにしていた身には、中華感の薄い世界観がどうにも肩透かしでした。
良い感想・レビュー
- 力でねじ伏せるんじゃなく、頭脳戦と策略で敵を出し抜く主人公なんて当時は珍しくて、一歩引いた立ち回りにすっかりしびれました。飄々とした軍師が今でも一番好きな主人公です。
- ジャンプにしては珍しく、最初から最後まで筋が一本もぶれない。派手なバトルもギャグもあるのに大筋が揺らがず、読み終えたときにはすべて畳まれた伏線に納得しかありませんでした。
- 極端なパワーインフレに頼らないのが好きでした。力任せではなく宝貝の使い方や知恵比べで戦況がひっくり返るから、計算し尽くされた展開に最後までわくわくしていられたんです。
- 敵役なのに妲己から目が離せませんでした。怖いのに可愛くて、悪役なのに憎みきれない。この掴みどころのない魔性が物語をぐっと引き締めていて、最後まで惹かれっぱなしでした。
- 中国古典の雄大さを残しながら、少年誌らしいドタバタや宝貝バトルで軽やかに転がしてくれる。笑いとシリアスの緩急が絶妙で、重い題材なのに肩の力を抜いて最後まで読めました。
悪い感想・レビュー
- 絵のクセがとにかく強烈で、簡略化された表情や大きな指の描写に慣れるまで時間がかかりました。話はおもしろいのに、受けつけにくい画風のせいで入り込めないという人がいるのもわかります。
- 人気ゆえの引き延ばしなのか、お遊び回やバトル回が何度も差し込まれる。大筋だけ追えばもっと短く締まったはずで、間延びしたテンポにもったいなさばかり感じてしまいました。
- 序盤は地味な騙し合いで進むのに、終盤は急に力技のSFへ突き抜けていきます。展開の熱量はすごいものの、暴走ぎみの超展開に置いてけぼりを食らった気分になったのは正直なところです。
- 宝貝の能力が難解で、今どういう理屈で誰が優勢なのか掴みにくい戦闘が多かった。画面がごちゃついて、追いにくいバトルのせいで何度も前のページに戻る羽目になりました。
- 中盤から先は古典を離れて、機械じみたガジェットだらけのSF設定になっていく。歴史寄りの中華ものを楽しみにしていた身には、中華感の薄い世界観がどうにも肩透かしでした。
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