# エルフェンリート

## 基本情報

- 著者: 岡本倫
- 連載: 週刊ヤングジャンプ
- ジャンル: 青年漫画、バトル・アクション、サスペンス・ホラー、SF、ダークファンタジー
- 評価: 8.2/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月11日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/420e9cbc-b663-4ec7-83f8-dd1a9126f502

## あらすじ

頭に二本の角を持つ少女が、目に見えない腕で警備員をなぎ倒し、離島の研究施設から海へ消えた。銃弾を受けて浜辺に流れ着いたときには記憶をなくし、「にゅう」としか喋れない無邪気な女の子になっていた。拾い上げた大学生コウタと従妹のユカ、行き場をなくした少女たちが、古びた料亭で奇妙な暮らしをはじめる。けれど彼女を追う手は容赦なく伸び、穏やかな時間は血にまみれて崩れていく。あどけない絵柄の裏で首が飛び、さっきまで笑い合っていた誰かが、次のページでいなくなる。差別され追われ続けた少女が、それでも人と手をつなぎたいと願う。かわいさとむごさが同じコマに収まった、逃げ場のない新人類の物語！

## この漫画を読むのに向いている人

- 人があっけなく壊れていく話をかわいい絵で見せられる、**絵柄と中身の激しいちぐはぐさ**を面白がれる人
- のけ者にされ続けた主人公が、それでも人とつながりたいと願う**痛みと祈りの入り混じった物語**を受け止めたい人
- 人より強い新しい種が自然に生まれたら人類はどうするのか、**善悪では割り切れないSF設定**をじっくり考えたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 物語のあちこちで首や手足が失われる場面が出てくるので、**むごたらしい暴力描写が苦手**な人
- 幼い見た目の少女への**性的なまなざしを感じる場面**が何度もあるので、そこに引っかかってしまう人
- 深刻な場面の合間に**主人公が女の子に囲まれる流れ**が挟まるので、話の重さだけに集中したい人

## 良い所

- ロボットや改造人間みたいに人が作った存在じゃなく、進化で自然に生まれた新人類という設定にぞっとした。**自分たちも旧人類を滅ぼして今ここにいる**と思い当たり、どちらが正しいのか言えなくなった。
- 冒頭から人がばたばた死んでいくのに、そのあと現れた幼い人格は、ただ人と仲良くしたいだけの子だった。**どれだけ痛めつけられても人を求める気持ちを捨てられなかった**証のようで、胸が苦しい。
- 絵は正直うまくありません。それでも**やわらかい絵柄のまま容赦なく人が壊れていく落差**に引っぱられて、最後まで読んでしまいました。次に誰が欠けるか読めず、ずっと肩に力が入っていました。
- 表紙のかわいさだけで手に取ったら、すぐ血が噴き出して面食らった。それでも**血なまぐさい戦いの合間に挟まる下宿の何気ない日常**があって、そこだけは息がつけた。
- 話が次から次へ動いてとっ散らかりぎみですが、その勢いに引っ張られて最後まで一気に読まされます。**ひどい目に遭っても人を恨まず健気に生きる子**がいるおかげで、つらい場面もなんとか越えられます。

## 悪い所

- **片言でしか喋れないヒロインのあざとさ**にいらいらしてしまい、かわいがらせるための設定に見えて冷めた。少女が痛めつけられる場面の多さにも、作り手の趣味が透けて見える。
- **少女漫画みたいな絵の女の子が次々と手足を失う場面**が、どうにも受け付けませんでした。怖いというより気分が悪くなって、物語とは別のところで作者の狙いを疑ってしまいました。
- 人が死ねば話が深くなるとでも思っているような運びが続き、途中で飽きた。**誰かが死ぬたびに同じ調子で泣かせにかかってくる**ので、もういいよと言いたくなってしまう。
- 重たいSFを描き切るには線が足りず、大がかりな場面ほど迫力が出ません。**深刻な話の途中で主人公がもてはじめる作り**も浮いていて、そのたびに気持ちが冷めました。
- はじめのうちは絵の拙さが気になり、話に入る前に何度も手が止まった。**幼い少女を性的に扱う視線**が端々から漂うのも、読み続けるうえでの重荷になってしまった。
