# 女医レイカ

## 基本情報

- 著者: 嶺岸信明、剣名舞
- 連載: リイドコミック
- ジャンル: 医療、ヒューマンドラマ、サスペンス
- 評価: 3.6/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年10月07日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/421f6dfa-724f-44fe-b1ab-b2b5e6b8a203

## あらすじ

笑顔を見せず、冷静さを崩さない心療内科医・氷室レイカ。人は彼女を「アイス・ドール」と呼ぶ。大学病院の診察室にやってくるのは、日常のなかで心を病み、ときに誰かの悪意に追いつめられた患者たち。レイカは症状の奥にある傷をさぐり、謎をひとつずつほどいていく。のちに自分のクリニックを開いてからも、持ち込まれる相談は後を絶たない。救われる人がいる一方で、人間の弱さや狡さがむき出しになる結末もある。一話ごとにミステリのような緊張が走り、そのたびに冷たい女医の素顔が少しだけのぞく。彼女自身が抱える謎にも、物語はやがて迫っていく。心の闇に切り込む、氷の女医のカルテ！

## この漫画を読むのに向いている人

- **一話完結の心理サスペンス**を、話の区切りごとに気軽に読み進めたい人や、医療ミステリが好きな人
- 難しい専門書ではなく、心の病や心理学の言葉を**物語を追いながらやさしく知りたい**と思っている人
- 人が立ち直る話だけでなく、**人間の弱さや狡さを生々しく描いた話**にも腰をすえて向き合いたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 描かれる医学や心理学の知識が古い部分もあるため、**最新で正確な専門知識**を漫画にも求めたい人
- 各話の順番が前後するところがあるため、**時系列どおりに進む物語**でないと落ち着かない人
- 終盤はやや駆け足なので、主人公の過去や周りとの関係を**最後までじっくり掘り下げてほしい**人

## 良い所

- 心理学の用語が要所で出てきますが、短く噛み砕いて説明されているので、**心理学の入門書がわりに少し勉強にもなります**。精神科の専門知識が読者にもわかる書き方で、読んでいて楽しいです。
- 途中から毎話の最後に**名言になぞらえた締めくくり**が用意されていて、これが毎回うまくはまります。冷静で笑わない主人公がネットで顔文字を使って自分語りする回もあり、ギャップに笑いました。
- 医療ものというより**サスペンスとして今読んでも楽しめる**一話完結型です。古い知識が出てくるのは仕方ないとしても、ドラマとしての面白さは色あせていないと感じます。
- 絵柄は古めかしいかもしれないけれど、そのぶん**リアルな人間味が伝わってくる**絵だと思う。笑顔を見せない女医の先生がとても色っぽく、謎めいた雰囲気にも惹かれる。
- カウンセリングで立ち直っていく話もあれば、心の病を軸に**人間の弱さや狡さを生々しく描く**話もあります。日常にひそむ悪意と向き合う重さがあり、読み終えても心に残ります。

## 悪い所

- 各話の時系列がバラバラで、**登場人物や環境がいきなり変わっている**ところがあり気になりました。昔から読んでいる人でも首をかしげる並びなので、初見だと混乱しそうです。
- **心理学の解説が浅くて古く**感じるので、主人公が一流の医者に見えず、読んでいて少しつらい。普通のサスペンスとして割り切れば楽しめるけれど、専門家には微妙だろう。
- 全体的にはおもしろいのに、O型の母からAB型の子が生まれるなど、**常識的な知識が当たり前のように間違っている**所が気になります。専門知識のある人が読んだら、もっと変な所が見つかるかもしれません。
- いろんな症状の患者が出てきて勉強になる一方、**最後の駆け足感が強く**モヤモヤが残りました。主人公自身や周りの人との関係をもう少し掘り下げてくれたら、もっと共感できたはずです。
- ピルを飲んでいれば子どもはできない、という描き方に引っかかりました。**100%ではないのに断言に近い扱い**で、ほかにも薄っぺらく感じる話があり、がっかりしました。
