# じい様が行く

## 基本情報

- 著者: 彩乃浦助、NAJI柳田、蛍石
- 連載: アルファポリス
- ジャンル: スローライフ、異世界ファンタジー
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年08月01日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/447c3bc1-3c7e-4dfb-aed6-1f368626e1ce

## あらすじ

孫をかばって刺され、七十三年の人生を閉じたお茶農家の朝尾晴太郎。ところがその死は、異世界の神様のうっかりが招いた手違いだった。本来呼ばれるはずだった孫の身代わりを引き受け、十歳だけ若返った姿で二度目の人生を歩きはじめる。お詫びにもらった強い補助魔法は、無双のためではなく逃げるために使う。「いのちだいじに」を合言葉に、旅の商人としてのんびり歩く道すがら、人と人のもつれや集落の困りごとを、年の功と人情でするりとほどいていく。魔族の幼女を引き取り、家族みたいな仲間と囲む食卓のあたたかさ。じい様と仲間の、ゆるくて痛快なにぎやか旅！

## この漫画を読むのに向いている人

- **戦って勝つより穏やかにやり過ごす**主人公が好きで、のんびりした異世界ものを探している人
- 若い主人公の無双やハーレム展開に飽きていて、**年の功で場を収めていく物語**をゆっくり読みたい人
- 食べ物や暮らしの描写をじっくり味わいながら、**家族みたいな仲間との旅**にほっとしたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 戦いの緊張感をいちばんに求めていて、**主人公が追い詰められない展開**では物足りなく感じる人
- わざとらしく響く**年寄りらしさを強めた喋り方**が続くと、読むテンポが落ちて疲れてしまう人
- 登場人物がどんどん増えていく群像の流れが苦手で、**名前を覚えること自体が負担**になる人

## 良い所

- 淡々と進む地味な話かと思っていたら、登場人物もお話もしっかり作ってあって驚きました。**見た目の地味さと中身の濃さの差**にやられて、ときどき読み返しています。
- 絵がごてごてしていないのに丁寧に描き込んである。劇画調でもないから気負わず読めた。主役がじい様だから漂う**達観したやわらかさ**が、そのまま話の空気になっている。
- 異世界転生でおじいちゃんが主人公という変化球に惹かれました。力はあるのにがっつり戦わず、**「いのちだいじに」で受け流す構え**が新しいです。読み終わるとほっこりします。
- 男性主人公にありがちなハーレム展開がないのが、僕にはとにかくうれしかった。無双ではなく**じいじの知恵を若い連中に授ける感じ**が面白い。絵柄もきれいで、紙でも手元に置きたくなる。
- 孫を守るために生きてきた分の経験値が、そのまま強さになっているのがいい。ふと孫との日々を思い出して**感傷的な顔をのぞかせる場面**が切なくて、こんなふうに年を取りたいと思った。

## 悪い所

- 語尾に「じゃ」「のう」を付けすぎで、読んでいるうちに**口調のわざとらしさ**ばかり気になってしまった。地球で何十年も暮らしてきた人の喋り方には、どうしても聞こえない。
- 終始じい様の一人称で語りが続くので、読むのがしんどかった。回りくどい言い回しが多くて**話が進まないもたつき**を感じる。中身はさくさく動くだけに惜しい。
- 神様からもらった力が強すぎて、悪者があっさり片づくのが物足りません。**追い詰められて誰かに助けられる場面**が一度でもあれば、もっと盛り上がったはずです。
- 一つの街に長く滞在する分、知らない名前がどんどん増えていきます。前の街に戻られると**誰が誰だか追えなくなる不安**があって、僕は途中から読み飛ばしていました。
- おじいちゃんが主人公という切り口が面白いのに、展開は見慣れたなろう系とあまり変わらない。**年を重ねた人ならではの渋さ**をもっと真ん中に置いてほしかった。
