# ねこねこ日本史

## 基本情報

- 著者: そにしけんじ
- 連載: COMICリュエル
- ジャンル: 動物・ペット、歴史・時代劇、ギャグ・コメディ
- 評価: 8.4/10
- 最終更新日: 2026年09月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/4e86162a-3b8c-4327-8371-d1f8945184ef

## あらすじ

もしも卑弥呼や信長、坂本龍馬が猫だったら？教科書でおなじみの偉人たちが、ふわふわの猫になって日本の歴史をかけ抜ける4コマ漫画。天下を取る野望も、国の行く末を決める密談も、猫である以上まっすぐには進まない。合戦のさなかに動くものへ飛びつき、大事な話し合いは日なたの昼寝で中断。秀吉はサル、道三はマムシと、猫ではない動物まで混ざって話がどんどんずれていく。それでも笑っているうちに、誰が何をした人なのかがちゃんと頭に残るからふしぎだ。各話のあとには史実をやさしく補う解説もつき、元ネタを知る大人ほどにやりとさせられる。縄文から明治まで、ゆるい猫たちに引っぱられて歴史をたどる、いちばん気の抜けた日本史！

## この漫画を読むのに向いている人

- 猫になった偉人たちが習性に振り回され、**歴史がどんどん脱線していく**ゆるいギャグで笑いたい人
- 劇画調の学習漫画になじめない子どもに、**日本史への最初の入り口**を用意してあげたい人
- 元ネタの史実を知っているからこそ笑える、**大人も楽しめる歴史パロディ**を読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 受験や学び直しのために、**時代の流れに沿って日本史の全体像をつかめる本**を探している人
- 見た目が似通った描き方よりも、**顔立ちや模様で誰が誰かをすぐ見分けられる**描き分けを好む人
- 4コマの笑いよりも、**史実に沿った知識をしっかり身につけられる**ことを学習漫画に求める人

## 良い所

- 黒船が来る場面がいちばん好きです。アメリカはアメショー、ロシアはロシアンブルーと、**国ごとに猫の種類で描き分ける**遊び心にクスッとしました。猫になった綱吉が犬をどう扱うのかも笑えます。
- 宮本武蔵が二刀流で戦うと思ったら、刀を抜かずに猫パンチで勝ってしまう。真田幸村はねこじゃらしで家康の大軍を押し返す。**史実の大事件に猫の習性をそのまま持ちこむ**ので、何度も吹き出した。
- 利休の話がお気に入りです。サルの秀吉とネコの利休では**そもそも生き物がちがうから話がかみ合わない**、というすれ違いが一目でわかります。道三がマムシで息子がマングースという設定にも笑いました。
- 子ども向け歴史本で秀吉まで美少年になっているのは苦手だった。**偉人をまるごと猫にしてしまう割り切り**のほうが潔くて好き。スマホが出るほどぶっ飛んでいても、雰囲気はつかめる。
- 偉人がみんな猫という気の抜けた設定なのに、**史実をよく知らないと描けないゆるいギャグ**がぎっしりです。元ネタがわかる大人のほうが笑えるかもしれません。

## 悪い所

- 子どもに合わせて読んでみたものの、**全員が猫なので誰が誰だか見分けがつかない**。史実から中途半端に外れる場面もあり、絵もあまり好みではなかった。元ネタを知らずに笑えるのかは疑問が残る。
- 楽しく学べる歴史漫画を期待して、図書館で予約までして待ちました。ところが**4コマのオチが史実の学習とあまり結びついていない**んです。単に笑える娯楽として人気があっただけなのかと、少しがっかりしました。
- 1人あたりのネタが少なく、紹介が**ぶつ切りで歴史好きには物足りない**。それなのに新選組だけ妙に描写が厚いのは、作者の好みなのかな。大勢の人物を描き分ける苦労は伝わるけれど。
- 話は歴史の順番どおりに進まず、卑弥呼、聖徳太子、足利尊氏といったように、**時代の流れより人物ごとに区切った構成**です。全体像をつかむなら、私なら角川や小学館の定番シリーズを選びます。
- 女の子の猫だけ目が大きく描かれていて、猫らしいかわいさが消えてしまうのが残念。**女性キャラの見た目が型にはまっている**んだよね。美人ばかりじゃなく、大柄だったりメガネだったりしたほうが面白いのに。
