# 覚悟のススメ

## 基本情報

- 著者: 山口貴由
- 連載: 週刊少年チャンピオン
- ジャンル: SF、アクション
- 評価: 8.5/10
- 最終更新日: 2026年06月11日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/509ad78d-95fc-4cd9-a7c0-181f4722a9f5

## あらすじ

新東京と呼ばれる荒廃した近未来。地殻変動のあとに現れた怪物「戦術鬼」が人を襲う世界で、白いランに黒い鞄を提げた少年・葉隠覚悟が逆十字学園に転校してくる。覚悟が受け継ぐのは、牙を持たぬ人を守るための剣「零式防衛術」。父・朧から託されたその術と強化外骨格「零」を身にまとい、覚悟は人をモノ扱いする者たちへ立ち向かう。だが彼の前に最大の敵として現れたのは、人類こそ自然への害だと断ずる実の兄・葉隠散だった。堀江罪子や、かつて敵だった覇岡剛とともに、覚悟は「覚悟完了」の叫びとともに戦い抜く。兄弟と親子の宿命を懸けた百話の死闘が幕を開ける。

## 良い所

- 勧善懲悪の変身ヒーローなのに、いちいち暑苦しくてグロくて、しかもなぜか笑える。**言ってみたい台詞のオンパレード**で、とにかく楽しい読書体験でした。
- 致命傷を負っても無限に立ち上がる主人公にはいつもなら冷めてしまうのに、この作品だけは素直に感動した。**漢とはかくあるべし**という凄みが確かにある。
- どんな苦難も**「覚悟完了！」**と立ち向かう主人公がかっこよすぎる。一度敗れた相手にも向かっていけるのが人間だという熱い台詞に、ヤケドしそうになった。
- 「人をモノ扱いしない」という言葉が刺さった。今の社会でも忘れちゃいけない考えで、痺れてしまう。読み終わるたびに**名言が増えていく**のがこの漫画。
- 父の教えを守る覚悟と、人類を無用とする兄・散。それぞれの思いが解説ではなく行動で明かされていく。**執拗なまでの人物描写**に引き込まれ、完結まで一気に読んで爽快だった。

## 悪い所

- サービスカットがやたら多くて、しかもその大半が**兄のものという謎采配**。敵キャラもとにかく下品なので、友人に勧めるにはちょっとためらってしまう内容でした。
- 絵が笑ってしまうほど下手で、**特にヒロインの罪子の描写がひどい**。調理場に尻を乗せるセクシー戦術鬼まで登場して、何事かと思わず突っ込みたくなった。
- グロ描写がとにかく多くて、**内臓が出ていないページを探すほうが難しい**くらい。そういうのが苦手な人には正直きついと思うので、読む前にこちらの覚悟がいる。
- **ジョジョを思わせる濃い絵柄**で、グロ描写もなかなかきつい。完結まで一気に読めば爽快なんだけど、人に勧めるとなると相手をかなり選んでしまう漫画だと思う。
- 描き通したい根っこの物語が見えにくくて、ただバトルを続けているだけの行き当たりばったりに感じる場面もあった。勢い任せなところは好みが分かれそう。
