# なにわ友あれ

## 基本情報

- 著者: 南勝久
- 連載: 週刊ヤングマガジン
- ジャンル: 青年漫画、ヤンキー、青春
- 評価: 7.6/10
- 最終更新日: 2026年10月23日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/51e5b7e4-7548-4bf0-b920-bb8cb36c4a44

## あらすじ

平成2年の冬、大阪。古巣のチームと袂を分かったグッさんは、自分で決めた掟を貫くため、仲間とたった4人で新しいチームを立ち上げる。めざすのは大阪の環状でいちばんになること。そこへ転がり込んできたのが、堺東のヤンキー・テツヤと連れのパンダだ。環状族のチームともめた二人を追って、危険はテツヤの彼女ナツにまでおよぶ。決着のあとテツヤはチームに加わり、一行はほかの環状族との交流とぶつかり合いを重ねて勢力を広げていく。かつて先輩に揉まれていたグッさんが、今度は頭として後輩を背負う番だ。ケンカの迫力にアホなやりとりの笑いが混ざり、夜の環状線を走る若者たちの熱さがじかに伝わってくる。行き場のないエネルギーを走りにぶつけた、大阪環状族の青春群像劇！

## この漫画を読むのに向いている人

- よくある走り屋漫画よりも**生々しくてリアルな走り屋の世界**を、アングラな空気ごとのぞいてみたい人
- 先輩に揉まれていた若者が、**今度は後輩を引っ張る側に回る成長物語**をじっくり追いかけたい人
- ケンカと笑いのあいだに、**一生ものの仲間とのつながり**が描かれる青春ものにぐっとくる人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 主人公が乱暴でケンカばかりしていると、**どうしても好きになれず途中で読むのがつらくなる**人
- 走り屋を描いた漫画には、**画面から伝わるスピード感や走りの迫力**をいちばんに求める人
- 人の死や暴力が**わりと軽いノリで扱われる作風**だと、どうしても気になってしまう人

## 良い所

- 走り屋漫画はどれもアングラな世界を描くものですが、これは**群を抜いてアングラなのにいちばんリアル**です。この漫画がシビックの価値を上げたという話にも、思わずうなずけます。
- 前作より抗争が多くてギャグは少なめだが、**作者ならではのクセのある空気は全開**だ。貫禄がついたグッさんに代わって若手のテツたちが暴れ回り、笑いを引き受けつつ決めるときは決めるパンダがいちばんの功労者だ。
- 先輩たちに揉まれていたグッさんが、今度は先輩の立場でチームを引っ張っていきます。**立場が変わってからの成長物語**として読みごたえがあり、環状族の全盛期が過ぎて終わりへ向かう気配まで伝わってきます。
- こういう青春や友情って、なんだかいいな。**この人たちの心のつながりは一生消えない**だろうし、本音で話せる仲間がいたら世の中はもっとあたたかくなるはず。ラストもじんわり胸が熱くなった。
- 暴走族の良し悪しはさておき、**ここまで熱くのめり込めるものは人生でそうそうありません**。作者の実体験がもとになっているそうで、こんなことが実際にあったのかと、驚きも感動も大きい作品です。

## 悪い所

- 乱暴でケンカ好きな主人公で、出だしから夢も希望もない。人間性に期待して読み進めたが、**最後まで主人公を好きになれなかった**。周りには魅力的な人物も多いのに、ふるまいのひどさで受けつけなくなった。
- 正直、面白いとは思えませんでした。**男たちがウダウダしゃべっているだけ**に見える場面が多く、全体的にだるく感じました。絵も雰囲気には合っているものの、きれいとは言いにくいです。
- 怖い話なのかそうでないのか、つかみきれないまま読んだ。走り屋の漫画なのに、**絵からスピード感があまり伝わってこない**のが惜しい。擬音の文字はいいのになあ。
- 主人公格のグッさんが、前作から**別人のように変わってしまった**のが残念です。前作の始めのころにあった、軽くて楽しい雰囲気はまるでなくなっていました。
- 人の死をあまり重く扱わない漫画なので、そこが引っかかる人には向きません。**ヤンキー漫画とヤクザ漫画の中間くらい**の作風で、登場人物は考えなしに動く人ばかりです。
