レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ReLIFE の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ReLIFE
著者: 夜宵草
連載: comico
評価: 8.8/10
あらすじ
新卒で入った会社を3ヶ月で辞め、就活もうまくいかず、仕送りも止まって崖っぷちの27歳・海崎新太。そこへ差し出されたのは、見た目だけ17歳に若返り、1年間だけ高校生活をやり直す実験だった。青葉高校に編入した海崎は、極度に不器用な優等生・日代千鶴や個性豊かなクラスメイトと出会う。社会人としての苦い経験を抱えたまま、彼らの悩みにそっと手を貸すうち、自分が置き去りにしてきた人とのつながりを少しずつ取り戻していく。やがて芽生える日代への恋心。けれど1年が終われば、周りの記憶から自分の存在は消えてしまう。誰かと関わることで、人はもう一度前を向ける。その温かさと切なさが胸に刺さる、青春やり直し物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 社会人になってからの挫折や、未来へのぼんやりした不安に、そっと自分を重ねて読みたい人
- 薬で若返った主人公と一緒に、やり直しの青春を疑似体験して、登場人物みんなを応援したくなる人
- 辛さそのものは消えなくても人は変われる、そんな前を向く手応えを物語からもらいたい人
向いていない人
- 若返りや記憶消去といった、物語の土台にある設定のご都合主義がどうしても気になってしまう人
- 大きな事件や派手な展開を求めていて、淡々と進む日常描写が退屈に感じてしまう人
- 序盤で主人公に感情移入できないと、そこから先の物語そのものに乗れなくなってしまう人
良い感想・レビュー
- 「薬で外見だけ高校生に戻る」というやり直しの設定がまず引き込まれた。20代後半の落ち着いた主人公が、大人びたふるまいで高校生たちにいい影響を与えていく。その距離感が読んでいて心地よかった。
- 日代さんの不器用な人付き合いをそっとフォローしたり、友達の恋をさりげなく後押ししたり、そのたびに登場人物みんなを応援したくなる。いい歳の私まで、心を耕してもらった気分になれた。
- やり直しで積み重ねた一つ一つが、自分の生きづらさを変えていく。辛さそのものは消せなくても変わることはできるという手応えに、私も明日から歩いていこうと胸が熱くなった。
- 昔読んだときはただのファンタジーだったのに、主人公と同じ歳になって読み返すと刺さり方が違う。社会人としての挫折や未来への不安に、気づけば自分を重ねてしまう一冊だった。
- とにかく感動する。就活中に読んで共感しっぱなしで、キャラもみんな根がいい人ばかり。原作だけのおまけまで嬉しくて、これは絶対泣くから読んでほしいと心から思える。
悪い感想・レビュー
- ストーリーは面白いのに、縦スクロール版の読みにくさだけが残念。コマ割りのリズムやテンポが削がれてしまって、断片を押し付けられている感覚が強く、私には合わなかった。
- 薬で若返るところまではワクワクしたのに、そこから先はただ普通の高校生活が続くだけに感じた。大きな事件も波もなく、盛り上げようとする掛け合いも私にはわざとらしく映った。
- 主人公にどうしても好感が持てなくて、途中で読む手が止まった。だからこそのリライフなのだろうけど、応援する気持ちが湧く前に違和感と気まずさが勝ってしまった。
- 副作用は平気なのか、特定の記憶だけ消せるのか。設定のご都合主義が気になって、なかなか物語に入り込めなかった。世界観に乗れるかどうかで評価が割れると思う。
- 全体はきれいに畳まれたのに、脇役たちの三角関係の結末が描かれないまま終わったのが心残り。読者の想像に委ねられた形で、そこだけはもやもやが残ってしまった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
「薬で外見だけ高校生に戻る」というやり直しの設定がまず引き込まれた。20代後半の落ち着いた主人公が、大人びたふるまいで高校生たちにいい影響を与えていく。その距離感が読んでいて心地よかった。
ストーリーは面白いのに、縦スクロール版の読みにくさだけが残念。コマ割りのリズムやテンポが削がれてしまって、断片を押し付けられている感覚が強く、私には合わなかった。
日代さんの不器用な人付き合いをそっとフォローしたり、友達の恋をさりげなく後押ししたり、そのたびに登場人物みんなを応援したくなる。いい歳の私まで、心を耕してもらった気分になれた。
薬で若返るところまではワクワクしたのに、そこから先はただ普通の高校生活が続くだけに感じた。大きな事件も波もなく、盛り上げようとする掛け合いも私にはわざとらしく映った。
やり直しで積み重ねた一つ一つが、自分の生きづらさを変えていく。辛さそのものは消せなくても変わることはできるという手応えに、私も明日から歩いていこうと胸が熱くなった。
主人公にどうしても好感が持てなくて、途中で読む手が止まった。だからこそのリライフなのだろうけど、応援する気持ちが湧く前に違和感と気まずさが勝ってしまった。
昔読んだときはただのファンタジーだったのに、主人公と同じ歳になって読み返すと刺さり方が違う。社会人としての挫折や未来への不安に、気づけば自分を重ねてしまう一冊だった。
副作用は平気なのか、特定の記憶だけ消せるのか。設定のご都合主義が気になって、なかなか物語に入り込めなかった。世界観に乗れるかどうかで評価が割れると思う。
とにかく感動する。就活中に読んで共感しっぱなしで、キャラもみんな根がいい人ばかり。原作だけのおまけまで嬉しくて、これは絶対泣くから読んでほしいと心から思える。
全体はきれいに畳まれたのに、脇役たちの三角関係の結末が描かれないまま終わったのが心残り。読者の想像に委ねられた形で、そこだけはもやもやが残ってしまった。
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