# BLACK CAT

## 基本情報

- 著者: 矢吹健太朗
- 連載: 週刊少年ジャンプ
- ジャンル: ファンタジー、SF、バトル、アクション
- 評価: 7.8/10
- 最終更新日: 2026年08月12日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/58767e0f-197f-418f-ab2e-9d9779e815f0

## あらすじ

暗殺者「黒猫」として恐れられたトレイン＝ハートネットは、秘密結社クロノスの特命部隊に身を置き、闇の仕事をこなしていた。だが自由気ままに生きる掃除屋の女性サヤと出会い、自分の生き方に迷いはじめる。そんな彼女を、異様な執着を寄せる元相棒クリードが手にかけた。組織を捨てた黒猫は、もう人を殺さないと決めて掃除屋になり、数秒先を見通す右目を持つ紳士スヴェンと組んで賞金首を追う。やがて武器商人に実験体として囚われていた少女イヴを助け出し、三人で旅を続ける。一方クリードは異能の力に目覚め、世界を作り変えようと組織を率いてかつての相棒を呼び戻しにかかる。二つの組織と掃除屋たちが入り乱れる三つ巴の果てに待つ、宿命の決着！

## この漫画を読むのに向いている人

- 銃さばきと異能の力が入り混じる**王道の少年バトル**を、整った絵柄と軽やかな掛け合いで追いかけたい人
- 元暗殺者という肩書きや、持ち主ごとに違う特殊な武器の設定に、大人になっても**厨二心をくすぐられる**人
- 重たい過去を抱えた主人公の話でも、軽口のはさまる**ほどよい重さのアクション**として気楽に読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 設定や展開の新しさを大事にしていて、見覚えのある**先の読める王道**だと物足りなくなる人
- 終盤へ進むほど強くなる**力のインフレ**や、宿敵との決着の付け方にきちんとした理屈を求めたくなる人
- 渋いガンアクション一本で最後まで走る話を期待していて、途中からの**作風の変わりよう**が気になる人

## 良い所

- ラブコメの人という印象で読みはじめたら、**銃さばきで魅せるバトル**が思いのほか面白い。ガンアクション漫画で真っ先に頭に浮かぶのは、今でもこの作品だ。
- 過去を捨てた元暗殺者の話なのに、相棒や仲間とのやりとりは軽やかでテンポがいい。**肩肘の張らない距離感**のまま絆が見えてくるから、三人でいる場面がいちばん好きだった。
- 線の細い絵なのに、戦闘の迫力がしっかり出ている。**一人ひとり違う武器と技**がどれも格好よく、女の子たちの可愛さも含めて、絵を眺めているだけで楽しめました。
- 猫は自由に生きるもんだぜ、という一言が今でも頭から離れない。**センスの効いた決め台詞**と、上がり続ける画力で描かれた決めゴマが重なると、嫌でも気持ちが上がる。
- 長い戦いの決着はベタだと自分でもわかっている。それでも仲間に支えられて宿敵を打ち負かす結末は**素直にスッキリできる**幕引きで、読み終えてめでたし、と言いたくなった。

## 悪い所

- 絵はどんどん上手くなっていくのに、**話の作りが追いついていない**と感じた。設定にもノリにも見覚えがあって、展開の先が読めてしまう場面が多かったのは惜しい。
- はじめのうちは銃を撃ち合う殺し屋ものの渋さがあったのに、**異能バトルへ寄っていく**につれて空気が変わってしまう。個人的にはあの渋さのまま進んでほしかった。
- 敵の能力が後半にいくほど強くなりすぎて、**インフレについていけなくなる**。当時の少年誌の要素を詰め込んだような印象も残り、絵がいいだけにもったいなく思う。
- 宿敵との決着が不思議な力でまとまってしまい、長く追いかけてきた身としては拍子抜け。**倒し方の理屈**をもう少し詰めてほしかったし、姿を消したまま戻らない面々も気になる。
- 話が進むほど主人公の顔つきが幼くなっていくのが、私にはちょっと寂しかった。年上の格好いい男として見ていたぶん、**絵柄の移り変わり**に戸惑いながら読んでいた。
