レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
かりん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
かりん
完結著者: 影崎由那
連載: 月刊ドラゴンエイジ
評価: 7.8/10
あらすじ
夜に生きる一族に生まれながら、血を吸えない少女がいた。人の不幸に触れると体の中で血が増えすぎて、鼻血を噴き出してしまう落ちこぼれ。増えた血は誰かに注ぐしかなく、注がれた相手はなぜか元気になる。そんな体質の彼女の前に、不幸を背負った転校生が現れる。近づくたび血が騒ぎ、隠していた正体もあっけなく知られてしまう。妹の企みも絡んで、日々は賑やかに転がっていく。家族のやりとりに笑い、少しずつ縮まる距離にほっとする。だがこの話は、笑って読んでいた足元をすくうような終わりへ向かう。血を分けることでしか近づけなかった二人がたどり着く、切なくて温かい幕引き!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 吸血鬼もののお約束をまるごとひっくり返した設定で、笑いながら転がっていく話を読みたい人
- 恋の行方だけを追うのではなく、兄妹や親のやりとりに積み重なる情まで一緒に味わいたい人
- きれいに収まる結末だけでは物足りず、ほろ苦さが後を引く幕引きに胸をざわつかせたい人
向いていない人
- 明るい絵柄に合った軽い話をずっと期待していて、途中から重さが増していく展開は苦手な人
- 絵の描き込みや線のうまさを作品選びの最優先にしていて、話より画面の出来を求める人
- 読み終えたあとに何も引きずりたくなく、すっきり笑ったまま本を閉じたいと思っている人
良い感想・レビュー
- 血を吸うのではなく人に分け与えるという逆転した吸血鬼設定が面白い。姉をひとりにしたくない妹の思いや、兄のからかいが後の伏線になっていて、家族の情が丁寧に積まれている。
- 後半から半泣きで、最後は泣きました。鼻血を出していたのは人の寿命に合わせるためだったのかと思えてきて、何年経っても見守り続ける家族の姿に胸が詰まりました。
- 不幸に反応してしまうヒロインを、ヒーローが吸血鬼じゃないかと疑い出す流れが楽しいです。妹の企みで正体がばれ、大泣きする回が見せ場。両親に拉致られる展開まで笑えます。
- 恥ずかしがりやでドジな女の子が、血を増やさないためにヒーローの不幸を取り除こうとします。目的と恋がぴたりと重なる作りで、距離が縮まる過程を追うのが楽しかったです。
- テンポがよくて読みやすい。ラブラブしているのに見ていて微笑ましく、ダークなところはしっかりダーク。終わり方に一癖あって、そこも含めて満足度が高い。
悪い感想・レビュー
- 最終巻の終わり方があまりにもビターで、そこまでする必要はあったのかと引っかかります。設定は面白いのに、コメディ寄りの絵柄でシリアス展開が多いのも気になります。
- 増えた血を鼻血として噴き出す発想は好きなのですが、画力がちょっと足りない気がして残念でした。話そのものは面白く、コメディの萌え路線として読むぶんには楽しめました。
- 最終回は負の部分が大きく、ヒロインの明るさを損ねていたように思う。盛り上がらないまま進む演出には吸血鬼ものの難しさが出ていて、そこから話を転がす流れも説得力に乏しい。
- 新しいキャラが出てきたところで、それまでの空気が一気に壊れたように思います。若い頃の母親の性格もなかなかで、和やかに読んでいた分だけ戸惑いました。
- ラブコメとしてはハッピーエンドだが、ヒロインの家族にとってはメリーバッドエンド。その犠牲が必要だったのかは最後まで飲み込めず、少女漫画のような読み味だと感じた。
良い感想・レビュー
- 血を吸うのではなく人に分け与えるという逆転した吸血鬼設定が面白い。姉をひとりにしたくない妹の思いや、兄のからかいが後の伏線になっていて、家族の情が丁寧に積まれている。
- 後半から半泣きで、最後は泣きました。鼻血を出していたのは人の寿命に合わせるためだったのかと思えてきて、何年経っても見守り続ける家族の姿に胸が詰まりました。
- 不幸に反応してしまうヒロインを、ヒーローが吸血鬼じゃないかと疑い出す流れが楽しいです。妹の企みで正体がばれ、大泣きする回が見せ場。両親に拉致られる展開まで笑えます。
- 恥ずかしがりやでドジな女の子が、血を増やさないためにヒーローの不幸を取り除こうとします。目的と恋がぴたりと重なる作りで、距離が縮まる過程を追うのが楽しかったです。
- テンポがよくて読みやすい。ラブラブしているのに見ていて微笑ましく、ダークなところはしっかりダーク。終わり方に一癖あって、そこも含めて満足度が高い。
悪い感想・レビュー
- 最終巻の終わり方があまりにもビターで、そこまでする必要はあったのかと引っかかります。設定は面白いのに、コメディ寄りの絵柄でシリアス展開が多いのも気になります。
- 増えた血を鼻血として噴き出す発想は好きなのですが、画力がちょっと足りない気がして残念でした。話そのものは面白く、コメディの萌え路線として読むぶんには楽しめました。
- 最終回は負の部分が大きく、ヒロインの明るさを損ねていたように思う。盛り上がらないまま進む演出には吸血鬼ものの難しさが出ていて、そこから話を転がす流れも説得力に乏しい。
- 新しいキャラが出てきたところで、それまでの空気が一気に壊れたように思います。若い頃の母親の性格もなかなかで、和やかに読んでいた分だけ戸惑いました。
- ラブコメとしてはハッピーエンドだが、ヒロインの家族にとってはメリーバッドエンド。その犠牲が必要だったのかは最後まで飲み込めず、少女漫画のような読み味だと感じた。
同じジャンルの漫画
該当作品はありません。
