レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン
完結著者: 荒木飛呂彦
連載: ウルトラジャンプ/週刊少年ジャンプ
ジャンル: バトル・アクション/西部劇・冒険活劇/サスペンス・群像劇
評価: 9.3/10
あらすじ
1890年のアメリカ。馬で北米大陸を渡りきる、とんでもないレースが始まった。賞金5千万ドルを狙って、世界中から荒くれ者と騎手がスタート地点に集まる。かつて天才騎手ともてはやされながら、自分の慢心で下半身の自由を失った青年ジョニィ。彼はそこで、奇妙な鉄球を操る男ジャイロと出会う。鉄球の回転に触れた瞬間、動かないはずの足がわずかに動いた。もう一度歩きたい。その願いだけを頼りに、車椅子を降りて馬にまたがる。だが六千キロの道の先には、大統領が仕組んだ聖なる遺体の奪い合いが待ち構えていた。荒野を駆けながら、二人は互いの足りないところを教え合っていく。負けても、失っても、また立ち上がる。マイナスからゼロへ向かう再生の旅路!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 車も飛行機もない時代に馬で大陸を渡る、西部劇のロマンにあふれた旅そのものにわくわくできる人
- 打算でも馴れ合いでもなく、足りないものを補い合う相棒の関係をじっくり味わいたい人
- すべてを失った主人公が、もう一度立ち上がるまでの再生の物語に自分を重ねて読みたい人
向いていない人
- 前置きが長い作りなので、物語が動き出すまでの助走を待てず、序盤からテンポよく進んでほしい人
- 能力の理屈が入り組むため、絵だけでは状況がつかみにくい戦いを読み解くのが面倒に感じる人
- 長く続いた流れが一度仕切り直されるので、シリーズの続きとしての地続き感を求めて読みたい人
良い感想・レビュー
- ゴールがはっきりしたレースの筋道と、主人公が変わっていく話がきれいに噛み合っている。進んだ距離がそのまま成長になる作りがうまくて、シリーズの中でも私はこの話が一番好きだ。
- 旅の空気と成長の物語に、男同士の付き合いが重なって味が濃いです。むせ返るほど男くさい人間賛歌でした。しばらくするとまた最初から手に取ってしまいます。自分の家に帰るような気分になる話です。
- 出てくる誰もが何かを失った場所から始まり、そこから這い上がろうともがいている。人生って平穏じゃないよなと妙にリアルで、そこに共感した。マイナスからゼロへ戻っていく再生の話だ。
- 車も飛行機もない時代に、馬だけで大陸を渡るという設定にわくわくした。古い時代のダンディズムを貫く男たちと、容赦ない大自然の厳しさ。西部劇好きな作者の熱が絵の端々からにじんでいる。
- 年上の相棒が導く関係かと思いきや、逆に教えられる場面も多い。馴れ合いでも打算でもなく、足りないところを補い合う互いが師匠になっていく相棒の関係に、私はじんとしてしまった。
悪い感想・レビュー
- 出だしがとにかく長い。前置きの前置きみたいな話が続いて、これがあのシリーズの続きでなければ途中で投げていたかもしれない。何も起きないまま進む序盤の助走は正直きつかった。
- 能力の理屈がどんどん入り組んでいって、癖の強い絵と重なると何が起きているのか追えなくなる。絵だけでは状況がつかめない戦いが続き、私は途中で少し疲れてしまった。
- 戦いの決着に納得しきれない回が何度かありました。駆け引きの組み立ては面白いのですが、勝ち負けの理屈を押し切られる感じが残ります。この形はもうやり尽くされたのかなとも思いました。
- これまでの流れが一度リセットされる作りで、新鮮ではあるものの乗り換えるのに時間がかかった。見知った名前だけが漂う別の世界に、俺は最後まで戸惑ったままだった。
- 読み終えても、胸がすっとする感じが最後まで来なかった。駆け足で片づいていく終盤のせいもあるだろう。同じ話でも、もっと時間をかけて見せてくれたら受け取り方は違ったはずだ。
良い感想・レビュー
- ゴールがはっきりしたレースの筋道と、主人公が変わっていく話がきれいに噛み合っている。進んだ距離がそのまま成長になる作りがうまくて、シリーズの中でも私はこの話が一番好きだ。
- 旅の空気と成長の物語に、男同士の付き合いが重なって味が濃いです。むせ返るほど男くさい人間賛歌でした。しばらくするとまた最初から手に取ってしまいます。自分の家に帰るような気分になる話です。
- 出てくる誰もが何かを失った場所から始まり、そこから這い上がろうともがいている。人生って平穏じゃないよなと妙にリアルで、そこに共感した。マイナスからゼロへ戻っていく再生の話だ。
- 車も飛行機もない時代に、馬だけで大陸を渡るという設定にわくわくした。古い時代のダンディズムを貫く男たちと、容赦ない大自然の厳しさ。西部劇好きな作者の熱が絵の端々からにじんでいる。
- 年上の相棒が導く関係かと思いきや、逆に教えられる場面も多い。馴れ合いでも打算でもなく、足りないところを補い合う互いが師匠になっていく相棒の関係に、私はじんとしてしまった。
悪い感想・レビュー
- 出だしがとにかく長い。前置きの前置きみたいな話が続いて、これがあのシリーズの続きでなければ途中で投げていたかもしれない。何も起きないまま進む序盤の助走は正直きつかった。
- 能力の理屈がどんどん入り組んでいって、癖の強い絵と重なると何が起きているのか追えなくなる。絵だけでは状況がつかめない戦いが続き、私は途中で少し疲れてしまった。
- 戦いの決着に納得しきれない回が何度かありました。駆け引きの組み立ては面白いのですが、勝ち負けの理屈を押し切られる感じが残ります。この形はもうやり尽くされたのかなとも思いました。
- これまでの流れが一度リセットされる作りで、新鮮ではあるものの乗り換えるのに時間がかかった。見知った名前だけが漂う別の世界に、俺は最後まで戸惑ったままだった。
- 読み終えても、胸がすっとする感じが最後まで来なかった。駆け足で片づいていく終盤のせいもあるだろう。同じ話でも、もっと時間をかけて見せてくれたら受け取り方は違ったはずだ。










