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ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン

ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン

著者: 荒木飛呂彦

連載: ウルトラジャンプ/週刊少年ジャンプ

ジャンル: ファンタジーバトルアクション冒険西部劇

評価: 9.4/10

あらすじ

『ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン』は、19世紀末のアメリカ大陸横断レースを舞台に、元天才騎手ジョニィ・ジョースターと謎多き男ジャイロ・ツェペリが、賞金5000万ドルと“聖人の遺体”をめぐる陰謀に巻き込まれていく物語。馬術とスタンド能力が融合した独自のバトル、レースの過酷さ、仲間との絆、そして大統領ファニー・ヴァレンタインとの死闘が重層的に描かれる。シリーズの世界観を再構築し、哲学性・物語性・アクション性が高次元で融合した作品として高い評価を受けている。

良い所

  • ジョニィとジャイロの関係性が物語の核として非常に強く描かれていて、二人の成長と絆が読み応え抜群だった。特にジョニィの変化はシリーズでも屈指の完成度だと感じた。
  • レース形式の物語が新鮮で、ステージごとに戦い方や環境が変わるため、常に緊張感があり飽きずに読み進められた。
  • スタンド能力が“馬”や“回転”と結びついており、能力バトルの理屈が深く、戦闘に説得力があった。特に“無限の回転”の概念は圧巻だった。
  • ファニー・ヴァレンタイン大統領のキャラクター性が強烈で、敵でありながら思想に一貫性があり、シリーズでも屈指の魅力的なラスボスだった。
  • 作画の完成度が非常に高く、構図・ポージング・背景描写が芸術的で、ページをめくるたびに迫力を感じた。

悪い所

  • “回転”や“無限”など能力の概念が高度で、理解するのに時間がかかる場面が多かった。
  • レースの展開が長期化するため、中盤はテンポが緩やかに感じる部分があった。
  • 敵キャラの能力が複雑で、戦闘の理屈が一読では分かりにくい回があった。
  • 世界観がリセットされているため、従来のジョジョシリーズの流れを期待すると戸惑う部分があった。
  • 終盤の展開が怒涛すぎて、キャラクターの心情描写が追いついていないと感じる箇所があった。

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