# ロザリオとバンパイア

## 基本情報

- 著者: 池田晃久
- 連載: ジャンプスクエア、月刊少年ジャンプ
- ジャンル: バトルアクション、学園ファンタジー、ラブコメディ
- 評価: 7.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年09月02日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/5d6674b3-d389-4cad-8ce4-13cdb77f5985

## あらすじ

高校受験に全部落ちた青野月音がたどり着いたのは、山奥にある全寮制の学園。ところがそこは、人間界にまぎれて暮らす術を学ぶ妖怪だけの学校だった。人間だとバレたら命はない。怯える月音を引き止めたのは、登校初日に出会った美少女・赤夜萌香。彼女の正体は、胸のロザリオで力を封じられた吸血鬼だった。サキュバスや魔女、雪女の少女たちと新聞部を作り、にぎやかな日々が始まる。けれど妖怪同士の抗争や、人間を憎む者たちの企みが次々と押し寄せてくる。仲間を守るため月音は萌香の血を受け入れて力を得るが、その代わりに自我を失う危うさを抱え込む。人と妖怪が肩を並べて生きられる日を目指した、命懸けの戦い！

## この漫画を読むのに向いている人

- 最初は粗削りでも、読み進めるほどに**絵も作風も別物のように化けていく作品**を追いかけたい人
- 美少女だらけの賑やかさと、**友情・努力・勝利で押し切る熱いバトル**を一緒に味わいたい人
- にぎやかなラブコメの奥に隠れている、**まっすぐな純愛と切ない結末**までしっかり受け止めたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 長く続く連載にありがちな、**強さの基準がどこまでも膨らんでいく展開**に乗りきれない人
- お色気まじりの笑いから急にシリアスへ振り切れる、**作風の温度差**がどうしても気になる人
- ヒロインが何人も出てくる物語で、**全員がきちんと報われる結末**を何より大事にしたい人

## 良い所

- 序盤は頭身の甘さが気になったけれど、読み進めるうちに絵がどんどん上手くなっていくのがわかった。お色気より**戦いの比重がぐっと増していく作風の変わりよう**に驚いた。同じ作者とは思えない。
- 校内の取り締まり役が妖狐だったり、トロールが出てきたりと、妖怪同士のぶつかり合いが続く展開に引き込まれた。主人公が**吸血鬼の血を分けてもらって覚醒する場面**は、うれしさより先にひやりとした。
- 続編から出てくる妹キャラがとにかく可愛くて、私はすっかりやられました。魔女の薬でみんな小さくなってしまい、その姿のまま助けに向かう回が好きです。**小さいままで挑む仲間たちの奮闘**がたまりません。
- 登場人物がかなり多いのに、一人ひとりの立ち位置がぶれないのが好きだった。ハーレムもバトルも揃っているのに、この作品の芯にあるのは**まっすぐな純愛**。終盤の切なさに胸を掴まれた。
- アニメの印象でお色気中心かと思っていたら、漫画は後半ずっと戦いが続いて驚いた。友情・努力・勝利が揃った**少年漫画そのものの熱さ**に、俺は何度も泣かされた。終わってしまうのが寂しい。

## 悪い所

- 女の子が一人ひとり違う持ち味を出していて、主人公が子供から大人へ育っていく過程も好きだった。それだけに**ヒロイン全員が報われないままの幕引き**が痛い。全員が笑って終わる形も見たかった。
- 「なにぃ！」「やった！」「残念だったな」の繰り返しが続くようになって、さすがに飽きてきた。**歯止めのきかない強さのインフレ**がバブルを超えた感じで、そろそろ落ち着いてほしい。
- 前半シリーズの締めくくりは雑誌が休刊になった事情もあってか、無理に畳んだ印象が残った。**盛り上がりきらないまま迎える区切り**が惜しい。ただ、ここで一度切れたのも悪くはなかったと思う。
- ヒロインたちが主人公を助けに行く場面、自分で答えを出したのではなく人に説得されて動いたのが引っかかった。**彼女たち自身の葛藤が薄い**まま話が進んでしまい、感動しきれなかった。
- ハーレム設定のラブコメに少年漫画のバトルを混ぜた作りだけれど、**物語の掘り下げがもう一段ほしかった**というのが正直なところ。設定そのものは面白いだけに惜しい。
