# 鴨乃橋ロンの禁断推理

## 基本情報

- 著者: 天野明
- 連載: 少年ジャンプ+
- ジャンル: ミステリー、コメディ、サスペンス
- 評価: 8.4/10
- 最終更新日: 2026年04月17日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/5f291472-da56-412c-84df-ffcf19560e0e

## あらすじ

かつて探偵養成学校でトップの成績を修めた天才・鴨乃橋ロンには、探偵として致命的な「欠陥」があった。天野明が描く、訳ありの天才探偵と、ピュアで熱血な刑事・トトが挑む本格ミステリー。ロンの圧倒的な推理力で事件を解決に導く爽快感と、その後に訪れるビターな展開、そして二人が築いていく確かなバディの絆に、ページをめくる手が止まらなくなる。

## 良い所

- 天野明先生らしい、スタイリッシュで魅力的なキャラクターデザインが最高です。ロンの飄々とした態度と、ふとした瞬間に見せる天才の凄みに惹きつけられます。
- 「犯人を追い詰めてしまう」というロンの欠陥が、単なる推理モノに終わらないサスペンスを生んでいます。事件の解決が必ずしもハッピーエンドにならないビターな余韻が好きです。
- トトが本当に良い子で、彼の純粋さがロンの危うさを中和してくれています。凸凹コンビが少しずつ本当のバディになっていく過程が丁寧に描かれていて、応援したくなります。
- 密室トリックや暗号解読など、ミステリーとしての謎解き部分もしっかり練られていて、読み応えがあります。読者も一緒に考えながら楽しめる構成です。
- ロンの過去に隠された大きな謎（M家との因縁など）が物語の縦軸として効いていて、単発の事件だけでなく全体を通したストーリーの続きが常に気になります。

## 悪い所

- ロンの「欠陥（犯人を死に追いやる）」の描写が、サスペンスとしては面白いものの、探偵モノとしては少し後味が悪く感じられるエピソードもあります。スッキリ感を求める人には合わないかも。
- 天才すぎるがゆえに、推理の過程が少し飛躍しているように見える場面があり、「なぜそう結論づけたのか」についていけないことがありました。
- トトがロンに頼りきりになる場面が序盤は多く、刑事としてのトトの有能さをもっと見たいと感じる読者もいるようです。
- コメディタッチの日常シーンと、シリアスで重い殺人事件のシーンの落差が激しいため、雰囲気の切り替わりに戸惑うことがあります。
- 宿敵との戦いが始まってからは、少しファンタジーや異能バトル寄りの展開になりつつあると感じる読者もいて、純粋な本格ミステリからは少し外れてきているという声もあります。
