レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
読む前に確認したい相性
向いている人
- 天才的な頭脳とハッタリで窮地を突破する主人公の爽快なバトルが好きな人
- 敵との誇りをかけた戦いと後味のよい完結まで一気に楽しみたい人
- テンポよく展開するエンタメ性の高いバトル漫画をさくさくと読みたい人
向いていない人
- 前の部の主人公を気に入っていて、新しい主人公への切り替えになじむのに時間がかかる人
- 舞台が次々と変わる展開の速さに置いていかれる感覚になりやすい人
- 伏線の張り方やトリックにご都合主義を感じると納得しにくくなってしまう人
良い感想・レビュー
- お調子者だけどいざという時に見せるジョセフの天才的な策略と、敵の裏の裏をかくハッタリの連続に、ページを捲る手が震えるほど興奮しました!王道の格闘とは違う、知略を極めた戦いこそジョジョの真髄です。
- 宿敵であるワムウとの、戦士としての誇りを懸けた戦いと決着の瞬間には、敵味方を超えた「敬意」の美しさに涙が止まりませんでした。ただの悪役ではない、敵側の矜持が物語に深い感動を与えてくれます。
- 第1部の重厚さを引き継ぎつつも、物語全体に漂う軽快さとエンタメ性のバランスが完璧で、一気に読み進めてしまう中毒性があります。シーザーとの友情も、その後の運命を思うとさらに胸に迫るものがあります。
- 荒木先生の描く、「柱の男」たちの彫刻のような肉体美と圧倒的な強者のオーラが画面から溢れ出していて、絶望的な戦力差にどう立ち向かうのか、毎話ドキドキの連続でした。究極の生命体との決着も納得の展開です。
- 「人間賛歌」というテーマが、ジョセフの奇想天外な生き様を通じて結実するラストシーンは、シリーズの中でも屈指の爽快感があります。完結した時の「凄いものを読み終えた」という満足感は、他では味わえません。
悪い感想・レビュー
- 戦闘中のトリックが「いくら何でもご都合主義すぎる」と感じてしまう場面が一部にあり、リアリティを重視する読者には少し設定の無理矢理さが鼻についてしまうかもしれません。勢いを楽しむ必要があります。
- 物語の舞台が目まぐるしく変わるため、中盤の展開が少し慌ただしく感じられ、もう少し一つの国での冒険をじっくり読みたかったな、と感じる時期がありました。テンポの良さの裏返しではあるのですが。
- ナチス・ドイツが共闘相手として登場する設定について、フィクションとしての演出だと分かっていても、現代の倫理観からすると少し戸惑いを感じてしまう瞬間がありました。当時の漫画らしい大胆な設定です。
- アクションシーンにおいて何が起きているのか把握しにくい描写がたまにあり、特に波紋の特殊な使い方の説明が少し難解に感じられる回がありました。図解はされているのですが、少し集中力を要します。
- 前作の主人公ジョナサンの「紳士的な騎士道精神」を愛していたファンにとっては、ジョセフの不真面目な態度が、最初は少し受け入れがたく感じられるかもしれません。物語が進めば彼の魅力が分かるのですが。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
お調子者だけどいざという時に見せるジョセフの天才的な策略と、敵の裏の裏をかくハッタリの連続に、ページを捲る手が震えるほど興奮しました!王道の格闘とは違う、知略を極めた戦いこそジョジョの真髄です。
戦闘中のトリックが「いくら何でもご都合主義すぎる」と感じてしまう場面が一部にあり、リアリティを重視する読者には少し設定の無理矢理さが鼻についてしまうかもしれません。勢いを楽しむ必要があります。
宿敵であるワムウとの、戦士としての誇りを懸けた戦いと決着の瞬間には、敵味方を超えた「敬意」の美しさに涙が止まりませんでした。ただの悪役ではない、敵側の矜持が物語に深い感動を与えてくれます。
物語の舞台が目まぐるしく変わるため、中盤の展開が少し慌ただしく感じられ、もう少し一つの国での冒険をじっくり読みたかったな、と感じる時期がありました。テンポの良さの裏返しではあるのですが。
第1部の重厚さを引き継ぎつつも、物語全体に漂う軽快さとエンタメ性のバランスが完璧で、一気に読み進めてしまう中毒性があります。シーザーとの友情も、その後の運命を思うとさらに胸に迫るものがあります。
ナチス・ドイツが共闘相手として登場する設定について、フィクションとしての演出だと分かっていても、現代の倫理観からすると少し戸惑いを感じてしまう瞬間がありました。当時の漫画らしい大胆な設定です。
荒木先生の描く、「柱の男」たちの彫刻のような肉体美と圧倒的な強者のオーラが画面から溢れ出していて、絶望的な戦力差にどう立ち向かうのか、毎話ドキドキの連続でした。究極の生命体との決着も納得の展開です。
アクションシーンにおいて何が起きているのか把握しにくい描写がたまにあり、特に波紋の特殊な使い方の説明が少し難解に感じられる回がありました。図解はされているのですが、少し集中力を要します。
「人間賛歌」というテーマが、ジョセフの奇想天外な生き様を通じて結実するラストシーンは、シリーズの中でも屈指の爽快感があります。完結した時の「凄いものを読み終えた」という満足感は、他では味わえません。
前作の主人公ジョナサンの「紳士的な騎士道精神」を愛していたファンにとっては、ジョセフの不真面目な態度が、最初は少し受け入れがたく感じられるかもしれません。物語が進めば彼の魅力が分かるのですが。





