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ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流

ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流

完結
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著者: 荒木飛呂彦

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: バトル・アクションファンタジー・冒険

評価: 9.3/10

あらすじ

1938年、ニューヨーク。祖父ゆずりの血を継ぐジョセフ・ジョースターは、軽口ばかり叩く喧嘩っ早い青年だった。ところが石仮面の謎を追ううち、吸血鬼すら餌にする太古の生物「柱の男」と向き合うことになる。波紋の力だけでは到底届かない格上を前に、彼が武器にしたのはハッタリと知恵。反発し合った相棒との絆、命を削る修業、誇りを賭けた敵との一騎打ちを経て、物語はひとつの決着へ向かって転がり出していく。笑いながら追い詰められ、追い詰められながら逆転する痛快さの裏で、人が人であることの誇りが静かに問われ続ける。読み終えて胸に残るのは、勝ち負けを超えた人間賛歌!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 力比べだけのバトルでは物足りなくなり、知恵ひとつで格上をひっくり返す戦い方にしびれたい人
  • 反発し合った相手と背中を預け合うまでの流れなど、王道をまっすぐ走る少年漫画の熱さを浴びたい人
  • 敵味方どちらにも譲れない誇りがあり、倒した相手にまで敬意を払う戦いに胸を打たれる人

向いていない人

  • 積み上げた駆け引きの末に、終盤だけ力押しへ切り替わる決着が来ると一気に冷めてしまう人
  • 主人公以外の仲間にも均等な見せ場がほしく、強いと言われる脇役が勝てない構図が気になる人
  • 濃い筋肉描写の劇画調が続く絵柄は重く、絵で好き嫌いがはっきり分かれる作品を避けたい人

良い感想・レビュー

  • 格上相手に罠を張り、ハッタリで揺さぶり、次の一手まで読み切る。頭脳ひとつで力の差をひっくり返す戦い方が痛快で、終盤の戦車での一騎打ちは僕の中で今も名勝負だ。
  • 息絶える寸前、最後の力を振り絞って仲間に望みを託す場面には泣かされた。倒した相手にすら戦士としての敬意を払う敵の描き方も好きで、単純な善悪の話に収まっていない。
  • 重苦しかった前作から一転、軽口を叩きながら戦う主人公が新鮮でした。強敵ぞろいなのに読み味が明るいバトルが続き、敵ごとに攻め方が変わるので飽きずに読み進められます。
  • 「次にお前はこう言う」と先回りする決め台詞にしびれた。強大な敵を前に人間が命を懸けて抗う場面もあり、力で劣る側が誇りだけは譲らないという芯が最後まで通っている。
  • 不仲だった相手と背中を預け合うまでの流れ、地味な修業、別れ、そして総力戦。王道をまっすぐ走りきる少年漫画の気持ちよさが詰まっていて、私のようにひねくれた読者でも素直に燃えた。

悪い感想・レビュー

  • 終盤の決着だけは拍子抜けした。それまで細かい駆け引きで魅せてきたのに、最後の最後で運任せの力押しに切り替わるのが惜しい。直前の一騎打ちが良すぎた分、こっちの熱まで一気に引いてしまった。
  • 主人公以外に華がないのが物足りないです。格上と示された師匠や相棒が単独で勝つ場面をほとんどもらえず、強いと言われるだけで実績が伴わない脇役の描かれ方に何度かもやもやします。
  • 戦い方の引き出しが思ったより狭い。ひもを結んで波紋を流す手口が繰り返されるうえ、冷静に考えると物理的に無理があるトリックも目につき、途中から手口が読めるようになる。
  • 敵の頭目が終盤で急に小さく見えたのが残念でなりません。序盤は仲間思いの一面を持ち合わせる奥行きのある悪役だったのに、騙し討ちばかりする卑怯者に成り下がる扱いに落胆しました。
  • 絵がどうしても受けつけない。濃い劇画調の筋肉描写が続くと僕の場合は胸焼けしてきて、読む前に絵柄で好き嫌いが分かれるタイプだと思う。物語は面白いのに、そこで止まる人は多いはず。

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