# レッドブルー

## 基本情報

- 著者: 波切敦
- 連載: 週刊少年サンデー
- ジャンル: ドラマ、スポーツ、アクション
- 評価: 8.9/10
- 最終更新日: 2026年06月03日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/62e897f9-de09-457d-a3e9-5a99d5a9461a

## あらすじ

陰キャでコンプレックスまみれの少年・鈴木青葉が、恵まれた才能と体格を持つ宿敵・赤沢に勝つため、総合格闘技（MMA）の世界に身を投じる！波切敦が描く、嫉妬と執念を原動力にした異色の格闘物語。爽やかなスポーツマンシップとは無縁の、人間の底辺から這い上がろうとするドロドロとした感情が、リングの上で火花を散らす。リアルな技術解説と、剥き出しの闘争心が激突する、最高にスリリングなMMAエンターテインメント。

## この漫画を読むのに向いている人

- 嫉妬や劣等感といった**負の感情を原動力に戦う主人公**の、生々しくリアルな泥臭さに惹かれる人
- 寝技の攻防や関節技の極め方まで丁寧に描かれた、論理的で駆け引きのある格闘描写を堪能したい人
- 汗や吐息まで伝わってくるような生々しいバトルの迫力に、ページをめくる手が止まらなくなりたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 屈折した主人公の言動には共感しづらく、まっすぐで応援したくなる人物像を求めてしまう人
- 骨が折れる音や流血、激しい打撃といった**生々しい描写**に耐性がなく、読むのが辛くなる人
- 読後に清々しさや爽やかさを求めていて、終始重く泥臭い雰囲気が続くのを苦手に感じる人

## 良い所

- 主人公の青葉が、いわゆる「格好いいヒーロー」ではなく、嫉妬や劣等感、相手を引きずり下ろしたいというドロドロした負の感情を原動力に戦っているのが非常にリアルで面白い。格闘技漫画の新しい地平を感じます。
- 総合格闘技の技術解説が非常にマニアックで丁寧。単なる力押しではなく、寝技の攻防や関節技の極め方など、論理的な駆け引きが描かれているので、格闘技ファンも納得のいく読み応えがあります。
- 波切先生の描くバトルの迫力が凄まじい。汗や吐息が伝わってくるような生々しい描写に、ページをめくる手が止まりません。特に青葉が「一矢報いる」瞬間のカタルシスは格別です。
- 赤沢という圧倒的なライバルの存在感が秀逸。彼に対する青葉の屈折した感情が、物語に強い緊張感を与え続けています。爽やかな青春ものでは味わえない、人間の本能を刺激する泥臭さがこの作品の魅力です。
- 周囲のキャラクターたちも一癖も二癖もあり、それぞれの格闘技にかける想いや執念が描かれているのが良い。単なる主人公の成り上がりだけでなく、MMAという厳しい世界のリアリティを多角的に楽しめます。

## 悪い所

- 主人公・青葉の性格がかなり屈折しており、言動に共感できないという読者もいるかもしれません。彼の「負のエネルギー」に寄り添えるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの最大の分かれ目だと言えます。
- 格闘技の描写が生々しいため、骨が折れる音や流血、激しい打撃といった描写に耐性がない人には、読んでいてかなりきついと感じるシーンも少なくありません。ある程度の覚悟が必要な作品です。
- 技術的な解説が非常に細かいため、全く格闘技のルールを知らない人が読むと、バトルの攻防が何を目的に行われているのか少し理解しづらいと感じてしまう場面があるかもしれません。注釈や読み込みが必要。
- 全体的に「爽やかさ」がほぼ皆無なので、読後感に清々しさを求めている時には、少しドロッとした感情が残りすぎて重く感じてしまうことも。あくまで「執念の結末」を見届けるための覚悟が求められます。
- 青葉の成長スピードがいくらなんでも早すぎて、時々ご都合主義に感じてしまうのが不満。特定の技一つで大逆転するのではなく、もっとお互いの戦略が泥沼にハマるような、ギリギリの死闘をじっくり読みたかった！
